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自分を批判してしまう自分にも、自分から批判されてしまう自分にも、優しくしてあげられたらいいな

こんにちは!
近所の桜の散り様がとてもきれいで、思わず声を出してしまったふりーだいです。当ブログでは、HSP気質ありアラサー男子の僕が、ありのまま生きる方法について考えたことをつづっていきたいと思います。

今回は自己批判について、考えたことや気づきを書きます。
一言でいうと、
自分を批判してしまう自分にも、自分から批判されてしまう自分にも、優しくしてあげられたらいいな
ということです。

自己批判してしまう自分を自己批判する負のループ

僕自身、なにかと自己批判をしてしまう癖があります。現在体調を崩して休職中ということもあり、その癖が発動しまくりなんです。
「なんでいつも自分は頑張りすぎて疲れちゃうんだ。」
「自己調整ができない自分が悪いんだろ!」
みたいな感じです。めちゃくちゃ自己批判してるな、って思います。

そんな時、ふとインスタの検索画面を見ると
「HSPの方へ 自分に優しくしてあげて 自分を否定しなくていいんだよ」
のような優しい言葉が沢山流れてきました。今まで「自分に優しくする」という考えがあまりなかったので、この言葉にすごく癒されました。そして、
「自己批判しちゃだめだ!」
「もっとポジティブに考えよう!」
「もうネガティブなことは考えないようにしよう!」
と思うになりました。
でも、相変わらず自己批判をやめることはできませんでした。あとから気づくのですが、この時僕は自己批判をしている自分を自己批判している状態だったのだと思います。

負のループから抜け出すワーク

そんな僕ですが、自己批判のループから抜け出すヒントを、とある本から得ることができました。

自己批判を抑制する最善の方法は、自己批判を理解し、それに対して思いやりを持ち、代わりにもっと優しく自分に対応することである。
出典『セルフ・コンパッション〔新訳版〕有効性が実証された自分に優しくする力』
|クリスティン・ネフ|監訳 石村郁夫 樫村正美 岸本早苗|訳 浅田仁子

著者が言うには、自己批判をしてしまう自分にすら優しくするということでした。正直すんごく難しそうでしたが、ワークが掲載されていたので実際にやってみました。

内容を簡単に説明すると、
椅子を3脚用意し、自己批判をする自分、自己批判されている自分、思いやりのある自分をそれぞれイメージします。(椅子はそれぞれの自分が座るイメージで)
椅子を移動しながらそれぞれの自分になり切って、思っていることを声に出してロールプレイする、というものです。実際にやってみるとこんな感じでした。

①まずは椅子を移動しながら、自己批判する自分とされる自分の対話をしばらく続けます。

自己批判する自分
「頑張りすぎて体調崩すのも、結局はお前の承認欲求のせいだからな。そのプライドのせいで今後どうしたらいいかもわかってないし、行動も全然できてないじゃんか。お前がダメな奴だからだぞ。」

自己批判される自分

「そんなことわかってるよ。でもそんな言われかたしたら悲しいよ。自信もなくなって、余計どうしたらいいかわからなくなっちゃうよ。」
※されるの椅子に座ったとたん、涙がにじんできました。

自己批判する自分
「そうやって泣きごとを言って、また逃げるんだろお前は。そんなんだからダメなんだよ。」

自己批判される自分
「つらいよホントに。そうやって批判されるから、余計エネルギーを消耗しちゃうんだよ!どうしたらいいかわからないんだよ。」
※この時はほとんど泣いていました。

②気のすむまで対話をしたら、思いやりのある自分になって、自己批判される自分、する自分両方に優しく言葉をかけてあげます。

思いやりのある自分→自己批判される自分
「いつもこんなにつらい言葉をかけられていたんだね。気づいてあげられなかったよ。そんなに言われたら自信なくなっちゃうよね。今のままでもできることを頑張ってるから、そのままでいいんだよ。」

思いやりのある自分→自己批判する自分
「現状をどうにか変えようとしているからこそ、そうやって批判的なことを言っちゃうんだよね。わかるよ。焦っちゃうもんな。何より、この先どうなるかわからないから不安で怖いんだよね。大丈夫だよ。君がどうにかしようとしている気持ちは、決して無駄にしないから。」

といった感じです。

ワークを通して気づいたこと

大きく分けて3つの気づきがありました。

  1. 涙が出るくらい自己批判されている自分はつらい

  2. 自己批判をされると、自信やモチベーションが下がってしまうから、結局何も生まない

  3. とはいえ、自己批判をする自分も現状を良くしたい、変えたいという想いは一緒

今まで自己批判をしているときはただひたすら言葉が頭の中を駆け回っている状態でした。それを、それぞれの立場に立ってみることで、批判する側される側両方の気持ちを実感することができました。

この気づきを得た後は、頭の中で自己批判する自分が出てくると
「確かに自己批判したくなっちゃう状況だよな今。でもさ、それやったら自分がつらくなるだけだぜ。でも、気持ちはわかるよ。」と優しく受け止めることができて、少し心が軽くなった気がします。
共感性の高いHSP気質には、ロールプレイを通した自分への共感が、自分へのへの優しさにつながるいい方法かもしれないですね。

まとめ

今回はロールプレイのワークを通して、自分に優しくすることを実感できたお話でした。今後も気が向いたときに、ありのまま生きるということについて考えたことをつづっていこうと思います。

同じような苦しみをもし抱えている人がいたら、自分を批判してしまう自分にも、自分から批判されてしまう自分にも、優しくしてあげられたらいいな、と心から思います。

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