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ブッダは実は「超クール」。人生の執着を捨てて合理的に生きる方法。

本日、こちらを読了しました。

他人の言葉、スマホ、心配事。「無駄な反応」をするばかりで疲れていませんか? 悩みは「消す」ことが出来る。そして、それには「方法」がある。(本著より引用)

日々反応する「心」に対して、シンプルに対応する術が書かれています。現代を生きる我々には、心当たりがありまくりな内容で、非常に参考になる1冊です。

こんな人におすすめ!

◆ 漠然とした不安に悩んでいる人。
◆ 感情コントロールできずに後悔したことがある人。
◆ 何かしらのレッテルを張って頭がちがちな人。
◆ 自分に自信が持てず自己否定しがちな人。
◆ 何となく日々を生きていることを「見て見ぬふり」している人。

現代において、主観的に判断し、そして自分自身を「納得」させることは非常に難しいと思います。

なぜなら、常に人の目に晒され、「心」の揺れ動き方が激しく、安定しないからです。

そんな「心」はいつでも綱渡り状態。いつ落っこちて、自分を見失うかわかりません。

そんな「心」を少しでもコントロール出来るよう、何事に対しても「まず判断をしない」ということ、そして究極「反応しない」ための知恵と方法が、ブッダの言葉と共に記されています。

私が参考にしたい「本物の自信」をつける方法

「もっと自信があれば、人生うまくいくのに。」と感じている人は、大勢いるはずです。ただ、ブッタの考え方にてらせば、自信がある・ないというのも、「判断」にすぎません。「判断」は妄想の一種ですから、すぐに吹っ飛び消えて無くなります。(中略)完全に「不合理」な発想です。
もし唯一「自信」が持てることがあるとすれば、「こう動けば、成果が出る。」という見通しが立ったときです。「時間の蓄積」の後に、初めて持つことができるようになります。(本著より引用)

本著を読んで学んだ、「本物の自信」のつけ方、というのは正直言うと、ないのかもしれません。

まず、自信というのは、ただの心の判断であり、妄想の一種の範疇を超えることができない、という考え方であるからです。その「自信」に執着して生きることほど、不合理なことはありません。

であれば、どのようにして「自信」をつけるべきか。
それは、「自信」を「自信」と判断しないレベルでの、経験を積みまくる!
これに尽きるのではないでしょうか!

何事も、判断せず「やってみる!」から始めることで、「なんだ。余裕じゃん。」という経験を積みまくること。やってみなきゃわからないことを自分の執着や妄想で束縛しないで解放し、それを無意識的に続けること。成功も失敗も心の中には「過去」として記憶されるけど、それを「今」に持ち出さないこと!

私自身も最近このnoteを始めました。最初はoutputの練習を仕事に生かせればよいと考えて、意識的に書いていましたが、今はもはや無意識的です。

それはなぜか、考えたとき、「とりあえず書いてみる。書きながら、書きたいことが見えてくる。見えてきたら、構成を整える。言いたいことも、徐々に見えてくる。…あ、できた。」と呼吸するレベルでチャレンジできているからだと思います。

仕事も、noteも、勉強も、読書も、恋愛も……
気づいたらチャレンジしてた、そう言える日々を過ごせると良いですね。

おススメの1冊です。是非お試しください。

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