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「遠距離恋愛」を詠んでみた。

オペラ座の隣に君は暮らしをりクリスマスには我を届けん

2022年9月18日のNHK短歌のテーマは「遠距離恋愛」でした。私は遠距離恋愛の経験が全くないので、友人・知人のエピソードに基づき投稿しました。
1首目は大学時代の先輩夫妻のエピソードです。夫妻は長年ニューヨークと東京の遠距離結婚でした。20年もの時を経て、やっと最近一緒に暮らし始めたようです。

アンフェアだなんて国だと叫び出す彼女のビザがとれぬ彼氏は

2首目は以前働いていた会社で、ウクライナ系アメリカ人の男性が横で叫んでいた時の思い出です。彼はオーストラリア人の女性と恋に落ち、一緒に暮らすためにUK(英国)のビザを取得しようとしていました。しかし彼女のビザは永遠に取得できないこととなり(事情は不明ですが)、結局二人は香港で新生活を始めました。いま彼は事業を起こしCEOとなって幸せに暮らしています。よかった、よかった。

香港へ明日は旅立つ君のためせめて私は身軽でいよう

最後はいま働いている会社の同僚(女性)のエピソードです。ご主人が香港に転勤になり、着いていきたいけれどお子さん二人の学業と、自身の仕事のために着いていけない、とぼやいていました。合流できる日が来るといいですね。(終わり)

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