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今の自分の向こう側

今を生きていくにはもう少し強くならなければならない。

自分の限界を知り、しかしながらそれを乗り越えなければ幸せは掴みとれない。

かつてそれを感じ、住む地を去り、力強く歩みを進めていった者達の軌跡。

悔しさ、口惜しさ。物語にそれはつきもので、乗り越えたとしても、更なる壁が覆いかぶさり、困惑させる。

しかしながら、強靭な精神でそれに立ち向かい、朽ち果ててもいい。

それでこそこの魂が輝くのだ。

肌や爪を気にするより振る舞いを気にせよ、人の視線が気なるなら背を正して前を見よ。

前を見た時、前よりも先を見よ。

先を見据えた後、時折過去も思い返せ。

手を振る家族の顔と故郷の空を思い出せ。

自分が歩んできた足跡と、唇噛みしめながら言ってくれた言葉の強さに身を震わせろ。骨に刻め。

現在生きている自分の存在を、ずっと佇む樹木に重ねていれば、地球規模に考えれば、悩みなど、置かれている問題など塵の様なものだ。

悩みを世界規模に考えろ。

この国に生き落ちた、それだけで順風満帆ではないか。

幸せという物差しはどこまで伸びているなど誰も知らない。

日に当たる自分の影は薄くはなく、むしろ自分の感情より濃いのかもしれない。

何故か、それは影は自分の全てを知り、ずっとよりそって存在しているから。

悩めば日に当たり、自分の影に語り掛ければいい。

「自分は正しく生きていけてる…?」と。

大丈夫と答えてくれるよ。それも自分だからね。


と、自分に言い聞かせる文章(笑)

失礼しました。



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