スライド8

災害支援のコーディネートが初めての方へ

この3連休、本当にお疲れ様でした。
きっと、これまでの人生で経験したことがないことを、たくさんした連休だったと思います。

本当にお疲れ様です。

今回の災害の支援は、おそらくこの先も長期化すると思われます。
そこで、必要に応じて長く続けるために、僕の実体験からいくつか
多分有効だと思うことを共有させて頂きます。

1)定期で休みを必ずとる
2)あなたのやり方できっと大丈夫
3)広げすぎないこと

1)定期で休みを必ずとる

まずはじめに、1つ質問させてください。
今の活動は、この先も続けられそうですか?

あなた自身の「心の負担」がとても心配です。
僕の経験上、体の負担より心の負担の方が、気づきにくく、回復するのが大変です。
そして、それが原因で活動を続けるのが難しくなることがあります。

目の前の支援やボランティアのニーズは、自分の許容量を超えてたくさん押し寄せてきていませんか?

緊急の必要性があることが沢山あると思いますが、自分の心の声も聞いてあげてください。
支援は、長距離走になると思います。回復する時間を必ず取ってください。

「休める時に休む」は、多分無理です。ニーズが沢山舞い込むので。
毎週〇〇曜日は休むなど、定期化しましょう。

そして、仲間に分担できればお願いしましょう。

長距離走をチームで行える体制を作るためにも、しっかりやすみましょう。


2)あなたのやり方できっと大丈夫

ニーズのマッチングをしていると、いろんな声が聞こえてきます。
そこで、悩むことや、選択しないといけないことがあると思います。
あなたが出した答えできっと大丈夫」だと思います。
あなたが一番、現地と支援のニーズを知っていて、最も良いと思った答えです。
それ以上の選択は、他の人にはできません。

ただ、答えを出す時には悩むこともあると思います。
その時は、仲間や経験者に相談してみてください。
きっと、あなたを支えてくれる人がいます。
だから、上手く頼りましょう。

3)広げすぎないこと

公的な機関や、リソースが多い機関であれば、初めての災害支援のコーディネートを、あなたが担うことにはならないと思います。

小さい組織が、大きな組織と同じことをやろうとすると、疲弊しますし、続来ません。
なので、沢山必要なことが見えると思いますが、自分たちがやるべきことを明確にして行きましょう。
その上で、自分たちにできないことが見つかれば、他の機関に繋いだり、連携して行きましょう。

いつか必ず、その活動は小さくなって行きます。
いつが最大化するかわかりませんが、無理せず続けるために、自分たちの「すること」と「できること」を明確にして行きましょう。


最後に
僕自身は、災害支援の専門家や、特別な研修を受けた人ではありません。もし、これをご覧頂いた専門の研修など受けた方は、支援コーディネーターのための資料など共有して頂けるとありがたいです。

僕は、実際のコーディネートの一経験者ですので、当てはまらないこともあると思うので、参考程度に見てください。
3.11後に始めてのボランティア活動を行い、災害支援のコーディネートを2年〜3年くらいしていました。

リハビリテーションに特化した活動で、日本中からボランティアがきて、遠くはイギリス、アメリカからの方もいました。

何人来ていたのかは、正直覚えていません。

震災当時は、理学療法士として4年目で、現地(石巻市)の支援を開始した時には、5年目でした。

当時の運営コアメンバーは、5〜6名くらいで、遠隔でサポートしてくれる方が、また同じくらいいたと思います。

僕は、現地の支援をするために、2011年12月に石巻市に移住しました。

理学療法士としてもボランティアとしても経験が少ない自分を、チームの仲間は本当に支えてくれました。

上手くできなかったり、生意気なところも沢山あったと思いますが、、医師や理学療法士など、僕の大先輩の方に本当に助けてもらいました。

もし、僕たちが行なっていた活動に関心ある方は、下記をご覧ください。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20110907-OYTEW53453/

https://www.p-supply.co.jp/topics/index.php?act=detail&id=122

http://fields.canpan.info/data/organizations/117/117448/1174482339/files/2_20111030.pdf

https://kasakoblog.exblog.jp/18499050/


過去の災害支援関係の記事はこちらを。


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