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読書感想文「モダンサッカーの教科書Ⅳ」


モダンサッカーの教科書4

ここ3年程、名古屋グランパスを応援するサイト「グラぽ」に定期寄稿することが多く、読書感想文もInstagramで少し書く位でしたので、久しぶりの投稿です。

連日ワールドカップの熱戦に手に汗握っておりますが、自分がサッカーを観始めた30年近く前から随分と違う競技になりましたね。

かつては守備のプレッシングもACミランのゾーンプレスが特別な戦術だったと記憶していますが、今や猫に杓子も守備の前プレは各チームで標準装備、GKからショートパスをつなぐビルドアップも然りです。

知識としてはメリットが大きいということで採用されているチーム戦術である事は理解していますが、オジサンになるとその根拠となるデータやその戦術を採用する有利な点/不利な点ってどうだったっけ?と記憶が曖昧になることが屡々あります。

そういった時に代替タイミングよく発売されるのがモダンサッカーの教科書。今回が4作目です。

サッカー関連のジャーナリストである片野道郎氏とイタリア・セリエAのボローニャ等で分析コーチをしていたバルディ氏の会話形式で、前述の守備プレッシングなど最近流行しているサッカーのチーム戦術、グループ戦術について語っています。

このシリーズの良いところは平易な文章と分かりやすい図の挿絵で構成されており、小学校高学年レベルの国語力があれば読んで理解できるという点です。実際、我が家のサッカー小僧も小学5年生から毎巻読破しています。

良い本なんですが、弱みとしては本屋に数冊しか置かれていないことが多い、という点でしょうか。アマゾンなどネット販売なら入手は容易でしょうが。

サッカー好きの知識の再確認、今風に言うとリスキリングのネタとしておススメですので、本屋や図書館等で手に取る機会があれば是非読んでみてください。

#モダンサッカーの教科書Ⅳ
#ソル・メディア
#footballista
#片野 道郎
# レナート・バルディ


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