見出し画像

#42 【読書感想】自分なりの”解釈”を育てよう

こんばんは。最近はコーヒーやら紅茶やら飲みすぎてシャーシャーが止まりませんFumfumです😂

さて、今日は以前の#41お知らせの中でも少し登場した阿部広太郎先生の「それ、勝手な決めつけかもよ」の読書感想を書きました。

読み終わって気づいたことは「心が軽くなった」と言うのが素直な感想です。”解釈”をうまく使うことで「あなたの正解」が見えてくるかもしれません。

amazonサイトより


本書を読んだ目的

①生き方を楽にする解釈の方法を学ぶこと
②①を日常生活にどのように取り入れるのか考えること


目的の解答(学び)

①に対して
・休んでいる時間は『創造的休暇』というニュートンの”解釈”を借りる
・誰かの正解を生きるのではなく自分の納得を生きる
生きるとは過去の自分を肯定していく行為であるということを認識する


②に対して
・本を読む(様々な著者の本を読み、物事の解釈の幅を広げる
・自分の本音と向き合う時間を作り、一つ一つの選択に納得を見つけていく
・誰かと会話する際に自分の解釈と相手の解釈を俯瞰的に認識する


〜感想〜

・心が軽くなった
読んでいると「あ、そういう風に言うとなんか良いな。」といった、たくさんの”解釈”が得られて、気づいた時には自分の心のモヤモヤしていたものが取れているような感覚を得ることができました。

①目的の解答(学び)でも書きましたが、休んでいる時間を『創造的休暇』と呼ぶ=自分の中でそういう”解釈”をすれば、何を生み出せるのかといった思考の転換が起こっている感覚を覚えました。

ただ、ダラダラして不満を垂れるだけでなく、その先にあるものにワクワクしながら今ある時間をどのように使おうか、そのような考えへと繋げることができました。


・だれかの正解と自分の納得
SNSの発展によって誰でも”自分の正解”を成功体験の結果と共に動画や写真などと合わせて発信することが非常に簡単になった時代になりましたよね。そのような世界を毎日生きていて、毎日毎日見ていると知らない間に朝起きるとケータイを開くのが(悪い)習慣になっていて、気づいた時には”だれかの正解”を生きようとしていた自分にハッとしました。そんな経験みなさんもありませんか?

大切なのは自分が納得できるかどうか。「これで良いんだ。自分はこれがしたいんだ。誰に何を言われても自分で選択したこと。後悔はない。」そうやって選んだ道は本当によかったのだろうか?と悩むことはあっても、その先にはきっと納得できる自分の人生があるんじゃないかなと感じました。

だれかの正解を生きることに自分が納得できるのであればその選択も一つだと僕は思います。ただ、そこには自分の正解を見つけられない何かがある。向き合うことができない何かがきっとある。そんな気がしています。

今の自分の生きている人生は過去の自分が選択してきた結果に過ぎない。


・困難と解釈
風の時代、VUCA、コロナ、多様性、、どんな時代にも困難はあると思いますがそれらをどう乗り越えていくか。とはいえこの数年は特にその困難が目に付くように感じています。

そんな今を生きる中で僕は失うものを数えていくのではなくて、それ以上に大切なものを増やし、それを数えていくことを大切にしていきたい。そう思います。

もう既に見た方もいると思いますが、まだ見ていないという方がいたら、僕はあなたの4分42秒を借金してでも見てもらいたいという気持ちです。僕は5回くらい見てもまだ涙が出ました。(涙腺が、、歳なのかな。)

また一つ心が動く日に出会えたことを嬉しく思います。今は過去のものとなってしまった定義の『青春』を生きた、今の大人たちが思う「青春」とは異なる”青春”という時間を過ごした世代。一人ひとりと向き合うことをせずに、『Z世代』といった枠組みで考えるのは浅はかな考えなんだろうなぁ。

お互いの見えていない”解釈”を伝え合うこと=『解釈を共有する時間』が密を避けた世界によって分断されてしまった繋がりを取り戻すために必要なのかな、、なんてことを考える。

諦めるのが早いとか逃げているといった一方的な大人の”解釈”は、今まであった当たり前の日常が目まぐるしく変化していくことに、苦しみ・悩み・耐えながらも、大切なものを増やしていこうと柔軟に行動してきた結果なのかもしれないね。って僕は”解釈”する。


・「何を言うか」が知性
・「何を言わないか」が品性
・「私あの時なんであんなこと言っちゃったんだろう…」が人生

本書より


誰かが思う”解釈”の中を生きるんじゃなくて、自分の”解釈”を育てていけばいいじゃないか。自分の安心は自分の解釈で作ろう。そんなことを本書を通じて感じました。いやー素敵な本だった。Kindle版で読んだのですが本屋で実際に本を購入して、何度も何度も読み直したい。そんな風に感じた本でした。広太郎先生ありがとう!


Fumfum…
”解釈”という言葉、かなり便利で使い勝手が良いことに気づいて驚いている。と。memo🤓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?