特撮の変身アイテムは、子供の夢でありオトナの夢でもあるというお話
今日、スマホのカメラロールを見返していたら一昨年10月に行ってきた「なりきりワールド」という展示イベントの写真が何点か出てきたので、自らの「趣味のタイプ」という観点からヘタな写真ながら披露しようと思います。
人間は、何歳になっても「遊ぶ」もの
これは主に特撮の変身アイテムを中心に玩具を展示しているイベントで、発売前のシン・ウルトラマンのベーターカプセルを実際に触って変身を体験出来るブースなどがありました。
現在は池袋サンシャインに常設店舗がありますね。
近年、このヒーロー物の玩具も大人向けブランドというのが浸透し、DXシリーズと言われる子供向け玩具とは値段の桁が一つ違う商品も多く出ています。仮面ライダーやウルトラマンの玩具で大人が遊ぶ、一昔前なら失笑されていたような話ですが明らかに時代が変わりました。
昭和の時代、ヒーロー番組を観ていた子供たちが会社で決定権を持つようなポストについたというのが大きいと思いますが、もう世代を問わずファンがいるコンテンツになったからこその商品展開が行われているんですね。
そしてそれらはもはや、画面に映っていた本物となんら遜色のないもので、ショーケースに展示することが「映える」代物になっています。
今でも大切な宝物、なこのアークルです。
考えてもみれば大人になったから大人の遊びをしなければいけない、なんて決まりはない訳ですが、それに加えてこういったなりきり遊びの対象年齢が広がっているものだとも感じています。
例えば私の親世代は、子供の頃テレビゲームは無かったので「ファミコンは子供の遊び」という認識の方がまだいらっしゃるでしょう。しかしあと20年もすれば私どもが高齢者になっていくので、ジイさんゲーマーも珍しくなくなるはずです。つまり、「遊び」も時代によって様変わりしていきますしまた、人はいくつになっても遊びを楽しむものですから、変身遊びの好きな中高年の時代がやってきている、という風に思って良いんですね。
私自身、部屋が玩具で埋まっているようなマニアではありませんがそれでも、今まで「変身玩具」に使った額を合計すると一ヶ月の給料分はゆうに越えておりました。今、欲しいものはというとゲーミングPCだったりしますが、特撮という趣味がなければ余裕で買えていましたね(笑)。
両対応の、優秀な趣味
私は円盤好き、と何度かこのnoteでも述べていますが好きな作品の映像ソフトはよく買っています。おそらく、つぎ込んだ額で言えば一番のジャンルです。特撮関連でいえばそれに次いで変身玩具、という感じなのですが…。
フィギュアやプラモデルといった立体物には、あまり食指が動かないクチなので「円盤か、玩具か」の二種が私のオタク趣味、趣向の柱です。
何故その二つが良いのか、自分が満たされるのかを軽く自己分析しますと…。
・円盤は、好きな作品を手中に収めるという「大人」の欲求
・玩具は、作品の疑似体験を楽しむという「子供」の欲求
という理由付けが出来たんですね。おそらく立体物が好きな方はこの両方にかかっている感じで、私も鑑賞するのは好きであったりします。よくオモ写というタグでジオラマ的な写真を撮っておられる方をSNSで見かけますが、上手な方の写真は本編のワンシーンと見紛うものもあり、やり甲斐のある趣味なのだなぁと敬服しています。
つまり、特撮好きという趣味が大人な部分、子供な部分の両方を満たしてくれるものだから、生涯抜け出せそうにないな、と思った次第です(笑)。
先日、ウルトラマンネクサスのエボルトラスターを入手して当面、新しいアイテムの購入予定はありませんが今、持っているものも遊び尽くしたとは思っていないのでまた…休日に変身しようかなって感じです。
童心にかえる…どころか常に童心なのですが(大人になれないとも言います)、自分はそれでいいやと思いながら、趣味に満たされ、癒されています。
変なまとめ方ですが、日本に生まれて良かったな~って感じる部分ですね(笑)。
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