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越谷アルファーズユースにダブドリの廃本をプレゼント

こんにちは、ダブドリ編集長の宮本です。

2月22日にダブドリvol.16が発売されます。
今号については前回のnoteに書かせていただいたので、そちらを読んでいただければと思います。

先日、越谷アルファーズのユースチームに廃本扱いになってしまったダブドリのバックナンバーをプレゼントさせていただきました。
今回の活動は越谷ユースの青野GMに「(様々な理由で)廃本になってしまうダブドリがあること」を伝え、ご相談させていただいたことがきっかけです。その中で青野GMが大切にする「志の指導」に僕自身もすごく共感をし、ユースの子供達にプレゼントさせていただく流れとなりました。

プレゼントに行く前は、
「読書はあまりしないだろうな」
「喜んでくれるかな」

と若干の不安がありましたが、いざプレゼントをすると表紙を見て、取り合いになり(笑)、多くの子供達がさまざまな記事に興味を示してくれ、写真を見ては盛り上がってくれました。
素直に嬉しかったですし、僕も数年前まで指導の現場にいて感じていたことを思い出しました。

「できないと思っているのはこちらの勝手な想像に過ぎない」

要するに
「今の子供は読書をしない」
と思っていたのは僕の勝手な想像で、きっかけさえあれば子供達は様々なことから、多くのことを吸収してくれます。今はそのきっかけがよりライトになったり、動画コンテンツになっているだけで、決して読書の価値が落ちてしまったり、子供達が読書に全く興味がないわけではありません。
改めて、大人である僕らの役目は子供達にたくさんの「きっかけ」を作ることだと感じました。

今回の活動の目的は2つです。
・育成年代に読書をする習慣を身につけてほしい
・廃本になってしまう書籍の活用

1つ目の読書の習慣は、まさにきっかけ作りです。
僕が読書に興味を持ったのは、小学校6年生の時でした。胃腸炎になり、学校を休んで病院で点滴をしていた時(お腹の弱い子だったんです笑)。
母が病院の近所の本屋さんで本を買ってきました。
普段、読んでいたのは今は廃刊になってしまったNBA雑誌の「HOOP」のみ。
それもかっこいい選手の写真をペラペラ捲るだけでした。

ベッドで点滴をしながら、その本を読んですごく感銘を受けたことは、今も覚えています。心も体も弱っていたし、暇だったので自分の中にスッと入ってきたのかもしれません。

そして中学2年の時に、朝読書習慣で出会った本が「本を読みたい!」という気持ちをより強くしました。それが「スラムダンク勝利学」です。

当時の僕は、「一生懸命練習すれば、必ずバスケは上手くなる」と考え、日々努力をしていました。もちろんそれは間違っていませんが、それでは越えられない壁のようなものも感じていました。この本を読んで「物事の考え方、心のあり方」を学んだことは、当時の僕にとって、そして今の僕にも大きな力になっています。

2つ目が廃本になってしまう書籍の活用です。
ダブドリに入社し、多くの本が販売できずに返却されることを知りました。どこかの何かのタイミングで小さな傷がついてしまったり、凹みができてしまう。
それらの本はもう販売することはできません。致し方がないこともありますが、その本が積み上がっていく光景を見て、何か活用できないかな……と考えました。
プレゼントをする前に子供達にも
「まだ使えるけど、捨ててしまうものってたくさんあるよね。考え方次第でより良い活用法が見つかったりします。それはバスケットボールにも通づることだよね」
と少しお話をさせていただきました。

青野GMからも、「ダブドリにはインタビューという形で、成功したトップの選手達の経験や考えが載っています」とお話をいただきました。それを聞いていた僕も本当にそうだなと思いましたし、残念ながら販売はできなくても、それは変わらぬ価値であり、間違いなく学びの宝庫です。

この2つを目的として、この活動がスタートしました。(今後も継続するために活動名なども考えたいと思います)

残念ながら、廃本対象となる書籍はこれからも出てくると思います。もちろん、それが出ないようにする努力も続けていきますが、廃本を活用し、育成年代の子供達の成長のきっかけづくりができたことを嬉しく思います。

不定期にはなると思いますが、これからもこの活動は続けていきたいなと考えています。活動に共感していただける選手や企業様がおりましたら、ぜひご連絡をいただければと思います。
以下のアドレスより
info@dabudori.com


そして、そこで出会った子供達といつかダブドリのインタビューでお会いできるこ
ともこれからの楽しみとして、次号の制作にもあたりたいと思っています。

もちろん!笑
新刊であるダブドリvol.16も多くの方に手に取っていただけたら嬉しいです。
たくさんの方にご購入いただければ、より日本のバスケが盛り上がるきっかけにもなりますし、今回とは違った形での普及活動、育成年代へのアプローチもできると考えております。
ぜひ、廃本を待つことなく!笑
バスケを頑張るお子さんへのプレゼントなどにも活用いただけたら嬉しいです。

最後に宮本がよくプレゼントで送る3冊をご紹介させていただきます。
以下の3冊はそのスポーツを知りながらも、人生の学び、彼らの経験本を通じて得ることができます。
それもまた読書の魅力だと思います。

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