見出し画像

【自己紹介】初担任のサポート発信します!

この記事書いているのが
3月1日。

多くの高校が
卒業式を迎えるころかな?

小学校・中学校は
もう少し先かもしれないけど、

卒業式は、
担任の先生にとって
特別な日。

晴れ着。
呼名(名前を一人ひとり読み上げるやつね)。
最後のホームルーム。

それまで
本当にしんどい思いをして、
大変だったこともあるけれど、

一旦、それを置いとける日(笑)。
今までの頑張りが報われる日。

この一日が、
どれだけ感動的で
思い出深い時間になるか?

そのために
担任は仕事をしているといってもいい。


自己紹介

こんにちは。
初担任のサポーター 
だいといいます。

中学生を対象とした学習塾に5年。
高校で2校
15年勤めてきました。

妻は地元で学習塾を経営。
幼児から高校生まで教えていて、
僕もたまにお手伝いをする。

3児の父。
上から中2(男子)、小4(女子)、小2(女子)
保護者の立場でもある。

担任として4回の卒業生を輩出。

初めて卒業させた生徒たちは
今年で30、ミソジ。
11月に同窓会があるので、
再会が今から楽しみ。

若手のサポート

主任業を務めており、
最近は、若い先生たちのサポートに回ることが
多くなった。

面と向かっているときは、
話の聴き役が多い。
アドバイスは基本言わない。

はあ、とか
ふーん、とか
相づち打ちながら
その人の感情を想像するのが好き。

思いの丈を言いたいとき、
アドバイスめいたことを伝えるときは
文章で表現することが多い。

文章だと、形に残るし、
あとあと何度も繰り返し読めるから。

コロナで緊急事態宣言が出てた頃、
世間がそうだったように
学校もてんやわんやのパニック状態だった。

若手担任のサポートどころじゃない。
それ以前に、
「感染予防のため」に
やらないといけないことが多すぎた。

僕は学校行事を取り仕切る役回りだったから、
コロナ禍で、どんなことならできるか?

管理職や保健室の先生と
相談(ときにバトル)しながら、
仕事を進めるのに精いっぱいだった。

でも、あるとき気づいた。

あ、
若手の担任の先生、
めっちゃ不安そう・・・。

そりゃそうだ。

ただでさえ、非日常の学校生活。

日本中がパニックで神経質で
ちょっと怒りっぽく、
寛容さも見失っていたころに、

知恵も経験も少なく
突然「先生」として放り出された
不安はいかばかりか?

反省し、
現場の若手の先生たち向けに
自分の教育に対する思いやメッセージを
メールで送ることにした。

3年間で計100本。

先生たちも
余裕のあるとき
返信をくれたりして、

リアルでは話せないところで
本音の交流ができた。

こういう関わり方、
大いにアリだなと思った。

ヤル気満々の女性初担任

中でも思い出深いのは女性教師A。

A先生は、
先輩たちの懐に入るのがとても上手で、

アドバイスは、
とりあえずなんでも実践。

実践してから
「これは私に合ってる」
「これは違う」
と取捨選択ができた。

A先生のやる気に火をつけたら、
隣の先生にも火がついて
学年に火がついて、
生徒も燃えて、
学校が盛り上がると直感した。

クラスに必ずいる
ムードメーカー兼リーダータイプ。

たまたま部活の顧問も
分掌の仕事もかぶったから、
僕が今まで勉強してきたこと、
実践してきたこと、
徹底的に教えた。

先述した100本メールは
若手数名に送っていたのだけど、
一番、返信率が高く、
実践して感想くれるのは
彼女だった。

僕も、やる気満々で
コロナ禍の逆境を、
なんとか乗り越えることができた。

彼女は大いに仕事をし、
生徒と体当たりでぶつかり、
同じ学年の先生と激しく恋愛をし
(はげしかった・・・)

その悩みや葛藤を
聴いて受け止めるのは僕の仕事だった。

いずれ別の機会で書くけど、
とんでもない困難が何度も何度も
彼女(だけでなく学校全体)に降りかかった。
コロナなんてかわいいもんだ。

でも、彼女はあきらめなかった。
学年の先生たちの結束も相当に強かった。

僕は学年の外側から
話を聴き、気持ちを受け止めることと
メールで励ましを送っていただけ。

そして卒業式。

コロナ過と
学校始まって以来の
未曽有の大困難を
のりこえて、

彼女たちは卒業式を迎える。

呼名している
彼女の姿を見て、目頭が熱くなった。

式の数日後、
彼女から一通のメールが届く。

後輩からのメール


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
100号までのメール、
ありがとうございました。

やっぱり、変態でしたね。笑
こんなことできるの、
だいさんしかいないと思います。

最後の方は、なかなかお返事送れず、
すみませんでした。

メールをいただくたびに、
(変な意味ではなく)
ひしひしと愛情を感じていました。

「あー、私のことを1人の教員として、
 認めてくれてる人がここにいるんだなぁ」、
とか

「あー、なんだ、自分のことを
 よーく見てくれてる人って、
 やっぱいるんだなぁ」、とか

「あー、この人なら頼っていいんだぁ」とか

 、、、いろんなこと感じてました。

生徒と、学年の先生と、接してきて
ものすごく「愛情」を感じられる3年間でした。

みんな、お互いのことを大事に思っていて、
認め合っていて、絶対にお互いを見捨てない。

愛情深い集団でした。
毎日愛を感じて、過ごすことができました。

これって、だいさんが言ってた
「ストローク」のことだな、って思って。

だいさんの言葉で言うと、ストロークだけど、
私の言葉で言うと、「愛」だったみたいです。

昨日は、卒業式最後のHRで、
「君たち一人ひとりが大好きだ」って
大告白してやりました。笑

卒業式で、絶対伝えたかったことだったので。

私の最後の、
クラスに向けた「愛」という贈り物です。

その代わりに、
最高の「愛」を彼らからももらいました。

無茶ばっかりするけど、高校生らしくて、
「ありがとう」と「ごめんなさい」が
ちゃんと言えて、気持ちのいい子たちでした。

一昨日は全員で職員室に押しかけてきて、
赤い花束をくれました。

最高に嬉しくてニヤけが止まりません、
今でも。笑

〇〇先生も優しくて大好きです。
〇〇先生は変な人です。大好きです。
〇〇さんがいなかったら、
学年でやるのちょっとキツかったかもです、
大好きです。
〇〇さんおもしろくて大好きです。
〇〇さんはまぁいいです。
〇〇さんは厄介だけど、一生懸命で大好きです。
〇〇さんは相談するとめちゃくちゃ丁寧に答えてくれて、大好きです。
〇〇さんの安定感…情熱のある方です、
大好きです。
〇〇さんは私の心の安定剤でした、大好きです。
〇〇さんはもう、
どんな言葉でも言い尽くせません、大好きです。

〇〇には、公私ともに支えてもらいました。
彼が1番キツイだろうに、
家では一緒に笑って過ごしてくれて、
ケンカもめっちゃするけど、
こんなアホな女と一緒にいてくれるなんて、
感謝しかないです、
大好きです。

今の私は、無敵です!!!
空だって食べそう。笑
本当に、幸せな3年間でした。
最高に幸せな、3年間でした。
あー、楽しかった!!!!!!!!
関係してくれた全ての人に、感謝です!!!

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

3年を経て、
彼女は同僚と結婚することになる。
メールの最後に
取り上げられていた○○(みんなだけど)😄

今は別の学校に異動して担任している。
日々格闘だ。

これから

彼女は、僕が関わった若手の先生の1人。
他にもいろんな後輩を教えてきた。

僕なりに伝えられる教育のノウハウがある。
役に立つと確信している。

①「教育」に関して理想の高い人
②(でも)現実がそれに追いついていない人
③(ゆえに)自信がなくて、
 同志もいなくてもがいている人
④自分らしくありたい人

に向けて、

自分が今まで投資して得た
価値ある学びを

月・水・金の
週3回の頻度で

有料記事も織り交ぜながら
発信しようと思う。

文体は、その都度変えていく。
内容と雰囲気を合わせたい。


「教育」は
学校・人間関係やコミュニケーションに関わる
大きなカテゴリーだから、

担任以外の人にも
気づきの与えられる内容になれたら嬉しいな。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


生徒との関わり方に
不安や悩んでいる人が

『先生になってよかった!』
と言えるための
公式LINEを始めました。


『全然生徒が話を聞いてくれない』
『同僚も保護者もみんな嫌い』

こういった悩みを
持った人に向けて

『先生になってよかった!』
と言えるようにするために
定期配信をしています。

無料で登録できるので
この機会にぜひ登録して
学びを深めてください!


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?