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AIはメンドクサイ仕事をお願いするために導入するツールだと思う理由

こんにちは。チームDACOVAです。

昨今のDX推進ブームにより、AIを導入したいと考える経営者や管理者の方が
増えている一方で、実際にAI導入がスムーズに進むケースはあまりありません。仮にスムーズに導入されたとしても、使用されずに放置されている、という話もよく聞きます。

理由は二つあり、一つは導入しようとしても(もしくは導入したとしても)
何をしていいかわからないため、もう一つはAI導入により「自分の仕事が奪われる」と思う方がいるため、と考えています。

※AIを導入しようとしても何をしていいかわからない、という場合はこちらの記事を参照ください。

奪われそうな仕事は、そんなに自分でやりたい仕事なのか?

弊社の中でも様々な業務の自動化、AI導入を今まさに進めているところなのですが、それらの業務の中には「うわぁ、メンドクサイ。。。」って正直思ってしまう業務もあります。

それでも、その業務に携わっている方の中には「メンドクサイなんてことはないよ、これが自分の仕事だ」って思って遂行していただいている方もいるので、頭上がりません。

けれども、その仕事、いつまでできるんでしょうか?
人間はサイボーグではありませんし、定年も決まっていますので、どんな健康優良児であったとしてもいつか現場から離れることになります。

そして現場から離れる際、仕事の引継ぎをしなければなりませんが、その引継ぎがメンドクサイといって十分に行われないケースも多々あります。

。。。引継ぎがメンドクサイと言っている時点で、おそらくその仕事はものすごくメンドクサイ業務であることには違いないと思っているので、わざわざ人がやる必要もない仕事なのかもしれません。

いったん「本当にその仕事がやりたいのか」「その仕事はやる必要があるのか」「もっといい方法はないかなぁ」という視点で今担当している仕事を見直してみると、違ったものの見え方ができるのではないかと感じています。

今の仕事を奪われても、お願いしたい仕事は山ほどある

仮にAIを導入したからと言って、今までその仕事を担当していた方をクビにしたいわけではありません。AI導入の目的は業務効率化・省人化であり、これらの目的は、人手不足に対応するためです。

「いやいや、人なんて余っているくらいだよ」「省人化したら誰かを解雇しなければならない」と思うかもしれませんが、今後新しいメンバーが入って来るとは限らないどころか、既存のメンバーが会社を去ることもあると考えられます。そうすると、自然と人手は足りなくなり、できないことがどんどん増えていってしまいます。

人手が足りなくなってできないことが増えてしまう前に、AIにお願いできることはお願いしてしまい、AIにはまだお願いできない、複雑な仕事にとりかかっていくことが大事だと考えています。

メンドクサイ仕事はAIに任せて、新しいことはじめてみませんか?