小さな旅 ｜ 偶然、佐賀の中の長崎へ ～ディープな街～ with SIGMA fp【STILL】
お目当ての場所に行けなくなり、適当に車を止めた場所は、また訪れてみたい最高の場所だった。佐賀だけど長崎。
先日、気になった場所があった。
SNSで見かけた、「ツー・バウンス」という場所。
古いビルの中で、アート作品が展示してある。佐賀だ。
先日僕と同じカメラのfpを購入したryokoさんと一緒に佐賀へむかった。
ryokoさんは、そのツー・バウンスのすぐ近くに、前からチェックしていたカフェが２軒あるという。１軒でランチを、もう１軒でカフェをする計画で出発した。
「カフェ 木と本」
待つことなく入店できた。ランチは選択肢がほぼなく、シシリアンライスセット。ミンチとライス。間違いないだろう。
カメラはfpだが、レンズを３本持って行ったのと、アスペクト比をいろいろ変えながら撮ったので、今回は様々な比率の写真や違う雰囲気の写真が混在する。
カフェは、なんかおしゃれな道沿いにあり、道路沿いのカウンターへ着席。
天気も良く、気持ちいい。
道向かいに、どんどん人が入って、出てきては写真を撮っている店がある。
どうやらパン屋らしい。
ランチ後、もちろん行ってみた。
僕が車を出したのだが、ガソリン代の代りに少しパンを頂いた。
普段パンを買うことはないのだが、いただいたパンはこの日の夜、ワインのお供にした。
アンチョビ、オリーブ、ハム、くるみ、チーズなどのパンを３種。
ワインしか合わないだろう。ありがとうございました。
パン屋の隣はワインのお店。夜もよさそうだなぁ。
さて、次はツー・バウンス。
・・・駐車場があるのか・・と調べると・・・！？
今日はやってない。
という表現は少し違う。簡単に言えば、ここは貸しスペースで、ネット観たのは、ある展示会だったようだ。この日は催し物はやってない。
近くなので、一応前までいってみたが、やはりclose。
しかし、その周辺の街並みも古い感じで、なんかちょっと良さげだったので、すこし離れた場所に車を止め、歩いて写真でも撮りながら、目当てのカフェに行くことにした。
突然謎の街道。道向かいにも、ずっと続いている。
覗いてみると、なんかよさげ。
期待せず、ちょっと角を曲がるところまでいってみることに。
なんて雰囲気の良い街並み。
テラスで昼飲みしている店もある。ビールの店だ。
観光地より、こういう、地元の古い町に新たな店があり、若い人たちが頑張っているエリアが好き。
それも、まだ途上で、人もまばらな場所。
散策していると、小さな横道（実は建物の中？）にディープな世界発見。
とにかく、ほぼ餃子屋と肉屋。
シャッターが下りている（もうやっていない）店も、ほぼ餃子屋と肉屋。
泊まりで来て、この餃子屋で昼飲みしたい。
不思議な空間だった。
素敵な街並みの中に、ディープな一角。
たまたまだったが、おもしろい場所に出会えた。
今度はさっきの「長崎街道」の写真の反対側に伸びる街道にいってみる。
実は、そこに目当てのカフェがあった。
これまた入れず。
休みではなく、コンサートで貸し切り。
こっち側はまた雰囲気が違う。
古い家屋、○○邸などがたくさんあり、無料で見学できた。
目当てのカフェがダメだったので、帰路につく前に、先ほど見かけたカフェに寄ってみた。
３つの目当ての場所のうち、メインを含む２ヵ所は訪れることはできなかったが、予定の何倍も面白い旅になった。
そして、熊本への帰り道、ちょうど良い時間帯に荒尾の海を通りがかった。
例えば１０万円使って行く、北海道への旅なんかより、
今回のような場所の方が発見があっておもしろい。
もちろん北海道でも、まったくメジャーではなくて、僕が面白いと思う場所はあるだろう。
しかし、なかなか今回のような場所には出会わない。
それは、北海道でも、隣県の佐賀でも同じなのだ。
もちろん空振りすることの方が多い。
今回もまったくの偶然だった。
距離は関係なく、新しい発見と、おいしいランチと、良い場所と、良い光があれば、旅は最高なのだ。