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トラブルや失敗に負けないクラスづくり

こんにちは!
初担任のサポーター、だいです!


今回は


『トラブルや失敗に負けないクラスって
 どんなクラス?』


をテーマにしたいと思います。


学校は、生徒が失敗したり、
トラブルを引き起こす場面が
多々ありますよね。


もちろん、
担任であるあなた自身も
失敗は避けられないでしょう。


失敗やトラブルは
発生してから対処しようとすると
心身ともに消耗しがち。


保護者連絡も含めて
事後指導の連続になり
対応に時間をとられるから、


気持ちも重くなるし、
教材研究もできないしで
悪循環に陥ります。



でも、あらかじめ起こることを
想定したうえで正しく
シュミレーションしておけば


トラブルを最小限に
抑えることができるんです。


みなさん
失敗に負けない人
トラブルに強いクラスとは


どんなクラスだと思いますか?


『失敗が少ないクラス?』
『トラブルのレベルが低い?』



どちらも違います!


どんなクラスのことか
想像しながらスワイプ
してくださいね。


トラブルに弱いクラスは
当然のことながら


トラブルが起きるたびに
クラスが崩れかけます。


一度炎上すれば
鎮火するのが難しく
いつまでも長引きます。


しかも、こういうときは
1つ目のトラブルに
みんなが振り回されている間に


2つ目、3つ目が
連鎖的に起こるもの。


はじめは些細な失敗だったのが、
だんだん手に負えない
大きなトラブルにつながることも。


そうしていつしか先生もクラスの子も
ストレスに耐えきれなくなり
崩壊します。



逆にトラブルに強いクラスは
トラブルが起きても動じません。


そもそもトラブルを
トラブルと捉えてない。


トラブルは、伸びしろだし、
乗り越えたらさらに成長する
チャンスだと捉えています。


トラブルに対応している最中は
しんどい思いもあります。


でも、トラブルと向き合ううち、
解決の方向が分かれば


クラスで一致団結して
解決に動き出します。


そしていつの間にか
解決しているものです。



『あれ?そういえばあれ
 どうなったっけ?』


と忘れてしまうくらい
事態が小さくなります。


その代わり残るのは
これからはじまる行事の企画や
居心地の良かった思い出です。


この思いが積み上がることで
生徒の方が


『このクラスで過ごせてよかった』
と思ってくれるようになります。



こんなクラスを実現する
主導権は
当然、先生が握っています。


正直、簡単ではありません。



今回紹介するノウハウ以外にも
細かな要素がたくさんあります。


でも、大きな要素を抑えておくことで
うまくいく可能性がグン!と上がります。


がんばっていきましょう!




トラブルを無くそう!!…は大間違い!


そもそもトラブルを
なくそうなくそうとする
クラス運営を見かけます。



これは集団育成からすると
とても危険な指導です。


確かにトラブル対応は
面倒な側面もありますが


トラブルを乗り越えてこそ
成熟した集団に生まれ変わります。


学校は生徒が所属する
集団で一番大きなもの。


集団の中で、どう生きるか
社会的な力を養うために
学校に来ています。


そんな中でトラブルを
過剰に予防してしまうと


生徒が考えたり、悩んだりして
成長するきっかけを
奪うことになります。



先生という存在が
いなくなった時に自分で


トラブルに立ち向かったり
逃げたりする術を知らない生徒は
打ちのめされやすくなります。


打ちのめされるのは構いませんが
そこから自力でリカバリーする
ことができなくなるんです。


行き着く先は


『私がこんな風になったのは
 〇〇のせいだ』


と他責思考に縛られる人生です。


自分の教え子がそんな思考に
染まって、人を傷つけたりしたら
とても心が苦しいですよね。



たかが教師 されど教師。
1年1年が生徒にとって


これからの人生を生き抜く
ための練習になります。


先生が苦しくならない
程度(大事!)に
トラブルを経験させましょう。


そもそもトラブルに強いクラスは
トラブルを経験して成長します。


練習が足りず、指導者が未熟な場合
弱いクラスはトラブルで崩れます。


その分かれ目を決めるカギを
握っているのがトラブルの
当事者以外の行動です。



絶対にやらせてはいけない行動


クラスでトラブルが起きたら、
学級会を開くでしょう。


その学級会で絶対にやらせては
いけない行動があります。


この行動を見逃すと
まちがいなく生徒は
クラスのことが嫌いになります。


話し合いの時間が苦痛で
仕方なくなります。


トラブルと向き合わせたいのに
トラブルと向き合うのが
そもそも嫌になってしまいます。



そうなると、残されるのは
事なかれ主義。


自分に害があまりなければ
何もしない。
耐えるのみ。


このクラスの1年が
終わればどうにかなる。


という思考です。


もちろん
人生においてこういう思考は
時には必要ですが


トラブルに向き合うという
姿勢においては正しいとは
言えないでしょう。


逆にトラブルに向き合うのが
大切だ!必要な時間だ!


と思うようになれば
とても強いクラスになります。



逆境に強いクラスは
追い風が吹いた時
爆発的な力を発揮します。


障害がない中で突き進める
わけですからね。勢いがすごいです。


では、やらせてはいけない行動とは
どんな行動なのでしょうか?

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