#88 5歳児とする無限ババ抜きとお父さんへの手紙

5歳と1歳のボウズたちを持つ父親です。ボウズ達の成長の様子を書き記すことで将来の息子たちへのプレゼント（酒の肴）になればと筆を執っています。

さて。5歳児のキミへ。お父さんがウイルスをもらって家族に蔓延したことで今年も大人しいGWだね、ごめんね笑。去年はキミがウイルスをもらって発熱して旅行の計画をキャンセルしたので、毎年GWはこんな感じで疲れが出ちゃうよね。3-4月が結構忙しいからね笑。

キミは熱もなく元気いっぱいだけど、どこにも行けないから身体を持て余している。お父さんとはウノや神経衰弱やババ抜きとかのトランプをして遊んでいるよ。

キミが考案したババ抜きはこうだ。「パパ10枚ずつ配るね」と。
お父さんは「全部配らないと、余っちゃうよ」と言うけど、キミは「全部配るのは大変」と10枚に拘る。「OK、じゃあ10枚でやろう」
キミは喜々として自分とお父さんのところに10枚ずつ配り、ペアになったカードを捨てていく。ペアのものがなくなったら、お互いのカードを引いていくという普通のババ抜き。

大きくなったキミがこれを読んだらすぐにわかるだろうけど、最初の10枚は適当に選んでいるために、お互いカードを引きあっても、もうペアは生まれない笑。「あー外れだ！はい、パパどうぞ」とキミは残念そうにしているが、このゲームは一生終わらない、、、笑。ペアが作れない。キミはお互い残り枚数が3枚くらいになったところで、キミは何度引いても同じカードの繰り返しになることに気づき、この「無限ババ抜き」は終止符をうった笑。

ひとつ学びがあったね。でも新しいルールを作るのは面白いことだね。お父さんはキミの考案したゲームに喜んで参戦するよ笑。

昨日の夜はキミに布団の上で「パンどろぼう」の絵本を読んだ。キミはすぐに熟睡したけど、お父さんもほぼ間髪入れずに眠ってしまった。

朝はその分早起きをして、キミたちへのお手紙をこうやって書いていたら、昨日早く寝たキミも爽やかに起きてきて、いつものノートにお父さんとお母さん宛に手紙を書いてくれたね。

お父さんには、「いつも　さっか　とか　してくれてありがとう」と笑。キミは、「パパー、”ほ”ってどう書くの？」と聞いてきたので、書き方を教えてあげた。
「ママにも書いたよー」と見せてくれたけど、「に”ほ”んいち、だいすき」と書いていたので、ここで「ほ」を使いたかったのだね笑。

手紙を書くのは良い習慣だね。お父さんはいつもこの手紙を書きながらキミのことを考えている。文字に残すと同時にお父さんのこの時間はキミに寄せられている。キミもお父さんやお母さんにお手紙を書いてくれているときはきっとお父さんやお母さんのことを考えてくれているのかな。

お手紙と一緒にキミが心を寄せてくれた時間を、ありがたく受け取っているよ。朝イチでお父さんとお母さんのことを考えてくれてありがとう、と。

キミはパパの説明をよく「意味わかんないー」と言っているけど、お父さんはわかりやすく説明するのが苦手でごめんね笑。
キミがもう少し大きくなったらわかるかな。

これから羽ばたくキミたちへ。もうすぐ母の日だね。