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フランスにある典型的な偏見と誤解について

おはようございます。

杏 文馨(あんずふみか)先生というエッセイストを目指していらっしゃる文筆家志望の方に♡を押していただきました。

嫌味か皮肉かと最初は実は思いました。

こちらでタメ語は嫌いで、『タメでいいよ!の少女たち』で、
HSPなのか何なのか(略)厳しい物言いが通じない人とは分かり合う必要もない
と結論づけていたのですが、エッセイストを目指されているということで素人質問で申し訳ありませんが「いわゆるフランスに対する偏見」の出典をおうかがいいたします。

・フランス語「travail(働く)」=拷問・辛苦が語源。

こちらの語源は存じませんでした。仏ヲタ(マガジン参照)に「語源辞典を教えてほしい」と申しても教えてもらえなかったのでこちらの語源の出典をうかがわせてください。

・世界一ダラダラしている姿がサマになる。

「仏ヲタ、黒髪だよ。だって腹毛が黒かったもん」。当然「エ?」って顔をされるのですが、「誤解しないで。会社に着ていくシャツがめくれて腹毛が見えてたの!」。
世界一かどうかは他の国と比較対象を持ち合わせていないので判断がつきませんが「腹毛を出して出勤したら会社に出禁をくらいそうな日本からするとうらやましい話」ですよね。

3桁の従業員数でお偉いさんの知人に話したら「……その人、私より偉い人ですよ」と言われて、従業員数4桁のゲーム会社でお偉いさんなんだなー、とダラダラしてるお国の中でガッツリ働いていたら頭ひとつ抜きんでますよね。

・キレイなもの、お洒落大好き。細部にわたるセンスが素晴らしい。

捨てようかと思っていたスカートを着て行って、そのまま一流デパート「ギャラリーラファイエット」へ連れて行かれました。治安が悪すぎて高い服が着られないのですね。

おっしゃる通り、

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こういう繊細な建造物を建てられますよね。

が、仏ヲタの先輩でアニメ制作会社で中堅幹部をしてる者に
「フランスは今、日本のアニメ制作を手伝っていて差別はないよ」
という話の時に見せていただいた何人もの何枚もの原画のデータも仏ヲタの作品も、

「なんで細部にこだわらないの?」

と思いましたし美大で博士号を取って、作画監督もしたという仏ヲタの作品を、やはりアニメーターをしてる友人に見せたところ、

「僕は人のことをどうこう言うのは好きではないですから!」

と暗に「実力ない、細部もアウト。描く気ないんじゃない?と批判しかできない」とお断りされるほどこだわらない作品しか描かないですよ?

・基本、寒いから口をあまり大きく動かして話さない。声デカくない。省エネしちゃう。

ちょっとこれはネトウヨが差別をして喜んでいる国を、「観光客がうるさいから嫌いだ」という仏ヲタの言葉を引用すると問題があるので控えますね。

・女性は成熟(歳を重ねた)方が魅力的という価値観。

これです。他はご回答なくともこの偏見の出典元だけはうかがわせてください。
男の仏ヲタさえ2歳も若く歳をサバを読むお国で本当にこういう価値観の方がいらっしゃるのか、前も英語講師でおっしゃっていた方にうかがいまして無視されたのですよね。

・基本食べ物に火をとおしたい。

これはわかりかねます。フランスまで行って

アゴ出汁入りトマトソースでそうめんをいただいた身に申していい話ではないとお察しいたします。

それぞれの偏見に対するご回答はご冗談もあるかと思いますが、典型的なフランスに対する偏見をプロのエッセイストが出典もなしに書かれたりはなさらないと推察いたしましたのでご教授をお願い申し上げます。

ご回答はどのような形であれ、記事にして紹介という形で御礼にいたします。有料記事に関しましては夫に相談しないと有料記事は購入できませんので拝見できないことを申し訳ありませんがご了承いただけますよう申し上げます。

杏 文馨先生、ご高覧いただきありがとうございました。

お身体に気をつけて御仕事を頑張ってください。