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エンドラインからの景色 vol.1 ~ プレシーズンゲーム 秋田vs福島 「期待」
2022-23シーズンより新企画「エンドラインからの景色」をスタート。エンドラインからは選手たちの熱く激しいプレーや、その瞬間だけ見せる表情がある。ダブドリ編集部が撮影した写真の中からテーマに沿って厳選し、写真とともにそのゲームを振り返っていく。
今回のテーマは「期待」
8月31日に行われた秋田ノーザンハピネッツと福島ファイヤーボンズのプレシーズンゲームを振り返っていく。(文・写真 = 宮本將廣)
若手への期待
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この試合、秋田は昨シーズンの主力であった長谷川暢、中山拓哉が欠場。ベテランの伊藤駿、川嶋勇人はベンチ入りこそしたが、プレータイムがなかった。その中で、若手の大浦颯太、多田武史、王偉嘉に期待が集まった。彼らからは「ここでプレータイムを勝ち取る」という覚悟を感じた。大浦颯太は31分7秒の出場、8得点の活躍でチームを牽引。個人的にその才能は世代でもトップクラスであると感じているので、今季の活躍には期待したい。
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山内翼はこの試合でベンチから登場し、5分19秒の出場。地元福島県出身のシューティングガードである山内にも今季の飛躍が期待される。
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ベテランへの期待
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ベテランの選手たちへの期待も変わることはない。両チームともその期待に応えてくれるベテランが揃っている。
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この試合を通して、今シーズン最も「期待」したくなったのが、秋田の保岡龍斗だ。28分41秒の出場で日本人最多の12得点を記録。「自分のキャリアでももっとも多くのリバウンドを取ったと思う」と言及したリバウンドは6を記録した。「中山さんの様にもっと積極的にリバウンドを取れるようになれば、チームの力になれる」とコメント。今季の秋田の鍵を握る選手になるかもしれない。
試合は71-77でアウェイの福島ファイヤーボンズが勝利した。残念ながら、多くの方が期待していた能代工業出身の盟友、長谷川暢(秋田)と猪狩渉(福島)の対戦は叶わなかったが、CNAアリーナ⭐︎あきたには新シーズンへ、バスケットボールのシーズンが始まるブースターの期待が溢れる素晴らしい空気感だった。
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