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かずさん's『幸せ』実践レポート<ハピディテ編>

今回は、Well-being Community講座の第3期生であり、認定Well-being Coordinatorのかずさんからからいただいた、ウェルビーイング育みの実践内容のシェアをみなさまにもお届けさせていただきます!

大きく2つの観点からシェアいただきましたので、前後編と分けてお届けいたします。まず前編では、かずさんご自身のハピディテの取り組みなどから、現在のウェルビーイングについて振り返っていただいております。講座を受講中にじわじわ育んだウェルビーイング。しかし、そこには罠が?! ぜひ、みなさんも自分だったらどうかな?を想像しながら読んでみてください^^

それではどうぞ!!




みなさんこんにちは。

WBC3期生のかずです。北海道十勝、帯広市のすぐ隣の音更町に住んでいます。義務教育学校といって、1年生から9年生までが同じ校舎で学び、ふれあい、育ちあう学校で勤務しています。「心」に興味があって、放送大学で心理学をたくさん学び、公認心理師の資格も取りました。「心」について学びを深めていく中で、『脳レクチャー』と出会い、Happy・Well-beingにすっかり魅了されています。


Happyなmomentにすぐ気づけるようになって・・・あれっ?これって、僕だけが【はまった罠】?みんなも一度は通る道?

2022年から2023年にかけて3期生としてWBCに参加し、毎日のハピディテやコミュニティでのハッピーの共有、ポジシャワー、青砥さんのレクチャー、学びの遊びなどを通して、ハッピーに対する感度が上がり、日々の出来事から「幸せだなぁ」「すごいなぁ」「素敵だぁ」「愛しいなぁ」「美しいなぁ」「おいしいなぁ」って瞬間的に感じられるようになりました。

Happyに目を向け、Happyの表面積を広げ、Happyフィルターを稼働させ、反応し、それを記録・記憶し味わうことを日々繰り返すことで、以前とは何も外の環境が変わっていないのに、自分が変わっていることを実感していました。ハッピーが「状態」として脳に常駐していて、Well-beingな状態になっていると思っていました。

と・と・ところが・・・!

そこに、僕のはまった罠があったのでした。それは、「慣れ」!「感」じてはいるのです!Happyを!しかし、どんどん短くなっていっていたのです、味わう時間が!味わう濃度が!

「あっHappy。」「おっHappy。」…。で、終了!って感じ。

味わうことを忘れていたのでした。

これに気づいたのは、4期で参加させていただいている青砥さんのレクチャー動画を観ているときでした。

Active Happiness Skill 14: やり慣れたこと、日常、ルーティン、何気ないことに興味をもち(DA)&楽しみ(βE)味わい直す習慣

By 青砥瑞人

「自分の脳が『やり慣れたこと、日常、ルーティン、何気ないこと』に発火不足になっている!」とハッとしました。そこで、やってみました。『HAPPY STRESS』の4つの神経伝達物質に関する表を!(書籍の巻末付録参照)

巻末付録 p10-12の内容をご自身でグラフ化されたもの

すると、出てくるには出てくる。どんどん出てくる。5-HTもOXTもβEもDA(※)も。そこで、さらにスケール表にまとめてみました。「身近さ」「強度」のスケールのあわせて表にしていくと、「やっぱり!」予感的中。

でっかい出来事にばっかり大きい反応をし、『やり慣れたこと、日常、ルーティン、何気ないこと』の強度が低いし、数も少ないことが分かりました。また、何気ない日常のことや自然のことにもかかわらず、過大に強度を高めて感じようとしていました。ありのまま・・・では、ないかなぁって感じです。そこで、味わい直し!のはじまりはじまり〜!

≪よっしゃ!初心忘れるからず!味わい直――す!≫

まず、何と言っても「家族」です。「おはようー」って起きてきて、「ただいまー」って帰ってくる子どもたち。ごく普通の、毎日の家族風景です。でも、「ありがたい」ことなのです。

盲亀の浮木のお話を青砥さんのレクチャーで聞きました。そうなんです。こうして、僕たち家族があるのも、当たり前ではないのです。これまでの多くの奇跡の積み重ね、絆、ご恩・ご縁があっての「今」です。「おはよう」の言葉にも、「おかえり」の言葉にも、感謝の気持ちを込めて、笑顔で言うようにしました。やっぱり、脳が温かくなるような感じがします。

次に、ぽっかりと空いた「身近10」「強度1」あたりのゾーンです。こここそ、『やり慣れたこと、日常、ルーティン、何気ないこと』ゾーンです。

Active Happiness Skill 6: 「ささやかハッピーの能動的探索&感度を高める」

By 青砥瑞人

これを意識して生活してみました。そしたらあるわ、あるわ。これもHappy。あれもHappy。

そして、3秒以上味わう。

「落ちたものを拾って食べても3秒ルール以内ならセーフの3秒ルール」って日本中にありますか?僕の周りではありました。3秒未満でセーフなので、3秒超えればアウト。ということは、3秒以上味わえば、身になるということだと勝手に解釈し、ささやかハッピー味わい3秒ルール!やってます。

最後に、味わい直して、スケールを見直しました。上がったものは、赤枠。過剰評価していたので適正に下げたのは、青枠。気づいていなくて、新たに加えたものが黄緑枠。

新たに増えたことで一番多かったのは、βE系。「楽しい!」「面白い!」「気分いい!」「おいしい!」が見逃されていました。

赤枠で多かったのは、OXT系。成長した我が子らとのかかわりが、「もう大きいんだから」とか「自分でやりなさい」とかで減っていました。味わい直しを通して、一緒に遊んでみたり、よく観察してみたり、会話したりすると、やっぱりかわいい!小さいころとなんも変わっていない。そこに幼いころの面影も見える。じわ~っじわわ~っと幸せがあふれてきます。

下の子は、10歳。朝寝坊さんです。小さい頃は、「お父さん号出発するよ!」と言うと、眠い目をこすりながら、なんとか起きて、僕の背中におんぶされて2階の寝室からリビングに下りてきていました。それ、やってみました、10歳に!おんなじです!(笑)眠い目をこすりながら、僕の背中におんぶされにきました(笑)まだ軽い軽い。おんぶさせてくれる限り、やってみよう!リビングで17歳と10歳と3人でバレーボールでふざけて遊ぶと、2人の子どもと大盛り上がり。はー、日常って味わい直すと幸せがたくさんあります。

かずさんの日常で感じるハッピーたち

植物の葉が風にゆれるのを見つめ、小鳥のさえずり、ハチの羽音に耳を傾けていると、この世界は、何とすばらしいもので満ちているのでしょう、と思います。

 By ターシャ・テューダーさん




かずさん、とっても素敵なシェアをありがとうございます✨

具体的なワーク内容まで見せていただき、読んでいただいているみなさんもイメージしやすかったのではないでしょうか?かずさんが実践されていたワークは、青砥の書籍の巻末にて一部ご紹介させていただいておりますので、もしよろしかったらみなさんもやってみてください✨

また、文中に出てまいりましたハッピー感情に関わる4つの神経伝達物質(※)については、簡単ですが下記をご参考にしていただけたらと思います。

神経伝達物質に紐づく感情たち


かずさんの実践シェア、次回も続きます!次回はご自身が大切にされているアクティブハピネスな取り組みについてです。どうぞお楽しみに!

Well-being Community講座は、年に一度、秋〜春にかけて実施をしています(2023年度第4期はちょうどCoordinator認定試験が終了したところです)。

本講座では、コミュニティの育みをとても大切にしているため、毎夏に実施している「Happiness & Well-being」の脳レクチャーを受講し、更に学びたい!と感じていただいた方限定でご案内をさせていただいております。

2024年の脳レクチャーについては、日程が決まり次第、 DAE News でも随時お知らせいたします。

みなさまとの出会いと学び合いに、心より脳より感謝いたします。