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映画感想「リビング ザ ゲーム」(Filmarksより)

2015年までの、ストリートファイター「4」時代のプロゲーマー達の記録。
ももちとウメハラを中心に生活模様、大会の最中の表情を捉えている。

大会の結果はリアルタイムで追っていたので知っているのだが、ゲーム画面はそこまで映さず、あくまでもプレイヤーにスポットをあてた意義のあるドキュメントだった。
未だ未成熟な業界、先行きの不透明さに不安を感じながら格闘ゲームに打ち込む姿、特に自分がウメハラと同世代のゲーマー故に共感よりも不安視が強く
残ってしまった。
ジャスティンやゲーマービーの過去を初めて知ったが、これはもう夢を掴むアスリートそのものだな、と驚いてしまった、彼らをこれからも応援したい。

主流のゲームが「6」に移行した現在においてはやや古い話ではあったが、この記録映画の真価が問われるのは10年後、15年後な気がする。
その頃、この業界はどうなっているか。

おそらく、振り返ってどう思われるかもまた見えない作品であり、一般的なスポーツが題材の作品とは違った価値があると思う。

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