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"ワクワク”の背中を見せる

毎日投稿13日目。今年も残り19日となりました。
これから冬本番というところですかね。では、今日も楽しく書いていきたいと思います!


私は有難いことに、中高生と関わる機会が多い。

話しを聞いてくれる子も入れば、聞いてくれない子もいる、聞くことができない子もいる。反抗してくる子もいる。

時間を守れない子も、敬語が使えない子も、夜遊びして補導される子もいる。

今あげた生徒たちのことを聞くと不安になる人もいるかもしれない。

自分で物事を判断をできる年頃の中高生なのにどうなんだろうかと思うかもしれない。

しかし、これらの子たちはまだ大問題ではないかなと個人的には思う。
何かきっかけがあれば、人はすぐに変われるから。
変わった選手や生徒をこれまでもたくさん見てきた。

では、私が最も不安になる子どもはどんな子どもか。

それは、「何事にも無気力な子ども」だ。

好きな事ある?
ないです。

やりたいことある?
ないです。

休みの日は何するの?
特に何も。ぼーっとしてます。

将来やりたいこととかある?
いや、ないです。できればなにもしたくないです。

こんな感じの子がたくさんいる。
これらの子たちには不安になることがある。

やる気やパワーがみなぎっていて、何か問題を起こす分には何も問題だとは感じない。
友達と喧嘩したとか、反抗するとか、、、

しかし、無気力生徒には何もしてあげることができない。
どんな提案をしても好奇心がないので意味がない。

では、どうして無気力になってしまうのか。

それは、自己肯定感の低さだと考える。

無気力生徒は、「何やってもうまくいかない」ということを学習してしまっていることが多い。

幼少期にたくさんミスをして、少しづつ自信を無くしてしまう。
その積み重ねの結果、何をやっても無駄という考え方になり、無気力になってしまう。

将来に対しても絶望感しかなく、考えることもしなくなってしまう。
そして、自分を大切にしなくなる。

このような状況になれば、一度や二度褒めたぐらいではやる気を起こしてくれない。

信頼関係を一から築き上げて、少しづつ凍った心を溶かしていく作業をするしかないのだ。

大事なのは、大人の関わり方だ。
どのように声をかけるのか。どのように見守ってあげるのか。

声掛け1つで、やる気にさせることも、やる気を奪うこともある。

スキルがなくても、好奇心があればそれだけで大丈夫。
何事もやる気があることが前提になる。

1つの言葉で子どもを乗せられる大人か、1つの言葉で、子どものやる気をなくす大人か。

私は前者になりたいと思う。

将来にワクワクできる子どもを育てていきたい。

それは、子どもが勉強ができるか、サッカーがうまいかではない。

子どもが未来にワクワクできる。そんな関わり方をしていきたい。
そして、ワクワクできるような背中を見せていきたい



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