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英語学習のマンネリ化脱却の為の「妄想英語学習法」について

どうも、英語学習✖︎言語化力の発信を行なっているディーです。

私は留学経験、海外インターン経験を通して英語力を身につけ、今は英語学習のコーチングを行っている。私は特に英会話が大の苦手だった。その大きな理由は英語学習のマンネリ化だ。英語学習のマンネリ化により英会話を練習することがほとんどなくなってしまった時期があった。

本noteでは、そんな私がマンネリ化を脱却した自分の実体験から考える英語の少し変わった学習方法についてまとめた。

初めに

突然だが、あなたの英語学習、マンネリ化していないか?


何となく買ってみた英語学習の参考書、

何となく流しでみる英語学習についてのYoutube

何となく外国人と話したい

何となく海外で英語を使ってみたいから英語をやっている。

漠然と英語に対しての熱意が中途半端なまま時間だけが過ぎている。


そんな方に自分の実体験に基づく、もっとワクワクするような英語学習方法を解説したのでぜひ読んで頂きたい。

個人差はあるかもしれないが、もしいいな、と少しでもお持っていただけたなら本noteで紹介する一味違った英語学習を取り入れてみてほしい。


この方法はみなさんの実体験に基づいて妄想を膨らまして英語を学んでいく方法だ。

名付けて「あの時に戻れたら...妄想英語学習法」である。


自分は留学時代にこの方法を活用しまくり、徐々に英語が流暢に話せるようになった。厳密には英語が流ちょうに話せるようになるシチュエーションが増えた、である

手順はシンプルに以下の五つのステップ。

1.英語を話したかった体験を思い出し言語化する

2.その人に話したかった事、聞きたかったことを洗い出す

3.会話の流れを想像し内容を日本語で書き起こす

4.英語に訳す

5.何回も繰り返し練習する


いたってシンプルだ。だが少しの会話の為に時間をかけすぎでは?と思われた方も多いと思う。もっと効率の良い、よく使うフレーズだけ覚えたらいいんじゃないか?と。

一方でその方法が既に効果的ではないことはあなたが一番痛感してきたはずだ。頻出と呼ばれるフレーズをいくら叩き込んだところで、そんなシチュエーションに出会う機会なんてなかなかない。

結局、中途半端に英語が身についたんだかよくわからないまま、年月だけがすぎるだけだ。

だからこそ、やり方を変えて、あなたにとっての頻出するシチュエーションを考えていく必要がある。

そしてあなたにとって頻出するシチュエーションとはまさにあなたが経験してきた過去のシチュエーションである。



そこをもっと深く思い出し、妄想し英語を考えて練習することで本当の英語は身についてくる。

イメージしやすいようにベトナムへ旅行へ行った私の実体験をもとに、この学習方法の手順を説明していく。

あなたも

「この人と英語で話したかった!」けど英語に自信がなかったり勇気がなくて諦めてしまった。。。

そういった経験を一緒に鮮明に思い出して書き起こして欲しい。
それでは具体的な手順を例を交えながら説明していく。

1.英語を話したかった体験を思い出し言語化する

以下のフォーマットに基づいて英語を話したかった過去の体験を言語化する。これが一つ目のステップだ。

Where:どこで?
例:例ベトナムの路地に入った人通りが少ない穴場おしゃれカフェの窓際

Who:その人はどんな人だった
例:欧米人の30代くらいの女性(ブロンドヘアーで30代くらいの細高身長)

What:その人は何をしていた?
例:1人でコーヒーを片手に本(しかも自分が大好物な格闘技の雑誌)を読んでいた

Why:どうして話しかけたいと思った?
例:風貌やこのカフェを選ぶ辺り趣味が合いそうだと思ってたことに加えて、お手洗いの通りすがりに目が合い笑顔で「hello」と言ってくれた親切さに好感を抱いた

2.その人に話したかった事、聞きたかったことを洗い出す


言語化された体験について、あなたは「その人」と話ができなかったはず。

私は英語力とコミュ力の自信のなさに投げかけてくれた「hello」に対して「Hello」としか返答できなかった。

「あの人はどんな人だったのか」
「話せたらどんな会話で盛り上がったのか」

想像が膨らむのに比例して会話ができなかった後悔が強くなってくるはずだ。この後悔が強いほど「あの時に戻れたら...妄想英語学習法」の特性が生かされる。

ここで考えて欲しいのが以下の2点についてである。

その人に伝えたかったことは何か?

その人に対して自分はなんと返答したかったのか。ここを端的に絞って言語化してみる。

 例:自分はこのカフェの雰囲気が穴場感があって好きであること
 例:似たような穴場のおすすめレストランがあり、夜の景色が最高だからぜひ行ってみて欲しい、ということ
 例:自分も格闘技が好きであること




その人に聞いてみたかったことは何か?
続いてその人に聞いてみたかったこと、質問である。興味を抱いた理由を掘り出し、知りたいことを洗い出していこう。

 例:どうして一人でベトナムに来ているのか?
 例:ベトナムの中でおすすめのカフェやレストランはないか?
 例:格闘技が好きなのか?
 例:格闘技はどの団体が好きで、今一番注目している選手は誰か?

3.会話の流れを想像し内容を日本語で書き起こす

次にステップ2を切り口に会話の流れとを日本語でどんどん妄想していく。
後で読み返すと素人ナンパ感があふれ出てるがそこは目をつむっていただきたい。あくまで一例と思って読み進めてみて欲しい。

相手:「ハロー」

自分:「ハロー!初めまして。私はDai。日本から来たよ、あなたは?」

相手:「Daiさん。始めまして!私は アフネス。オランダよ」

自分:「あ~オランダか、オランダと言えば、、、えーと。ハイネケンだねw。自分は大好きで毎週飲んでるよ。ベトナムへは一人できているの?」

相手:「そうよ。よく一人旅をしていて、東南アジアの中でもベトナムは私のお気に入りの国なのよ」

自分:「そうだったんだ!自分はベトナムではインターンをしていたから懐かしい気分だよ。値段もお手頃で料理は美味しいし、人はいいし、自分も大好きなんだ。アフネスさんのおすすめのお店とかあるの?自分は92station restaurant が景色がめちゃくちゃ綺麗でお気に入りのお店なんだ。」

相手:「そうね、私は○○restaurantかな。あそこのフォーはこの辺りじゃ一番だと断言できるわ!」

自分:「そこは行ったことないな~。ありがとう!今度行ってみるね。ちなみにその格闘技雑誌って○○?自分も大好きなんだけどアフネスさんはどこの団体をよく見ているの?」

相手:「私はK1よ」

自分:「おーー!!!本当に???珍しいね….。

とちょっと自分でも書いているときりがない。
コツは相手が自分が一番話が盛り上がりそうなドンピシャな設定で妄想することだ。先ほどの例でいうと「格闘技雑誌」「好きな団体はK1」この辺りは正直、嘘でもいい。何より自分が盛り上がりたい内容でどんどん日本語で会話を妄想し書き起こしていく。

4.英語に訳す

そして、ここまで解像度を高めて初めて「じゃあ英語でなんて言うのか」を調べる。

今はChat GPTというチートツールがあるからそこに上記の文章を以下の文を加えてコピペしよう。

GPTへの入力のイメージは以下の通り。

「・・(英訳したい文章をコピペ)・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「上記の日本語を中学生レベルの英語と自然な会話表現で英語に訳してください。」


そうすると。。。以下のような英語文章が出来上がる(実際にGPTで作成した英文だ)。

相手: "Hello." 

自分: "Hello! Nice to meet you. I'm Dai. I'm from Japan. How about you?

相手: "Nice to meet you, Dai! I'm Afnes from the Netherlands.

自分: "Ah, the Netherlands! Speaking of the Netherlands... um, Heineken, right? Haha. I love it and have it every week. Are you traveling alone in Vietnam?

相手: "Yes, that's right. I often travel alone, and Vietnam is one of my favorite countries in Southeast Asia.

自分: "I see! I have nostalgic feelings because I did an internship in Vietnam. The prices are reasonable, the food is delicious, and the people are great. I really love it. Do you have any recommended restaurants? For me, 92 Station Restaurant is my favorite place with a beautiful view.

相手: "Well, I would say ○○ Restaurant. They have the best pho around here, I can guarantee it!

自分: "Oh, I haven't been there before. Thanks! I'll definitely try it sometime. By the way, that martial arts magazine, is it ○○? I love it too. Which organization do you often follow?

相手: "I follow K1.

自分: "Wow!!! Really??? That's rare."

もはや修正ポイントがほぼない自然な英語の文章が一瞬で出来上がる(恐ろしい…)。

次にこれを英語発音を自動で作成してくれる無料ツールに放り込む。
これ実は知られていないが、めちゃくちゃ便利。

しかも話してくれる人を選べるのだ。もちろん女性を選択する。

そして、ここで英語の音声化された音を聞くと、ついさっきまで妄想でしかなかった会話が本当に起こりえたことと感じることができるだろう。

5.何回も繰り返し練習する

ここまでくればあとはひたすら妄想と声に出しての練習だ(50回以上は練習しよう)。もちろん飽きるまで。

1週間かけても1か月かけてもいい。

1か月かけたとしても1年で12個のシチュエーションでぺらぺらになることができる。12回シチュエーションも妄想して繰り返し練習したことになるからだ(もはや自分の中では実際に起こった現実よりも強烈なイメージとして残る)。

さぁどうだろう。これこそが本当に自分にとって頻出するであろうシチュエーションに備えた英語学習だ。

そして、この感覚が留学や仕事で海外に行く人が英語上達が早くなる理由の一つでもあると自分は考えている。

なぜなら留学や仕事だと「テスト範囲について質問がある人?」でパットでなかったり、仕事だと「プレゼンテーションで言い返したくなる突っ込みを同僚からされたとき」など英語が出なかった故に後悔する「あの時に戻れたら…」という場面に出会う数が圧倒的に多くなるからだ。

だが、最近はコロナも落ち着いて海外旅行客も増えている。日本にいても「あの時に戻れたら...」と感じる機会は増えてきている。

どうしてもそういった機会がないなら海外旅行にどんどん行くべきだ。自分の経験からだが、間違いなく5~10以上の「あの時に戻れたら...」と感じることができるシチュエーションに出会える。

この「あの時に戻れたら...妄想英語学習法」決して隙間時間とかにサクッとできる学習方法ではない。

しかし、今のやり方にマンネリを感じている方、漠然とした英語学習に不安や不満を覚える方はぜひ実践してみて欲しい。

自分の原体験というのは強烈だ。さらに人間というのは妄想がとても得意な生き物だ。せっかく得た貴重な自分だけの体験なのだからフルに英語学習に活用しない手はないだろう。

最後に

最後にTwitterと私が提供する英語学習者の方を支援するコーチングサービスのご紹介。

https://twitter.com/dai_improve

Tiwitterアカウントでは英語学習のモチベーションになるような投稿を行っている



また、コーチングサービスでは英語を話せるようになるために、「発音」を徹底的に学ぶことと、継続的に英語学習に取り組む「コーチング」を重視している(今回紹介して方法も取り入れた学習支援を行っている)。

若干名に制限はあるものの、私自身が全力で受講者様の英語学習をサポートしているので、少しでもご興味ある方は是非無料体験へ。

※下記のLINEを追加いただくと申込可能です。

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