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【映画を見て語彙力を高める方法】院生/修士生ライフブログ。Day3(4月3日)

こんばんは。たまひなです。

昨日の夕方に早稲田大学から、この春学期の授業は全てオンラインで行うという連絡メールが届きました。5月11日から授業開始なのですが、それは全てオンラインでやるとのことです!!

このコロナの危機を向かい風ではなく、追い風にしようとしている心意気、個人的には、挑んでいる感じがして好感持てます。この現象はなんと呼ぶのでしょうか?リモートワークがあるなら、リモートアカデミック?在宅学習、自宅学習??

後々、何と呼ばれるか少し楽しみにしてます(笑)

この大学の取り組みが、将来、「リモートワークができて、在宅でも自己管理をしながら、コミュニケーションを円滑にとれる学生が増えた」と言われると良いですよね。そう言われたいので、良い機会だと思って楽しめたらと思っています。

4月15日にオンラインの受講のノウハウを発信する「Learn Anywhere」を開設する方向で動いているみたいです。大学職員の方々が、色々動いてくださっているのが分かりますね。

さて、そろそ本題に入りましょう。

本題。映画を観て語彙力を高める方法。

さて、今日は映画を観ながら、語彙力を鍛えるという話をします。
私は、この頃自分の語彙力のなさに憤りを感じていまして、院生になるのだから語彙力を鍛えようと思い、『語彙力こそが教養である』を読みながら、色々考えてみました。この本は、「語彙が会話の表現力や説明力に直結し、知的レベルを映し出す」と語彙力を鍛えることの重要性を説き、具体的にどのように語彙を鍛えるのかということを紹介している本です。

以下のnoteに少しですが、語彙力を鍛える重要性を書いておりますので、よろしければご覧ください。

『語彙力こそが教養である』には、具体的にどうしたら語彙力がつくのかということも紹介されています。慣用句や、四字熟語、ドストエフスキー、夏目漱石、シェイクスピア、『三国志』や『論語』といった名著に触れることが語彙力アップには近道だそうです。この、自粛期間にこれらの中から、興味のある本を何冊か読んでみたいなと思っています。

ですが、このような名著以外からでも、語彙力は鍛えられるらしく、<語彙力をアップさせる映画の見方> が三章で紹介されていましたので、今日は気になっていた映画を観ながら試してみました。

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日本語字幕をつける

語彙トレーニングを映画でするとはどういうことかと言うと、日本語の字幕をつけて観るということです。映画字幕は「1秒間あたりのセリフにおよそ4字」という厳しい時数制限の中で制作されているので、表現力のたまものだそう。

著者の斎藤孝さんのおススメ映画は、アカデミー賞の常連監督、ウッディ・アレン氏の映画、『アニー・ホール』、『それでも恋するバルセロナ』、『ミッド・ナイト・イン・パリ』、『人生万歳』などの気負わずに鑑賞できる映画だそうです。時間がある方は見られると良いのではないかと思います。

おススメも良いのですが、今回、私はNetflixオリジナルの映画、『マリッジストーリー』を前々から観たいと思っていたので、こちらで試してみました。

この、映画は、お互い愛し合っているのに、どうしても合わず離婚に向かっていく夫婦の物語です。お互いのことを想っているのに、壊れていく関係、憎めない相手だからこそ辛いというような人間の、なんとも脆くて儚いけれど、愛を感じさせるストーリーでした。

この複雑で、多くの人にも経験がありそうな繊細な感情のディテールから語彙力の向上に繋がる表現に期待して選んだものの、

内容に引き込まれすぎてしまって、しばしば語彙のことを忘れてしまいました...

ですが、意味が分からない言葉が出てきたのでハッとして調べてみました。それは、彼らの弁護士達が調停でやり合う場面で、「荒唐無稽な話よ!」というセリフでした。

調べてみると

荒唐無稽(こうとうむけい)・・・根拠がなく現実性がないこと。でたらめ。

という意味の言葉だと分かりました。春秋戦国時代の『荘子』、『書経』が出典元らしく、言葉の背景までちょっと調べてみると面白かったです。言葉にアンテナを張って、調べていくことで、言葉そのものだけではなく、小さなトリビアまで拾えて、得した気分になりますね。

この映画自体、難解な言葉はそれほど多くはなかったのですが、言葉と言葉の並べ方で、新鮮な表現だと感じることも多かったです。

最後のシーンで、妻が夫を想いながら言った

「矛盾しているけど、ずっと愛するだろう」という言葉からは、

「嫌いになれたら、楽だろうけど、嫌いにれないんだ。この愛に抗うことはできないんだ」という彼女の真の気持ちが見えて涙が止まりませんでした。

レビューを読む

映画を観た後は、レビューを検索して見てみました。
言葉巧みに、この映画の見どころを豊富な語彙で表現している方も多く、そうやって他者に伝えれば良いのか!という気づきや、この言葉の選び方しっくりくるな~という学びがありました。

人によって、レビューの仕方も違いますし、視点も、言葉も違う。ちょっとして「ものの見方」を勉強できていいですね。

本日のまとめ。

今日は、【映画を観て語彙力を高める方法】についてを実践してみました。いかがでしょうか?この自粛期間、家で映画を観る方が多いと思います。映画を観ながら語彙力UPに時間を充てるのも一策ですね。この意識だけでも、語彙力は鍛えられそうなので、これからも続けてみようと思います。

明日の修士生ライフは、

・指導教員からの課題図書と向き合う。
・リモートワークのライフ設計を考える。
・海外での博士課程に備えて、トーフルを考える。

といった感じになりそうです。

では、また明日。じゃなかった、月曜日!

ふ~、「院生/修士生ライフブログ」3日続きました。ほっとしています(笑)
月~金曜日の晩、毎日更新することにしています。とりあえず、土日を除いた100日間は、迷っても「やる」一択で考えて鍛錬しようと思ってます(笑)

良い週末をお過ごしください!

今週末は、おうち時間を快適にするべく、断捨離をしたいなと考えています!

では、また来週!



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