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2023年の振り返り

今年もこの日がやって参りました。1年を振り返る大晦日当日です。
かれこれ大学生の頃から年末の振り返りをブログにアップする習慣を始めて、早いもので14年目となりました。

また、会社を始めて今年で9年目の年となり、所属している商工会や経営者団体においても徐々に古株となり始め、もうどこにいっても若手と呼ばれることはなくなってきました。
対外活動においては"兄貴"的な立ち位置になることも増えてきたので、それはそれで学びやしっかりしなきゃといった刺激を貰いつつも、年々歳を重ねていることを実感させられるこの頃であります。

さて、2023年も仕事、個人においても、さまざまな激動な日々を過ごさせていただきました。色んな壁にぶち当たり、時には落ち込み、嘆き、踏ん張り、一つ一つ壁を超えられたような気がしています。

具体的な振り返りについては、個人的に整理をしているシートにまとめてますが、今後の振り返りのためと開示することによる言霊の強さを信じて、本noteに一部記させていただきます。

  1. 事業について

事業においては、引き続き積極的な投資をし続けており、昨年対比で150%程度の着地予想で推移しております。しかしながら、何度も成長に陰りが見える壁がありました。その多くは成長を急ぐがゆえの組織的な成長課題がセンターピンだったように振り返っています。
この数年は毎年のように2倍成長を続けており、事業に合わせて組織も2倍成長を続け、それに応じて業務の細分化や最適化を図るために各種セクションを新たに設けたり、仕組み化、権限委譲を進めて参りました。
その結果、情報の伝達がうまくいかなくなったり、それぞれの目線における軋轢のようなものが見え隠れするようになり、組織がギクシャクするような時期もありました。

事業をつくるのはヒトであり、ヒトは感情を持つ生き物であるという大前提をおざなりにしてしまっていたのではないかと、今では反省をしています。

愛、信頼、尊敬。

この3要素が根底にないと組織は崩壊するものなんだと、改めて実感しました。

そして、この3要素を対峙する相手から感じえない時というのは、往々にして自分自身がその相手に対して愛、信頼、尊敬を持てていないがゆえの、反動現象なんだということを最近は常に心がけるようになりました。

例えば、子供のいる両親であればいわずもがな、子供を愛していると思います。ただ、その愛情は自分自身が子供に対して無償に与え続けているだけではなく、逆に子供が親に対して無垢の愛と信頼と尊敬を向けてくれるからこそ、日に日に愛情が高まり親も成長をさせてもらえてるんだと思うわけです。

お子さんがいない方は、飼っているペットを思い浮かべてもらえると似た感情を捉えられるかと思います。ペットもご主人に対して、無垢の愛と信頼と尊敬を向けてくれます。だからこそ、我が子のような愛情が芽生え、ギバーの精神で向き合えるのだと思うのです。

そして、愛情を向けられた時に湧き出てくる脳内ホルモンがオキシトシンという幸せホルモンの一種で、ストレスやうつに効果的なホルモンで有名ですが、脳の疲れを癒したり、気分を安定させる効果があります。また、オキシトシンが十分に分泌されている環境下ではセロトニンの分泌も増える研究結果が出ていますので、結果的にノンストレスで良い人間関係を構築できる環境が整うという、そんな連鎖作用があります。

組織が大きくなるにつれて、僕自身が一人一人の社員と接せられる物理的時間はどうしても減ってしまいますが、極力接する時間を設けて、感謝の思いや愛をもっと伝えていきたいと思っています。
事業を通じて、感謝の思いが連鎖する社会をつくっていきたいと思っていますが、まずは自社組織の中でそれを体現しなければいけないと痛感しています。なので、2024年はより一層コミュニケーション機会、量を増やし、愛、信頼、尊敬が溢れる組織に成長していければと思っています。

また、2024年は今年以上に社会に向けてチャレンジングな行動を仕掛けていきたいと自分自身心に決めていますので、改めてミッション、ビジョンと向き合い、本気で機会が平等な社会の創造を目指して、活動して参ります。

2.個人について
今年は商工会の活動や所属しているEOという経営者活動を積極的に取り組み、自身のコンフォートゾーンを抜け出した成長機会を貪欲につくりにいった1年でした。

商工会では副会長という役職を拝命しながら、ほぼ全ての行事に参加をさせていただき、全国、他団体、諸先輩OBの方々との関係性を構築させていただき、後輩達との接点を設け、成長機会や気づき、学びを自分だけでなく後輩達にも少しでも得てほしいという思いで活動させていただきました。

また、EOでは2年連続でメンターを務めさせていただき、成長意欲の高い若手経営者の指導役として貴重なコーチング経験を積ませていただきました。若く、攻めている社長の熱量や行動量からは刺激も多くもらえ、大事な気づきの機会を貰えていると感謝しています。

他にも、全国の同世代経営者会にも入らせていただき、同じぐらいの規模感で別業態の事業について勉強をさせてもらったり、様々な良い面、悪い面、双方の組織・事業課題を共有し合い、非常に貴重な経験シェアから学ぶ良い機会をいただきました。
社長の器以上に会社は存在しない、という言葉の通り、僕自身がもっと器を大きくしていくことが会社の成長には欠かせないと痛感していますので、貪欲に引き続き学んでいきたいと思っています。

本当にこの1年間関わらせていただいた方々には感謝しかありません。ありがとうございました!

また、個人的に昨年から習慣化していた筋トレにおいて、9月に人生初のベストボディー大会に出場しました。
減量を15キロおこない、週5トレーニングを約1年間続けて大会に向けて準備をしていましたが、大会直前になっても最後の一絞りが絞りきれず、恥ずかしさのあまり誰にも公表せずに出場をして参りましたが、結果は見事に惨敗でした。。。大会直前期は摂取カロリー1,200キロカロリーの毎朝30分ジョギング+30分ウォーキング+1時間筋トレという過酷な生活で、オーバーワークだと分かりつつも最後の一絞りを捻り出そうと思いましたが、無理でした。。
本気で取り組んでも勝てなかったことが非常に悔しく、実は今もトレーニングは継続しており、2024年に再チャレンジをする予定です。

筋トレを習慣化したことによって、健康面や見た目が良くなることはあたりまえかと思いますが、付随して栄養学や解剖学を学んだことで、日々摂取する食事に対する知識やその影響がどのようにして体に表れるのかを知ることができ、この点を趣味にできたことは人生においても大きな要素になるのではないかと感じております。

他にも様々なチャレンジや出来事が山ほどあった2023年ではありますが、このままでは書ききれずに年越しを迎えてしまう恐れがあるので、この辺にしておきます。(苦笑)

3.最後に
2023年も本当にたくさんの方々にお世話になりました。直接お礼を申し上げたい方々が山ほどいらっしゃいますが、年の瀬でそうもいきませんので、この場を借りてお礼を申し上げます。
本当に1年間、ありがとうございました!
まだまだ、与えるよりも頂いてしまうことが多い未熟者ではありますが、徐々に与える側に移行し、マッチャーではなく真のギバーを目指して成長して参ります。
どうぞ2024年も、お付き合いの機会をいただけましたら幸いですので、どうぞ引き続きよろしくお願いします。


2023年12月31日
姜 大成

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