#41 自己についての愛を語る
そういえば、今日は選挙日だったと思い、慌てて投票会場へ。世の中は思いの外殺伐としている、本当は良いこともあるはずなのに、悲しみのニュースが席巻していて。どこかに救いはないだろうかと必死に探している。日本の未来を、ささやかながら良い方向に変えていきたいという思いで投票箱に名前を入れた紙をストンと落とした。
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つい最近、友人が抱える悩みを聞いていたら、彼女は最近人に対して優しくできる余裕がなくて、辛いと言っていた。昔であれば自分より年下の人間に対して、ああこの子はまだ歳