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【時間管理のマトリックスの考え方が合わないということから】院生/修士生ライフブログ Day28 (5月19日)

こんにちは、たまひなです。

授業が開始されて、一気にやらなくてはいけないことが増えてきて、TO DOリストを色々試行錯誤しています。

TO DOリストの種類って色々あると思いますが、自分にとって合う合わないありますよね。

時間管理のマトリックスでTO DOリストを作ることを教授に勧められ、やってみてますが、少し、しっくりこないな、違和感があるなと思ったことがありまして、今日はそのことについてを分析ながら書いてみようと思います。

時間管理のマトリックスというのは、緊急度、重要度の二つの軸で分けるものです。七つの習慣で紹介されているので、おそらく多くの人にとって馴染みのある考え方なのだと思いますが、二軸で四つのスペースを作り、「緊急且つ重要な事」、「緊急ではないが重要な事」、「緊急であるが重要ではないこと」、「緊急でも重要でもないこと」があります。

論理的で、すごく楽しそうだなと思っていましたが、3点ほど不便な部分に気づき、使い辛さを感じましたので、あくまでも私視点なのですが、書いてみます。


1.まず、基準の「重要か、重要ではないか」を考える時に私はものすごくエネルギーを使う気がします。

生産性や、成果などの表面的なことに留まって考えるなら、この考え方は機能すると思うのですが、私はどうしても「自分の人生においてそれは重要なのか?」というように聞こえてきます。もう、この問いを投げかけた時点で哲学的な領域に行っちゃうのですよね。哲学的な領域で物事を考えるのはとてもエネルギーを要します。こういう自分の価値判断を自分で認識できることが、この時間マトリックスの良いところなのかのしれませんが、私は疲弊してしまいました。

2.もう一つは、四種類の象限のうちの一つ、「緊急でも重要でもない」象限に書くことがないと気づいたのです。

この象限は無駄、単なる暇つぶし、意味のない行動と表され、できるだけこの領域のものは減らすように努めるようにと聞きます。

自分の行動を振り返って、今日のあんなことがこの「緊急でも重要でもないこと」だったなと認識し、次からは気をつけようと思うことはあるのですが、TO DOを作る際は着手したいことを考えると思うので、わざわざそういうことを考える必要がないと思いますし、考えない気がします。

なので、考える必要性のない「緊急でも重要でもない」スペースをわざわざ用意することが、しっくりこないのです。

3.そして、最後にふべんだなと思ったのは、次は何しよう?とリストを見たと気に、情報量が多すぎて、瞬時に判断できないということです。

シンプルに着手することだけを書いたリストなら、気分でスパっと決められます。けれど、緊急度、重要度を考慮しなければならないと思うと、何かプレッシャーを感じてしまい、慎重になりすぎて、脳のエネルギーがリストを見る度に消費されていく感じが強く大変でした。



まとめ

論理的な構造が、人の心や脳に寄り添っているかはまた、別問題。論理として魅力的でも、イリイチのいう「反生産性」である可能性もある問こと。


ということを学びました。ハウツーは本当に人それぞれですね。大事なのは。試して、しっくりこない部分を分析していくことだなと思いました。



ちなみに私は、『アウトプット大全』の「最強のTO DOリスト」派です。今のところ、しっくりきています。このことについてもまた、別に書いてみようと思います。


では、また明日★




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