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幸せとは「ご機嫌」である【知らないと損をする、自分の子供に伝えたい話】

未来の桜音加(おとか)ちゃん、こんにちは。
僕は2023年を生きるあなたの父親です。

2023年の「こっちの君」は3歳です。
未来を生きる「そっちの君」は何歳なのかな?

そして君がこの文章を読んでいる時、未来を生きる「そっちの僕」は何歳なんだろう。
ふとそんなことを考えたりもします。

僕がこれを書いているのは2023年6月13日。
つまり昨日は僕の誕生日でした。

40年以上も生きていると、誕生日といっても「特別な日」と言う実感もなく、ただ普通の一日。

君が幼稚園から帰った後、いつものようにバアバの家に行って、家族みんなで食事をして、みんなでテレビを見たり遊んだり。

それは僕ら家族にとって、
いつもと同じ「まったく普通の一日」。

でも僕にとっては、この「まったく普通の一日」にとても価値を感じるのです。

今回は君に世界で一番大事な話をします。
それは「幸せになる方法」について。

結論から言うと、
「いつかじゃなく、今すぐ幸せになっちゃえよ」って話です。

は?おっさん何言ってんの?
意味不明なんだけど

って思うかもしれないけど、
これを読み終えると、君は今すぐ幸せになれます。

とても大事な話だから、ぜひ読んでみてくださいね。

なぜ幸せになれないのか


「幸せになりたい」

これは世界中の誰もが願っている事だと思う。
だけど「幸せ」を実感している人はどのくらいいるだろう?

君にひとつ質問します。

みんな願っているのに
なぜ人は、なかなか幸せになれないのか?

この答え分かりますか?

僕はこう思うんです。
「幸せって何なのかを分かっていないから」

例えば飛行機の操縦士で考えてみよう。

飛行機の操縦士は飛行機を運転することが出来る。
だけど、目的地が分からないとどうなるだろう?

行き場所が分からないから、フラフラと当てもなく飛び続けるしかない。

だから絶対に目的地に着陸することは出来ないんだよね。

これは僕ら人間も同じだと思うんです。

目的地がどこか分からないと、
絶対にそこにたどり着く事はできない。

そう、幸せが何かを分かっていなければ
幸せになることは出来ない
と思うんです。

幸せだったとしても、幸せであると気付けない。

これが皆が幸せになれない理由なんじゃないかな?

幸せを勘違いしてるヤツ多すぎ問題

おじいさんとおばあさんは、
いつまでも幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。

昔話でよくあるこのラスト。

僕は子供のころから
・・・ってなんやねんそれ!!
めでたしめでたし、じゃねぇよ!!
と心の中でツッコんでました。

幸せの形は人それぞれ違います。
もちろん僕の考える幸せと、君の考える幸せは細かいところまで見ると少し違うと思う。

だけど皆の考える「幸せ」の共通点が絶対にあるはずだ。

と思った僕は、去年(2022年)まるまる一年かけて「幸せとは何か?」について考えました。

僕はその答えを「そっちの君」に伝えたい。

まず多くの人は、幸せの認識を間違っている。

だいたいの人は
「幸せになりたいなぁ」
なんて、まだ見ぬ未来への希望として
あやふやな「幸せ」を漠然と願っている。

そう、多くの人にとって
幸せは「未来の話」
なんだよね。

だから「幸せ」は「なるもの」って話になる。

でもね、「未来という時代」なんて無いんです。

未来はただ「今より先の時間」ってだけで「今」の続き。
つまり「今」の延長線の上にあるものなんです。

何が言いたいかというと

今、幸せじゃないのなら、
未来も幸せではないんじゃないの?


ってこと。
だって未来は今の続きなのだから。

「今は幸せじゃないけど、
 なぜか未来は幸せになれる」

って考える方がどうかしてると思うんですよ。

じゃあどうすれば良いのって?

なっちまえば良いんだよ、今すぐ幸せに。

幸せって何?



・・・いやいや、そりゃ分かったけどさ
幸せって何やねん?どうやったらなれるの?

って思ってると思うので、僕なりの答えを説明しますね。

幸せとは未来に「なるもの」じゃない
って気付いた人が良く言うセリフがあります。

「幸せはなるものじゃない、感じるものだ」

この言葉自体は否定しないけど、僕は少し足りないんじゃないかなぁと思ってます。

僕の答えとしては
「幸せはなるものじゃない、気付くものだ」

幸せはだいたいの場合、すぐ目の前にあります。
それを幸せだと気付けるかどうか。
気付けない人は、何年たっても幸せを感じられないし、いつまでも幸せにはなれません。

僕のたどり着いた「幸せ」の結論を言います。
めちゃくちゃ大事なのでここだけは覚えておいてください。

幸せとは「ご機嫌」です。

幸せ=ご機嫌 説


僕がたどりついた結論
幸せ=ご機嫌

おいおい、何をバカみたいな事言ってんだ?
と思うかもしれないけど、まぁ聞いてよ。

例えば「焼肉を食べれて幸せで〜す」って感じの脳内お花畑な人がいるとしよう。

その人はきっと
「焼肉を食べたから幸せ」なのではなく
「焼肉を食べてご機嫌になったから幸せ」
なはずなんだよね。

焼肉を食べたけど、一緒に食べてる相手と口喧嘩になっちゃったら、多分その場を幸せとは感じないよね。

つまり幸せと感じたのは
「焼肉を食べたから」ではなく
「ご機嫌だから」なんですよ。

同じように「将来、夢を叶えて幸せになりたい」って人でも考えてみよう。

夢が叶ったからといって、幸せとは限らない。

キレイごと無しで言うと
「自分が想像していた夢が叶った世界」と現実はきっと違います。

嫌なことってのは、必ず出てくるんだよね。

夢が叶ったはずなのに毎日不機嫌でイライラしていたら、その人は幸せって言えるのかな?

逆に例え貧しい生活を送っていたとしても、
ニコニコとご機嫌に過ごしている人って幸せなんじゃないかな?

そう、幸せって「夢を叶える」とか「お金持ちになる」という現象じゃない。

幸せってきっと
ただの「ご機嫌な気分」なんだよね。

幸せを手に入れる為には?


別にご機嫌じゃなくても良いよ
別に不機嫌でも良いからたくさんお金欲しい

って思うのなら、その考えはやめた方が良いです。

なぜなら
「自分は不機嫌でも良い」と思う人はいるけれど
「不機嫌な人と一緒にいたい」と思う人はいないから。


僕らは「幸せ」を感じる時、必ず他人を必要とするのです。

「1人でいるのが最高に幸せ」っていう場合でさえも、この世界に他人が存在するからこそ1人でいるのが幸せだと感じるのです。

だから不機嫌でいるクセがついちゃうと
不幸せになるに決まってるって事なんだよね。

逆にご機嫌でいる事を幸せと感じるクセをつけると、毎日幸せになれるのです。

じゃあ僕らが幸せになる為にはどうすれば良い?

そう、今すぐご機嫌になれば良いってこと!

じゃあ今すぐご機嫌になるにはどうすれば良いかって?

それはまた長くなっちゃうので、別の機会に書きますね。そっちもとても大事なのでぜひ読んでみてください。


まとめ


・幸せはなるものではなく、気付くもの
・幸せとは「ご機嫌」である
・「不機嫌な人と一緒にいたい」と思う人はいない
・ご機嫌になるクセをつけると、幸せに気付くことが出来る
・君は今すぐにでも幸せになれる


冒頭でも書いたように、昨日は僕の誕生日でした。

特に普段と違う事もせず、ただの普通の一日。

でもこんな普通の日常こそが、僕にとって心からの幸せなのです。

僕と君とママ、それに愛犬のキキがいる。
そしてジィジとバァバも元気にしている。

大切なみんなが存在してくれている。
そしてみんなが楽しそうに過ごしている。

こんなに幸せなこと、他にありますか?

僕は気付いてるんです。

数十年後、それはもしかしたらこれを読んでいる「そっちの君」が生きている時代かもしれない。

いつか僕らは絶対に「今」を懐かしく思うのです。

君がまだ3歳で、みんなが元気でご機嫌に過ごせている「こっちの僕」にとっての「今」、2023年の今日に戻ってみたいと思うのです。

僕が生きてる「今」はそれぐらい価値がある。

3歳の君と過ごせている僕のことを、将来の僕はきっと「羨ましい」と思うはず。

そう、今の僕は未来の僕から見ると、ボーナスステージを生きているようなものなのです。

そして「そっちの君」が生きている「今」も同じように価値があるんだよ。

君は目の前にある幸せに気付けていますか?
ご機嫌に毎日を過ごせていますか?

3歳の「こっちの君」は毎日ワガママばかり。
親として大変なこともたくさんあります。

でもそっちの君には本音を伝えておくね。

君がいてくれるだけで
僕らは毎日とても幸せです。

2023年6月13日 ダディ

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