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第4号 深部脳刺激療法で幸福感を人工的に操作する、日本でBMIに強い研究機関はどこでしょうか?、医学的アプローチでBrainTechに参加するには脳神経外科が良いですか?、他
// 2021年4月4日 第4号
// 1. 今週の注目ニュース:深部脳刺激療法で幸福感を人工的に操作する
// 2. 質問コーナー:日本でBMIに強い研究機関はどこでしょうか?
// 医学的アプローチでBrainTechに参加するには脳神経外科が良いですか?
// 他
こんにちは、東京大学の池谷裕二研究室で脳・老化・人工知能の研究をしている紺野大地です。
本記事はBrainTech Reviewの第4号となります。初月無料なので、ぜひ気軽に登録いただけると嬉しいです😊
いよいよ新年度になりました。大学生になった人、新学年になった人、社会人になった人など様々だと思います。
私自身はいよいよ大学院の最終学年となりました。今年の目標は何と言っても、良い博士論文を書き上げることです。
(その後については色々と考えている最中で、いずれそのことについても書きたいなと考えています。)
では、さっそく本題に入っていきましょう!
1. 今週の注目ニュース:深部脳刺激療法で幸福感を人工的に操作する
今回は、深部脳刺激(DBS, Deep Brain Stimulation)で人間の幸福感を操作することについて考えていきたいと思います。
扱うのは以下の論文です。
How Happy Is Too Happy? Euphoria, Neuroethics, and Deep Brain Stimulation of the Nucleus Accumbens
"深部脳刺激療法で健康な人の幸福感をエンハンスすることは許されるのか?"
— Daichi Konno / 紺野 大地 (@_daichikonno) January 17, 2021
について、医学研究をベースに考察した論文。
"ホモ・デウス"のハラリ先生は「人類が次に追い求めるもの」として「不死・幸福・神性」を挙げており、まさにこの先議論が避けられない話題だと思う。https://t.co/y2O6UDjiZT pic.twitter.com/nbLOjMLhcj
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