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100年後も200年後も西野亮廣の最新作が出続ける環境

2019年4月13日 西野は昔から数百年後のことを考えて動いていて、当時は、それに随分振り回されたよ

おはようございます。

転職サービス『キャリオク』に登録してみたところ、面接オファーが4件きたので、前向きに転職を検討しているキングコング西野です。

さて。
絵本最新作『チックタック ~約束の時計台~』の発売前ですが、次回作の絵本『みにくいトーマス(仮)』のイラストパートの制作をスタートさせました。

すでに脚本は書き終えていて、『えんとつ町のプペル』から3年後の「えんとつ町」の物語です。
順調にいけば2年後に発売となります。

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エンターテイメントを終わらせない

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僕は実は過去に二度ほど、事故で死にかけたことがありまして(両方とも、なんで生き残っているか分からないレベルの事故です)、先日は、ハンガーノック(低血糖)で身体がプルプルしちゃって、それはそれで放っておくとマズかったらしいです。

自殺願望なんぞ1ミリもありませんが、とはいえ、僕の意思とは関係なく、ある日突然終わってしまう可能性があるわけで(健康は気をつけます)、その時、僕が止まっちゃうのは仕方がないのですが、僕が仕掛けている「エンターテイメント」には、たくさんのスタッフの方やファンの方が絡んでいるので、「エンターテイメント」を止めるわけにはいきません。

てなわけで、僕は僕が突然死んでしまうことを見越して、僕のエンタメを設計しておく必要があります。


昨日、「バーチャル西野」の見積もりが出ました。
静止している状態だと、500万円ぐらいだったので、さっそく開発に入って、たぶん、Instagramあたりからコッソリ、バーチャル西野に置き換えていきます。

ビジネス書の表紙とかも、バーチャル西野でいいと思います。


『えんとつ町のプペル』からスタートした、分業制の絵本は、あれやこれやとテストを繰り返しながら、「西野の絵」を描ける仕組みが出来上がってきました。

今はまだ僕が作画に参加していますが、僕がこの作業から卒業するのは時間の問題だと思います。
『ドラゴンボール』の鳥山明さんのノリです。

一応、向こう30年分ほどの脚本は書きましたが、30年で終わってしまっては面白くないので、僕らのチームが次にやらなきゃいけないのは、映画『魔女の宅急便』のように、絵本の原作を探す作業と、探し続ける仕組み作りだと思います。

分業制の絵本制作には結構な予算がかかるので、この運動を止めない為には、安定的に予算が入ってくる仕組みを作らねばなりません。
たぶん、それは『サグラダファミリア』をモデルにした方がよくて、制作過程を販売することだと思います。


今は、それがオンラインサロンでできているのですが、このサロンは「生身の西野が文章を書いている」というところに価値が発生していると思うので、10年後、20年後の制作過程を販売方法は、また別のやり方になってくると思います。
ボンヤリ考えているのは、『えんとつ町のプペル美術館』の中に「絵本工房」を作ってしまって、イラストレーターが描いたイラストを巨大スクリーンに映し出せるようにしたらいいんじゃねぇかなぁ、と思っております。
毎日、ライブペインティングがおこなわれている状態です。
そして、新作絵本のインタビューはバーチャル西野が受ければいいと思います。

僕が作らなきゃいけないのは、100年後も200年後も西野亮廣の最新作が出続ける環境で、そこに向けてエンヤコラと汗を流しているわけですが、こんな話を表ですると、とても怖がられてしまうので、ここでコッソリと話しています。

エンターテイメントを終わらせないことが僕の目的なので、お葬式は絶対にしないでください。

あんなものをされて、僕の設計図が壊されたら、とても成仏できないっす。
なんだか怖い話になっていますが、健康には、それなりに気を使っているので安心してください。ちゃんと人間ドックにも行きました(*^^*)

いつか皆さんが爺ちゃん婆ちゃんになった時に、お孫さんに「西野は昔から数百年後のことを考えて動いていて、当時は、それに随分振り回されたよ」と僕の悪口を言っていただけると嬉しいです。

エンターテイメントで世界を塗り替えます。
現場からは以上でーす。

【追伸】
今年もニューヨークに行くことになった。

この人の個展のお手伝い↓

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みにくすぎて、さすがにボツになった炭鉱夫のトーマス氏

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分業制の絵本の設計図の一部。

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分業制の絵本の設計図の一部。
各場面の数と、キャラクターの登場数を可視化して、スタッフ全員で重要度を共有する。

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バーチャル西野のザックリ見積もり。やる!

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キャリオクに登録したよ。

ついに、僕を雇ってくれる会社が見つかった。
母ちゃんが喜ぶ。





2019年4月14日 小学生や一般主婦やサラリーマンが「世界のディズニー」を超える物語

おはようございます。

先日いただいた毎日新聞社主催の「毎日広告デザイン賞」の『最高賞』は広告界のM-1グランプリみたいに位置付けらしく、絵本作家に続き、広告マンとしても日本一になったらしいキングコング西野です。

さて。
僕には明確な目的があります。

それは「みんで一緒にゴールテープを切ること」です。

足の遅いメンバーを切り捨てるのは簡単ですが、せっかく搭載している脳ミソをそんなに簡単なことには使いたくなくて、「どうすれば足の遅さが個性となって、チームにとって必要なメンバーになるのか?」ということを僕は考えます。

まずは、その人を「イイね」と肯定して、そのあとに、「その人のどこがイイのか?」を考える方が頭の体操になるので、僕にとってはプラスです。

なので、誰か一人を置いてきぼりにするチームづくりには興味がなく、基本ルールとして『全員参加』です。

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普通の主婦がディズニーに挑む

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そんなこんなで昨日はサロンメンバーの皆さんと映画『えんとつ町のプペル』の仮アフレコ収録がありました。

「仮アフレコ」というのは、絵コンテに入れる声のことで、本来、これは現場スタッフ(アニメーターさん達)がやるものなのですが、「お客さんと一緒に映画を作りましょう」とスタッフを口説き落として、仮アフレコをサロンメンバーにお願いすることになりました。

そりゃあ、素人さんなので、そんなに上手じゃないですよ(笑)
棒読みだし、緊張して、やたら噛むしww
そりゃあ、プロにお任せした方が収録もスムーズに進みますし、クオリティーも高くなります。

ですが、昨日の仮アフレコに参加された方は、絶対に家族や友人を誘って映画『えんとつ町のプペル』を観に来るし、もう「自分の作品」になっているので、きっとオープニングのタイトルを見ただけで、こみ上げてくるものがあるハズです。

中には、オープニングのタイトルを見ただけで泣き出す人もいるかも。

そんなの最高じゃん!

日々、様々な実験を繰り返しているのですが、経験上、「ゲームで優勝した時」よりも、「ゲームチェンジに成功した時」の方がインパクトが大きくて、今回の場合だと、

「プロが作った究極作品をお客さんに届ける【高級レストラン型】の映画」
から、
「お客さんが楽しむ作品をお客さんが作る【バーベキュー型】の映画」
へと“ゲームチェンジ”しようと思っています。

僕らがディズニーに勝てる可能性があるとするなら、そのポイントを突くしかありません。

僕が映画『えんとつ町のプペル』で描くのは、小学生や一般主婦やサラリーマンが「世界のディズニー」を超える物語です。
そもそも映画『えんとつ町のプペル』が、そんなストーリーなので、作り方も、そのストーリーに合わせます。

なので、皆さんが映画制作に参加できる場所をたくさん作りますね。
一緒に映画を作りましょう。
そして、世界を獲りましょう。

絶対にやれるよ(*^^*)
現場からは以上でーす。

【追伸】
5月25日に北海道(帯広)で呑み会をしまーす。

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この記事は1年経過したのでサロンメンバーに公開許可された投稿です。
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普通に生活費のかかる個人ですから。お金をいただけるのは嬉しいことです。 ありがとうございます。先にお礼を言ってしまいました。返礼の法則って知ってますか?さあ