だいすけ/Daisuke

都内在住の学生です。街を歩くことと、写真を撮ることが好き。読書の記録、雑記、写真を不定…

だいすけ/Daisuke

都内在住の学生です。街を歩くことと、写真を撮ることが好き。読書の記録、雑記、写真を不定期で投稿します。

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最近の記事

この苦しみに意味はあるのか。この生に意味はあるのか。【読書note #3】

「私はなぜ、生きているのだろうか?」 特に代わり映えの無い毎日に退屈していると、突然こんな問いが頭をよぎることがある。 答えのない、意味のない問いだとわかっていても、ふと考えてしまう「生きる意味」。 今回読んだ本には、そんな「永遠の問い」に対して1つの答えが、大きなメッセージが掲げられているように思える。 ■ 歴史的名著を読むヴィクトル・フランクルが著した『夜と霧』では、ナチスドイツの強制収容所に収容された精神科医である筆者が、自身の壮絶な体験を振り返りながら、いつ死ん

    • 心のどこかで他人が成功しないことを望んでいる観察者【雑記】

      他者から評価されることで人は生きていける。 他者から評価されるためには、他者に必要とされる自分を演じなければならない。 私たちはどこでも、他者に必要とされる自分を演じている。職場でも、学校でも、家庭でも、本当の自分は心の奥底にしまっている。 なぜなら本当の自分には、目を背けたいくらいカッコ悪く、気持ち悪い部分が詰まっているからだ。 今回は、自分の醜い部分と真正面から対峙しようとする、そんな話。 ※このnoteには、映画「何者」のネタバレを含みます。ご覧になる方は自己

      • 言葉にならない感情を、言葉にしないまま残すということ。【雑記】

        最近、朝の5時くらいに起きて外を歩くことを始めてみました。 今回は、朝の散歩中に自分が行う、ある1つのルールを決めたら、面白いことが起きた、という話。 ■ 散歩っていいですよね私は、目的もなく歩くということが好きです。 ただ歩いていると、思いもよらないものを発見したり、意外なことを思いついたりすることができるからです。 朝の時間は限られているのでそう遠くには行けないのですが、見慣れた街でも一歩路地を進むと知らない景色があって、それを発見することが楽しいんです。 なぜ、

        • 異常事態の中で無意識にはたらく”人間の心理”【雑記】

          4月7日に緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出を控えるよう呼びかけられています。そんな中、”不要不急の外出”をしている人がいる、というニュースをよく耳にします。 当然Twitter上では「自粛しろ」などの声が上がっています。 しかし、なぜこのようなことが起きているのでしょうか。 ■ サイクリングに行ったときの話私は先週の日曜日、運動目的で近くの河川敷までサイクリングに行きました。 もちろん1人で、マスクをし、コンビニなどの施設への立ち入りを避けるようにしました。 河川

        この苦しみに意味はあるのか。この生に意味はあるのか。【読書note #3】

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        • 【読書note】
          3本

        記事

          人生を神ゲーにするズルい武器【読書note #2】

          あなたは、「人生が成功するかどうかは、容姿が優れているかどうかに関わる」と思っていますか? 例えば、会社での面接などで、容姿が優れているかどうかで採用するかしないかが決められると思いますか? おそらくほとんどの人が、「そんなことで決めちゃだめだ」「その人のスキルや内面で決めるべきだ」と思っていることでしょう。 しかし、こんなデータがあります。 1974年、カナダで選挙があった。 その選挙を調査したところ、イケメンの政治家は、そうでない政治家の2.5倍もの票を獲得していた

          人生を神ゲーにするズルい武器【読書note #2】

          1週間のうちの97%の情報を、私たちは理解しないまま捨てている【読書note #1】

          突然ですが、あなたはここ1週間、インターネットで見た情報を何個思い出せますか? おそらく多くの人は、3~5個くらいしか思い出せなかったのではないでしょうか。 以下の文章は『インプット大全』という本から抜粋したものです。 ある実験で、175人の方に「ここ1週間、インターネットで見た情報」を可能な限り思い出してもらいました。その結果、なんと平均で3.9個でした。 1日に20個ほどの情報を見ているとすれば、1週間で140個もの情報に接触しますが、そのうち記憶に残っているのは

          1週間のうちの97%の情報を、私たちは理解しないまま捨てている【読書note #1】