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人生初の海外旅行・フィリピンに行って

初投稿です。拙文ですがご了承ください。

1. きっかけ

僕は去年(2023年)8月、人生で初めて、海外に行ってきました。
きっかけは、GeoGuessrと学校の先生。
ストリートビューで見ていた未知の世界を、実際に見てみたい。そして、実はこんな自分でも頑張ればどんなところへでも行けるんじゃないか、と。
親に懇願して、懇願して、ついに海外に行けることに。で、とりあえず、安くてちょっと刺激的そうな(?)フィリピンを選びました。

マニラのストリートビュー。見るだけでも日本とは何もかもが違うというのを感じ、いつか自分の目で見てみたいと思うように。

2. いざフィリピンへ

行く直前、とにかくドキドキとワクワクで満ち溢れていました。今でもずっと、この気持ちは忘れられません。
ちなみにこの旅では、父といきましたが、「経験のために」ということでフィリピンで話すのはすべて僕がすることとしていました。
では、行ってみて、特に印象的な出来事を書きます。

⑴ Jollibeeの注文

空港に着いて、ちょうど12時くらいだったので速攻Jollibeeに行きました。緊張の英語での注文。実は、僕はこれまで英語があまり得意ではありませんでした。やばい、メニューもよく分からん、セットって何…?!順番は近づいてついに注文。

Me: May I have a Yumburger set?
Clerk: Sorry?
Me: Yumburger set.
Clerk: …
Me: Y1(メニュー番号)
Clerk: Yumburger?
Me: Yes
Clerk: What’s your drink sir?
Me: ?
Clerk: Drinks!

Jollieeでの会話

この通り、全然通じなかったし聞き取れなかった。まあこの時は、こんなのもうどうでもいいや、忘れよ、と思いました。
今考えると、こう思うことはすごく大切だったな、と。特にフィリピンなんかじゃ、失敗を恐れていたら何もできない気がします。
そして、英語を話す能力は、こうして海外に行くうえで、本当に、必須でしかないのだと感じました。普段学んでいる文法や読解、だけでなく日常的な会話表現や、瞬発力。あれ、普段学校でこんなこと全然やってなくない?とか思いました。

⑵ 悪質ツアーガイド

マニラの旧城壁都市・イントラムロスにある、サンチャゴ要塞という観光名所での出来事。サンチャゴ要塞に歩いて着くと、緑のトライシクル漕ぎながら “イントラムロ~ス, マニラキョーカ~イ” といいながらパンフレットをもって「ツアーするよ~」と言ってくるオジサンが。 “What’s your name?” “My name is~.” “Nice to meet you!” なんてカモにされて仲良くしていました。

その後、サンチャゴ要塞の中へ。本当に歴史を感じるものでした。
で、1時間後くらいに、外へ出ます。すると、さっきのオジサンが笑顔でこちらに手を振っています!僕は、まだいたの!?!と大笑い。近づくと、”イントラムロ~ス, マニラキョーカ~イ” とツアーの紹介をしています。
“How much is it?”と僕が聞くと、ちらっと紙を出して、360の文字が。
そして父が “Discount! two-hundred!” と言うと、”OK, two-hundred”
ということでツアー開始!

ツアーで周った「マニラ大聖堂」

英語がなまりすぎてるし何言ってるか分かんなかったけど、様々な歴史的建造物を2時間ほどかけてたくさん見られたので、まあ楽しかったです。
一通り回ったところで、なぜか暗い橋の下の細い道へ。そして、いままでの明るい表情から一変し、怒り気味で2000ペソ(5400円)ほどの高額な金額を請求。
実は、さっき提示していた金額は、30分200ペソだったらしく…。いや、にしても計算どうなってんねん!!父が明るい所に連れ出し1200ペソ(3200円)と無理やりその金額で支払いました。
ということで。自分のしていたことがいかにいけないことだったか、身をもって感じました。本当に信用できる人以外、当然信用してはなりません。
特に、ああやって「○○するよ~」と言ってくる人。みんな良い人そうに見せてきますが、本当に最低な人。もしかするとあの時、僕が日本人かつ英語があまり話せないから、狙われたのかもしれませんね。
この出来事があった以降、こうしてくる人は目も合わせずガン無視するようになりました。「やさしさ」なんていらない。というか人の言いなりになるとかいうのは、やさしさなんかじゃないですね。なんでもきっぱり断ろう。

⑶ 超悪質な押し売りに…

MRTに乗って、Green Hillsという大量の偽ブランド品が売られているという噂のショッピングモールへ。

グリーンヒルズ

行ってみると、本当に時計から服まで偽ブランドだらけ。小さなブースのお店が大量にあって、かなり見ごたえがあります。質感も見た感じ悪くない!
で、母のために財布を見ようと男だか女だか分からないお店の人に聞きます。すると、小さなお店のせまい奥の方へ、「こっちへ来て」と言われます。なんか嫌な感じがしたので、「みせてー」と言うも「来て~」と。しょうがなくお店の奥に入ります。
どれも変な財布ばかりで、色々見ているうちに、気づけばお店の通路を別の太った女にブロックされている!!出れない!別のところ見に行く!と言うも気づけば変な財布は袋の中に。そして持たせようとしてくる。まさに絶体絶命。やばい、やばい…。
父が店員を睨んで通路が空いて、袋を投げ捨てて逃げる。勿論、この後僕は父に大説教されました。
ということで。いや、これでも自分なりに警戒していたつもりでした。でも、ダメでした。相手になんか言われても、言い返すくらいの気持ちで。謙虚さなんて無駄です。本当に、誰も信じちゃ、誰にも従っちゃだめ。フィリピンに行くとき、物を取られないようにとか治安に対してはとても意識していましたが、いや、実はもっと大事なこともあったかもしれない。本当に信用できるもの以外何も信じず、警戒心をもつ。フィリピン人はそういうことが当たり前にできているのかもしれないですが。そうでなければたぶん売られてる。

3. フィリピンに行って

フィリピンから日本に帰ってきたとき、本当に、すべてのものが以前と違うように見えました。本当に綺麗で、静かな街!クラクション全然鳴ってないし飛ばしてないし交通マナー良すぎ!みんな真面目に働いてる!騙してくるような人はいないけどみんな冷酷!
あまり主観を叫びすぎてもしょうがないので、みなさんにもお伝えできるよう以下考えたことを詳細に書きます。

エルミタ地区でそのへんにいる鶏。街は雰囲気やばいし臭すぎる。(後で調べて絶対行っちゃダメなところだったと判明)

フィリピンに行って感じたのは、とにかく「人が多い」ということ。でも、だからといって仕事があるわけでもなさそう。わけの分からない路上の屋台で働いている人はたくさんいたし、エルミタはホームレスだらけ。ホームレスといっても、日本とはかけ離れた感じ。病気のような人がたくさんいて、やせ細った子供もたくさんいて、みんな生きる気を失ったような表情。帰国後フィリピンの先生に話すと、その人たちのことを”Lazy”(怠惰な)と言っていましたが、その通りだと思いました。まあこれ以上はやめておきます。

エルミタ地区の路上屋台(QWEK-QWEK)

でも、みんな「生きている」ということをすごく感じました。商売むき出しで獲物(弱い観光客)を狙って働いている人もいれば、やる気0のコンビニ店員。そしてなぜかずっとにこにこしながら揚げ物してる人。だから、みんな「自分に」必死で生きているんですよ。ある意味、時間に対する責任感があるというか。

バクラランマーケット

それなのになんだか僕たちは、ぼーっと生きてるんだな、という感じ。色んなものに守られ、多少方向は違えどみんな波に乗っているから。
別にこれがいけないわけではないと思います。でも、みんな一分一秒を必死に生きている世界があるんですよ。そのことを忘れずに、自分の人生を歩んでいきたいですね。自分の目標に突っ走るのはやはりかっこいいんだな、とか。

最後に!
フィリピン旅はYouTubeにも動画を投稿してありますので、
よければご覧ください!
https://youtu.be/mnkymgspIZ8?si=8F9MjLmNVylqVNGv

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