学級通信のネタ#1 学級通信の読者は?
多くの学級担任が学級通信を発行しているはず。
学校で毎週金曜日に発行と決まっていたり、先輩教員が書いているから書かなければいけないと感じて書いていたりするのではないでしょうか。
書く理由は人それぞれでいいと思います。
今日のテーマは「あなたの学級通信の読者は?」です。
意外とぼやけてしまう部分でもあります。
私も初担任で最初の学級通信を管理職にチェックしてもらったときに言われた一言が
「これは誰に向けての文書?」でした。
この問いにすぐには答えられませんでした。
「誰のため?なんのため?」
自問自答してみることをおすすめします。
きっとあなたなりの答えが生まれるはずです。
基本的なパターンは2つ
・生徒に向けて自分の思いを綴る
・保護者の方々に向けてクラスの様子を綴る
いずれもOKである。
コンセプトさえはっきりしていれば、各内容にはさほど困ることはないはずだ。
ちなみに私は100%保護者の方々に向けて綴っている。
そのため「~しましょう!」という文末にはならず、
「~と感じました。」「~と考えています。」「~のように期待しています。」
といった文章になる。
私の思いを生徒たちに伝える機会はたくさんあるが、
保護者の方々に伝える機会は多くない。
限られた中で私の考えを全て伝えきることは不可能く、日々臨機応変な対応が求められる教育現場で、その都度伝えたいことが変わってくることも多々ある。
そのため、できる限りリアルタイムの情報に加えて、担任の思いを通信に込めて発行している。
中学生になると、家庭で学校のことをほとんど話さない生徒も少なくない。
そうした中で学校の様子が見とれ、担任の考えを理解していただくことで
円滑な家庭の会話の増加と学級経営への家庭からの協力が期待できると考えている。
とはいっても年に180号以上発行している私も毎日発行しているわけではない。
気分が乗らないときは全く発行しない週もある。
自宅で作成することもない。
つまり、無理せず書けばいいのです。
そうすれば使命感ではなく、ブログ感覚で発行ができるはず。