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何が出来ないか見極める:なぜ、介助をするのか言えますか?

これまでに、「「どうやったら卒業できますか」、「何をしたら良くなりますか?」という質問を良く聞いてました。

これらは、一方向性ではなく、双方向性です。目的が明確であれば、何をするのかも明確になる。また、目的が曖昧でも適切な内容をして入れば生活は改善し、目標が明確化しやすいです。

今まで、目的の明確化や目的の可視化については伝えてきたのですが、今回は実際に「すること」ということについて考えて見たいと思います。

今回は、「歩く」や「転倒」を改善する視点で考えます。

これらで大事なのは、動きを見る視点です。「何をするか?」は、「何ができて何ができないのか」、そして「境目はどこか」が大事です。そのために「見ます」。

ここで、本人が出来ないと言ってるからという理由で、手伝ってしまうと、本当にできないのか分かりません。出来ないということで、手伝ってくれるから出来ないと言っているのかもしれません。それが続けば、やがて出来ていたことが出来なくなってしまうかもしれません。出来ることを奪う必要はありません。出来ないところを確認してから手伝いましょう。何が出来ないのか見極めましょう。

大事なのは、「全ての動きには意味がある」ということです。

下記に、3つの視点と考え方を述べます。

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