映画感想「フリー・ガイ」(Filmarksより)
8月ようやくの1本目。
オープンワールドゲームの世界と現実を行き来しながら、主題として悪辣なゲームメーカー社長との戦いを描く。
この仮想世界をモチーフにした映画も幾つか作られ、もはや目新しさもなくなっているが今作は主人公が特異点となり世界を変えていく構図が新鮮で面白かった。
AIが自我を持つ事でバランスが崩れるという定番の展開ではなく、現実の問題を解決するヒントになるというのは仮想世界へのイメージが変わってきた時代の移り変わりも表現していると思う。
タイムリミットよりも、自分の正体を知ってしまった事やリセットされてしまったことが困難として立ちはだかるのでドラマは濃いもののハラハラドキドキ感は薄かった。
あとはラストバトルのネタ満載や未完成の敵のギャグ、しっかり笑わせていただいた。
世界一有名な盾と剣を同時に使うのが俺ちゃんだとか、誰が想像できただろうか(笑)
終始楽しく、爽快感のある作品。
久々の映画館、当たりで良かった。
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