【書評】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方(著者:八木仁平)

「今の仕事をずっと続けていていいのだろうか…」
「何かやりたいんだけど、何をやればいいのか分からない…」

あなたはこういう悩みを持っていませんか?
かくいう私も、休日にはソファの上でずっとYouTubeを見たりスマホゲームをしたり、ダラダラと過ごした時期がありました。

今はYouTube、ブログ、noteなどを通じて情報発信を始めましたが、「自分が本当にやりたいことって何だろう」と思っていたりまします。

そんな時に出会ったのがこちらの本。

少しだけ内容を紹介していきます。

「やりたいこと」ってなに?

著者によると、やりたいことは次の公式により成り立っています。

「好きなこと」(情熱)×「得意なこと」(才能)=「やりたいこと」

「好きなこと」は、「自分の情熱がある分野のこと」です。例えば、学問や研究分野、音楽、映画、ファッション、スポーツなど、自分が興味を感じて情熱を注ぐことができるものです。ここでは、あなたが何が好きなのかを考えていきます。

「得意なこと」は、「自然と人よりも上手くできて、やっていて苦なく心地よいこと」です。例えば、競争、勉強、情報収集、コミュニケーションなど、あなたが得意とするものです。これは生まれつき持っている、あなたの才能のことを言います。ここでは、あなたがどうするのかが得意なのかを考えていきます

私のやりたいこと

本書の公式をもとに、私のやりたいことを考えてみます。

「好きなこと」(情熱)…テニス、法律、お金、勉強
「得意なこと」(才能)…論理的に考える、人に教えること

こう考えると、私の「やりたいこと」は、「テニスや法律やお金や勉強方法について論理的に考えて人に教える」ということになります。

「本当にやりたいこと」とは?

著者は、やりたいことの先にある「本当にやりたいこと」(※これが本書で伝えたいこと)についても公式を示しています。

「好きなこと」(情熱)×「得意なこと」(才能)×「大事なこと」(価値観)
=「本当にやりたいこと」

ここが本書の肝なので、詳細は本を読んでもらいたいのですが、私の場合は次のようになります。

私の「大事なこと」(価値観)…幸せに生きる、夢中になる

好きなこと、得意なこと、大事なことの見つけ方

あなたの「本当にやりたいこと」は、「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」が見つかれば分かるということです。

本書では、「大事なこと」(Chapter4)→「得意なこと」(Chapter5)→「好きなこと」(Chapter6)の順番で、それぞれの見つけ方を丁寧に体系的に説明してくれてます。

それぞれ質問を用いたワーク形式になっていて、どんどんと自分の思考を深掘りして自己分析をしていくことができます。

本書は「やりたいことの見つけ方」という題名だけあって、次のような人に特にオススメできる本です。

・就活生で自己分析をしたい人
・社会人で転職や副業を考えているひと

自分の生き方に迷っている人は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

ではまたっ!

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