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ウルトラマン、仮面ライダーなどの話題です
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いかなる映画でも良い所はあるはず…と考えてみた話

この夏、仕事が極めて忙しくなかなか映画館に行けていません。明日はぼざろ後編を観てくる予定なのですが、昨年と比べると頻度が激減しています。 4月にこんな記事を書いておきながら、実はこの映画を観に行けませんでした。有言不実行という感じで、まことに情けない。後々、配信などで観ることになるとは思いますが出不精になってしまうのは良くないですね。 映画の価値について 今日、脚本関係の本を読んでいてある映画監督の言葉が心に残りました。 「低予算でも、何十億の映画でも鑑賞料金は変わら

特撮への定番ツッコミに回答していきます

我々(誰を指しているのか)オタクは、疎い人達の何気ない一言にピキッ、とくる瞬間がありますよね。 私も昔はそんな「浅い指摘」にいちいち反論したり、したがっていたりしましたが最近は 「は~ん、よく知らないんだな」とスルーを決め込むようになりました。単純に歳を取ってわざわざ食いつくのを敬遠するようになっただけですが。 そんな訳で、三大特撮(ウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊)において長年擦られ続けた伝統の浅いツッコミへの回答を、軽くまとめてみることにしました。 ①ウルトラ

「堕ちていく物語」、シン・仮面ライダーの全体像を読んでいく

遅ればせながら昨日、「真の安らぎはこの世になく」第五巻を購入、読みました。 昨年、シン・仮面ライダーの公開直前に連載が始まったコミック版で、緑川イチローの少年時代からを描く映画のエピソード0的な内容です。帯にあるように今回の巻でついに、バッタオーグに改造される前の本郷、一文字が登場します。 本物の「リメイク」である証拠 先日、アニメのリメイクにまつわる記事を書きましたが、庵野監督のエヴァ以外のシン・シリーズ(ゴジラ・ウルトラマン・仮面ライダー)もまた日本を代表する特撮作

公式チャンネルを観て、やっぱり仮面ライダーっていいなと思った話

遅ればせながら…ですが、昨日こんなYoutubeチャンネルが出来ているのに気付きました。 見てみると2分以内の短い動画で、各ライダーの「カッコイイ場面」を発信しているチャンネルのようですね。東映特撮オフィシャルの方とどう差別化していくのか、今後も注視していこうと思います。 改めて感じる、「つかみ」の重要性 現在このチャンネルはまだ9本の動画があるのみですが、どれも1話か、序盤の「カッコイイ」を抜粋したものになっています。全部観ても10分以内なので、もちろん一通り観ました

35年前の悪の組織が、時代を先取りしていた件

毎日暑いですね、本当に。夕方には雷雨がきたり、天候に翻弄されっぱなしな夏ですがいかがお過ごしでしょうか。 本日(7月29日)などは関東で40度を越える、との予報も出ておりもはや灼熱地獄です。 そして、特撮マニアの間でこういう時、よく話題に上るのが仮面ライダーBLACK RX第19話「恐怖の人工太陽!」なんですね。 35年前の空想が現実に これが放送されたのは1989年3月12日、平成元年でした。この頃は夏といっても20度後半が関の山で、30度を越えれば猛暑と言われていた気

ブンブンジャー&ガッチャードの映画を観てきました

毎年恒例、夏のヒーロー映画を観てまいりました。 今朝、公式から一つ大きめのネタバレが解禁されてはおりますがまだ3,4日目なので内容には大きく触れず、ザックリ感想を綴ります。 Filmarksより まず、一本目のブンブンジャーから。 爆上戦隊ブンブンジャー 劇場 BOON! プロミス・ザ・サーキット 恒例の夏映画。 戦隊らしく一本道の番外編。 他惑星のお姫様との交流、追ってきた敵との戦い。 その中に、テレビの1話でミラがタイヤに伝えた「自分のハンドルは自分で握る」と

仮面ライダーゼロワンの映画主題歌が最高だった、という話

来週公開、毎年恒例の「ニチアサ夏映画」ですが、27日の舞台挨拶付きで観に行くことになりました。 仮面ライダーの舞台挨拶、個人的には4年前のジオウVシネ以来になるので楽しみ度が高いです。ライブビューイングであれば昨年シン仮面ライダーも舞台挨拶でしたが、生で観るのは久しぶりですね。 ちなみに仮面ライダー以外だと、昨年プリキュア映画が舞台挨拶付きでした。 伝統の夏映画、今年もイケてる予感 この夏の仮面ライダー映画は、アギトから続くいわば伝統、純粋な作品単独の劇場版をやってきた

ウルトラマン第一話放送記念日をお祝いします

遅刻も甚だしいですが、7月17日はウルトラマン第一話の放送記念日でしたね。昨年は7月10日にそれにまつわる記事を書いたのですが、今年は素通りしてしまっていました。 今年で58周年、60の大台までもう少しですね。 第一話のシュールさと、まっすぐさ ウルトラマン第一話「ウルトラ作戦第一号」あらすじ 科学特捜隊のハヤタ隊員は、謎の青い球体を追跡中に、竜ヶ森の上空で赤い球体と衝突、墜落してしまう。その球体の中には、M78星雲から来た宇宙人“ウルトラマン”がいた。心ならずもハヤタ

仮面ライダー関連記事の振り返り

先日、ウルトラマン関係の記事を振り返りなどしたので、今日は仮面ライダー記事で同じことをやろうと思いました。 決してネタがないから手抜きしたわけではありません(笑)。 基本的に、ちょっと辛口指向のライダー記事 映画の感想写し記事を除くと、一発目がこれです。最初から「もう無理してVシネなんか作るな」と言っています。一言でいうと「租税濫造やめろ」なんですが、一年後のギーツVシネは絶賛しているのでものによりけり、というのはあるんですね。 次がこれで、DVDコレクションを4年か

孤高のヒーロー・ウルトラマン80について語ってみます

先日「ザ☆ウルトラマン」と「ウルトラマン80」のBlu-rayBOXの発売が告知されましたね。 これで昭和のウルトラマン、テレビシリーズは全てBlu-ray化が完了することになります。 「ザ☆」のほうはラスト4話を一本にまとめた新規版収録、ナレーションがムツミ隊員役の島本須美さんだったりなど力が入っているのがうかがえます。「ザ☆」は、数年前円谷公式が配信していたときに全話視聴しましたが映像ソフトは持っていないので…要・検討な案件になっています(笑)。 思い出深い、単独のウ

ウルトラマンアーク第一話感想…作り物の街が愛おしい!

今年のウルトラマン、アークが始まりましたね。 第一話「未来に駆ける円弧」あらすじ 飛世ユウマは、怪獣災害の防止、調査、事後処理などを目的とする怪獣防災科学調査所、通称「SKIP」の新人所員である。「みんなを守りたい」の想いを込めユウマが日々の業務に追われるなか、地球防衛隊から石堂シュウという人物が「SKIP」にやってくる…。彼らは怪獣シャゴンの動向を追いかけるが、危険な状況に陥ってしまう!? その時!ユウマの前に現れたのは…!!(ツブラヤイマジネーションより引用) 第一話

ウルトラマン関連記事の振り返り・後編

昨日の続き、ウルトラマン関連記事を振り返っていきます。 ちなみにアーク1話も観たので、感想も近日中に書こうと思います。少し言っておくと、「昭和感」があって良かったですね。 昭和多めの雑談集 グリッドマンユニバースの公開日だったことを覚えていますが、帰ってきたウルトラマン・団時朗さんの追悼記事ですね。もう一年以上前になるのかと思いますが、最新のアークが新マンリスペクトを感じる作品と言うことで、天国の郷さんへの手向けではないかと発表時から言われています。 こうして、50年前の

ウルトラマン関連記事の振り返り・前編

本日より新番組、ウルトラマンアークが始まりましたがまだ第一話を観られていません。リアタイ視聴して速攻で1話感想を書こうと思ったのですが、企画倒れです(汗)。 2,3日中には書こうと思っていますが、今日はそんな感じでネタのインプットに失敗したので今までウルトラ関係で書いた記事の振り返りでもしようかと思います(若干ヤケ気味)。 玩具関係記事 この一年半ほどの間に、結構色々買ったんだな~と思いました。私の感覚だと、玩具に一万円以上というのは高い、と考えてしまうのですがそれでも欲

ガッツ星人56周年、セブンの傑作回を語る

特に今日が放送記念日、というわけでもないのですがウルトラセブンの第39・40話「セブン暗殺計画 前編&後編」が放送されたのが1968年の6月30日、7月7日となっていまして、まさに今がその間になっています。 既に一年以上前の記事ですが、幼少時からウルトラっ子だった私の入口になったのがセブンで、初めて映像を観たのがこの39話、40話だったことを綴っています。 個人的にかなり思い出深い、名作の2編です。 初めて見たウルトラセブンが、負けた やはりこれはインパクト抜群でした。