【知らないと損をするお金の話】「なぜお金の勉強が必要なのか」 自分の子供に伝えたい事
未来の桜音加(おとか)ちゃん、こんにちは。
僕は2023年を生きる、あなたの父親です。
未来を生きる「そっちの君」から見ると、僕は「若い頃のダディー」ということになりますね。
2023年の僕から未来の君へ、伝えておきたいことを書き残しておきます。
具体的には中学生か高校生ぐらいの君を想定して書きますね。
今日のテーマは「お金について」。
今回は初回なので基本部分
「なぜお金の勉強が必要なのか」
について書こうと思います。
「なぜお金の勉強が必要なのか」
まず結論から言うと、その理由は大きく分けて3つあります。
①お金との正しい付き合い方を身に付ける為
②間違ったイメージを植え付けられない為
③お金に支配される人生を送らない為
今回は直接お金に関する話ではないので
「コレを読めばお金持ちになれる」という話ではありません。
でも君が望む未来を手に入れる為には知っておくべき情報になるので、ぜひ読んでみてくださいね。
なぜお金の勉強が必要なの?
①正しい付き合い方を身に付ける為
誰もが使う「お金」ってやつ。
どう考えても生きていく上で必要なものだけど、学校では教えてくれません。
問題:じゃあ誰が教えてくれるの?
回答:誰も教えてくれません
これが現実です。
使ってるうちに勝手に覚えるしかないんです。
つまり正しい付き合い方が身につくかどうかは、その人の経験次第になってしまうってこと。
コレの問題は、良くない使い方が身についてしまったら、なかなか抜け出せないという点です。
人間はみんな「自分の経験から得た学びが一番正しい情報である」と思い込んじゃう。
そしてそこから得た情報が「潜在意識」に刷り込まれてしまうのです。
潜在意識ってのは簡単に言うと「無意識下の自分」みたいな物だと思ってください。
人間っていうのは「潜在意識」に刷り込まれてしまうと、その後いくら正しい情報を得ても「潜在意識側」の考えを優先してしまう生き物なんです。
他人がアドバイスしてくれても「はいはい」と聞き流して、自分の意見を優先してしまう時ってあるでしょ?
あんな感じです。
つまり教えてくれる場が無いから、正しいお金との付き合い方を身に着けられるかどうかは自分の経験次第になってしまうんですよ。
宝くじ当選者が皆、幸せに過ごせているかというと、そうでもないケースが多いみたい。
突然「身の丈に合わない大金」を得たとしても、その人に「正しいお金との付き合い方」が身についていなければ、結局うまく扱えないからなんだろうね。
車の運転経験のない子供にスポーツカーをプレゼントするようなもんです。
結局乗りこなせないし、乗っても事故っちゃうだけ。
お金をうまく扱えるようになるために、勉強は必要なのです。
勉強しなければどうなるか?
詐欺にあったり、簡単に騙されたりしてすぐにお金を失ってしまいます。
結局お金を失う時って、だいたい「無知」が原因だったりするんです。
この辺はまた別の機会に書きますね!
②間違ったイメージを植え付けられない為
さっき言った「誰も教えてくれない」だけなら、まだ良いんです。
さらに悪い事に、教えてもらえても「間違った教育をされやすい」という問題もあります。
・お金は使わない方が良い
・お金は怖いもの
・お金持ちは悪い人
こんな間違ったイメージを植え付ける大人もいます。
お金に対する「間違った教育」というのは、大昔から続いています。
社会で習ったと思うけど、日本では江戸時代に「士農工商」という階級のようなものがありました。その中で「商人」が一番下になっているんだよね。
これは一説では商人が「お金という汚れたものを扱うから」って考えがあるみたい。
また海外でも、キリスト教では「清貧」という考えから「お金は卑しいもの」として、お金を貸す「銀行」のような仕事は禁止されてきたって事実があります。
なぜ歴史上お金は「汚れたもの・卑しいもの」と考えられてきたのか。
その理由は、皆にお金を持たせないため。
お金って「人を動かすことが出来るもの」なんです。
つまり権力になるんだよね。
これは国を統治する権力者にとってはすごく怖い事。
お金をたくさん稼いで、多くの人を動かせる人が出てくると、自分の立場があやうくなっちゃうから。
だからお金に悪いイメージを植え付けて、お金持ちを作らないようにしてきた。と言われています。
その名残が今も残っているのかな?
僕らの生きる社会では、大っぴらにお金について話すと
「デリカシーがない」と思われたりします。
でもお金は本当はそんな「汚れたもの」でも「お怖いもの」でもありません。
仮にお金は「怖いもの」だとしても、
僕らはお金を使わないと生きられません。
ハサミや包丁と一緒で、使い方を間違うから「怖いもの」になるってだけなんだよね。
お金はただの「便利な道具」なのです。
正しく使う方法を身に付けましょう。
あと「お金持ち=悪い人」でもありません。
逆に考えてみよう。
悪い人って誰?
例えば「犯罪者」で考えてみます。
犯罪者が犯罪を犯す理由のトップは「経済的困窮」つまり「お金がない」。
お金がないと人は悪い事に手を出してしまいやすいんだよね。
そう考えるとお金持ちが、わざわざ悪い事をする理由なんてありません。
この辺はまた別の機会に説明しますね。
誰かから植え付けられた悪いイメージを持って、お金やお金持ちを遠ざけてしまう事が一番良くないのです。
自分で考えられる人になる為にも、一緒に勉強していきましょう。
③お金に支配される人生を送らない為
「夢さえあれば、お金なんていらないよ」
なんて「脳内お花畑」みたいな発言をする人もいます。
僕は親として君に「夢を持って欲しい」と心から思っています。
でも
「夢さえあれば、お金なんていらないよ!」
なんて無責任なキレイ事は言えません。
別にお金持ちになる必要なんてない、でもお金は必要なのです。
なぜかと言うと「お金がないと、君の夢はきっと叶わないから」です。
お金の役割として最初に思いつくのは「何かを買うこと」だと思います。
では「お金が無いこと」の一番のデメリットは何だと思いますか?
これは人それぞれ考えが違うかもしれないけど、僕は
「人生がお金に支配されてしまう事」
言い方を変えると「選択肢が狭くなること」
だと思っています。
何かが買えないなら我慢すれば良い
高くて買えないなら安い物で代用すれば良い
でも「人生がお金に支配される」というのは大きな損失です。
なぜなら「君が本当にやりたい事にチャレンジ出来なくなるから」。
もちろんお金はこの世の全てでは無いし、お金で買えないものだっていくつかはあります。(信頼とか太陽とか)
だけどやっぱり生きていく上で、どうしてもお金は必要なのです。
きっとコレを読む君はまだ学生だと思います。
だけど現実社会を知る上で
・お金の正体
・正しいお金の使い方
・正しい節約の仕方
・正しい投資
・税金についての知識
・ギャンブルと借金
について学ぶことは、大きな「社会勉強」になるはずです。
なのでこれから一緒に勉強していきましょう。
まとめ
「なぜお金の勉強が必要なのか」
その理由は大きく分けると下記3点
①正しいお金の付き合い方を身に付ける為
②間違ったイメージを植え付けられない為
③お金に支配される人生を送らない為
2023年を生きている「こっちの君」は、まだ3歳。
今これを読んでいる「未来の君」は何歳なのかな?
ひとつ君に質問します。
今、君の財布と口座の中には
合計いくらのお金がありますか?
おい、おっさん!
失礼な事聞くなよって??
まぁ聞いてください。
何が言いたいかというと
君の今までの人生で
(得たお金)-(使ったお金)
=(君が今持っているお金)
って事になるんだよね。
すごく当たり前の話なんだけど、
この公式は10年後も同じ式なのです。
つまり10年後、君の持っているお金を増やすには
ここからの10年で
・得るお金を増やす
・使うお金を減らす
このどちらかしか無いのです。
僕はお金持ちでも無いし、大金を稼いだ経験もありません。
だから「爆速で1億稼ぐ方法」
みたいなものは教えられません。
(そんな方法に騙されないように!)
その代わりに「コレをやったら失敗するよ!」ってのは教えられるので、これから可能な限り伝えられたら良いなと思います。
今日はここまで!
これから一緒に頑張ろうね。
2022年6月9日 ダディ
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