見出し画像

【「社会問題」と「社会学的問題」】院生/修士生ライフブログDay25(5月12日)

こんにちは、たまひなです。

さて、今日からオンラインで講義が始まりました!!

オンラインでリアルタイムで授業やってみて感じたことは、オフラインにあった「間」というものが消えて、オフラインではわざわざ説明しなくても済んだことを言語化しないといけないことが増えたということです。面白いけどちょっと面倒ですね(笑)

言語力の向上の必要性を感じます。

今日の学びで大きかったことは、「社会問題」と「社会学的問題」は違うということです。

社会問題は、ある規範に基づいて、社会はこうでなくちゃいけないというようなものから逸れた事象に対して、解決することを目的としている。

けれど、

社会学的問題は、世の中で起こっている事象の、裏側を見つめその社会的構造、システムを注意深く観察すること。社会問題を解決しようとするのではなくて、そもそもの制度などに対して疑問を持つことが大事なよう。

例えば、「コロナ離婚」を例にとってみるとしましょう。

社会問題として、この問題を扱うとコロナ離婚の問題解決が目的にきて、どうすれば離婚しなくて済むのかということを考えると思うのですが、

社会学的問題として考えると、
そもそも、今までのジェンダー観で支えられていた結婚というもの自体を考察する必要があったり、

一人になる時間を確保しやすい家(広さや間取りの多さ)に住んでいる経済的クラスの高い人々の方が、そうではないクラスの人々よりもコロナ離婚は起きにくいかもしれないという問いを作ることもできそうですね。

大事なことは、社会学的問題は事象に対して、その裏を探し、構造やシステムを見るという大きな視点を持ち科学的にアプローチしていくことかと。

今まで気づかなかったけれど、私は物事に対して善悪でジャッジするのではなく、客観的に受け止め事実を知りたいという知的好奇心の方が強いため、

社会問題よりも、どちらかというろ社会科学的問題に関心があったのだと分かり、改めて、社会科学科を選べて良かったな~と思いました。

授業が始まり、新しいことを知る機会が増え楽しくなってきました。

それでは、また明日お会いしましょう★



よろしければお願いします。いただきましたサポート代は、コンテンツの充実にむけて有効に利用させていただきます!