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Well-beingなCoordinatorたちに聞く VOL.2

みなさん、こんにちは。DAEのSakiです。

前回からしばらくあいてしまいましたが、本日は、Well-beingなCoordinator(※)たちに聞く〜第二弾〜をお届けさせていただきます!!

※Well-being Coordinatorとは、Well-being Community講座を受講し、認定に必要な条件を満たしていただいたDAEの仲間たちのことです。


Well-being Coordinator:内山翔太さん

今回ご紹介するのは、第1期からボランティアとして学生運営メンバーも務めてくださった、内山翔太さん(うっちー)です!

Well-being Community講座がスタートしたのは、コロナで人々の生活に大きな変化があったタイミング。うっちーは当時学生さんで、コロナにより授業が全てオンライン化され、時間の余裕ができたことで、自分の「Well-being」についても考えるようになったとのこと。

そんな彼が、この講座を通してどのようなことを感じ、そして学んだかを聞いていきたいと思います!


インタビュースタート!

始まりのお話

Q. DAncing Einstein(DAE)との出会い、そして講座に運営メンバーとして参加してくださった経緯を教えてください。

最初にDAEを知ったのは、コロナが流行した年でした。大学がオンライン授業に切り替わって、通学の時間がなくなったことから時間に余裕ができたんです。その時にNewsPicksさんのコンテンツを色々と見ていて、その中に瑞人さん(※代表の青砥)が出演されていたものがあり、話を聞いていてなんか面白そうだな〜と思いました。

ちょうど自分の進路を決めていくタイミングでもあったし、コロナもあったので、人生ってなんだろうとか、生きる意味ってなんだろうとか、哲学的なことも考えていて。僕の中では、「幸せ」になれればなんでもいいんだろうなとは思っていたんですが、あくまで漠然とした考えしかなかったので、その答えを探るべく「Well-being」テーマの脳レクチャーに申し込みました。同時にDAEにも直接問い合わせをして、アプローチもしていたんですよね。そしたら、Well-being Community講座を開催するから、運営としてボランティアをしながら参加しないかって誘ってもらえて、Coordinatorの認定もとりたいと思っていたので応募しました。

※DAEでは、正式にインターンシッププログラムを設けているわけではありませんが、毎年学生さんから多くのお問合せをいただきます。その中でも、熱い思いが感じられる方には、このようにお誘いさせていただくこともあり、素敵なご縁を育ませていただいております😊

WBCを通して得られた学びたち

Q. 講座を受けて、うっちーにとっての「幸せ」の定義に繋がる学びはありましたか?

沢山ありました。僕にとって一番の学びは、人間の脳は可変であるということ。脳はデフォルトではネガティブなことに注意が向きやすいけど、幸せを感じる機能もちゃんと備わっているので、そこに意識を向け、習慣化していくということが大事。人が幸せになっていくためのスキルは後天的に育めて、自分で自分が幸せになるための選択をしていけるんだということがわかったのは僕の中で大きな学びでした。


Q. 「自分で自分が幸せになるための選択」、力強い学びですね✨WBCでは、レクチャーだけでなく、実際に「Well-being」を育み合うことを意識したコミュニティも大切にしていますが、参加してみていかがでしたか?

最初は「どういう方が来るのかな」「価値観が全然違ったらどうしよう」と不安に感じていた部分もありました。でもやはり、Well-beingや人生の豊かさ、幸せといったものを追求したいという方々が参加されているので、みなさん話もちゃんと聞いてくださるし、初回から温かい雰囲気で安心感がありました。初対面の人といきなり話して、あそこまで安心できる空間はなかなかないと思うので、そういう意味では驚きもありました。

また、それまでは、できることよりもできないことに執着してしまっていて、ネガティビティバイアスに囚われていた自分がいたのですが、いざコミュニティの場でポジティブなことに注意を向けて話をしてみると、言葉にした瞬間から安心感に包まれて、とても心地が良かったです。


Q. 以前はネガティブなことに囚われやすかったとのことですが、ポジティブ探しに意識を切り替えることは難しく感じられましたか?

当時は学生で、時間に余裕があったからか、ポジティブなところに目を向けること自体は割とすんなりできました。講座の中でポジ探しの習慣化をするために案内された「ハピディテ(※)」も、何を書けばいいのかわからないと仰る方もいる中、自分は意外と悩むことなく続けることができました。

※ハピディテ=Let's ignite your happy detecting brain!(ハッピー検知脳を発火させよう)という、DAEオリジナルのポジ(ハッピー)探しの習慣化アクティビティ

金銭的価値の高いものを得たときや、非日常的な体験をしたときに喜びを感じる方も多いと思うんですが、僕は、コスパが良いというか(笑)、もともと自然の中で過ごす時間が好きなんです。散歩をしたり、風にあたって気持ちいいなということに喜びを感じていたので、実は無意識的に日常の中にハッピーを探すことをやっていたのかもしれません。

また、学生の頃から武道や格闘技を毎日のように練習していましたし、勉強もありましたし、そうした忙しい日々の疲れをとる時間というか、ゆっくりした時間も欲しくて。それがぼーっとすることや散歩することに繋がっていたんだと思います。

(インタビュワーの心の声)
コスパ(笑)。でも本当に大事なことを仰ってくださってる…!刺激の強いものから得られるポジティブな感情を味わうこともWell-beingの一部になると思いますが、日常の中に溢れるささやかな(刺激の弱い)ものから得られるポジティブな感情を積み重ねることが、強固な土台作り、すなわちWell-beingの”状態(常態)化”に繋がると思います。

実際、WBCでみなさまに回答いただいたアンケートでも「ささやかなハッピー」と「幸せ」の相関性が高いという結果がありました。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください!

さて、インタビューは続きます…
Q. 講座を受けてみてのご自身の変化は何か感じられましたか。

自覚しているところでは、以前と比べて、ハッピーなものにちゃんと意識が向くようになったなと思います。

一日が終わって振り返ってみた時に、以前だったら振り返っている時間から近い出来事に意識が向きやすくて、特に嫌なことがあるとそこに意識が向いてしまっていたんですけど、今は午前中などの少し離れた時間にあった、ちょっとしたハッピーな出来事にも意識を向けられるようになりました。

ほんとにちょっとしたことですが、ご飯を食べられて幸せとか、寝るところがあって幸せとか、毎日やっているようなことでも、幸せをちゃんと味わえるようになりましたし、感謝の気持ちを感じながら行動できるようになりました。

うっちーのハッピー

Q. うっちーの最近のハピエピ(ハッピーなエピソード)、ぜひご共有ください♪

日々の中に溢れていますが、あえて共有するとしたら…

一年前から新しくブラジリアン柔術という格闘技を始めたんですが、始めた当初からお世話になっていた方が怪我をされてしまって、それからしばらく一緒に練習できずにいたんです。それがこの前久しぶりに一緒に練習することができて。そのこと自体嬉しかったですし、それに加えて、僕自身もこの一年で、大会で準優勝するくらいには強くなっていたので、「強くなったね、別人みたいだね」って言われたのはやっぱりすごく嬉しかったです。

(インタビュワーの心の声)
さらっと語ってくれたうっちーですが、準優勝ってすごいな…。
勝手な想像でしかないですが、オンオフの使い分けがしっかりできているうっちーだからこそ、成長のスピードも早かったのかなと。また、慕っていた方に成長を感じていただいて、それを言葉にして伝えてくださったことは、きっと今後の練習の励みにもなるでしょうね。来年のうっちーは更にどんな進化を遂げているのか、とても楽しみにさせてくださるお話でした😊

そしてここで!

ハッピーアイテムをご紹介

Q. うっちーのハッピーアイテムについて教えてください!

WBCの一期目からハピディテを実施していたんですが、講座が終わってやめてしまうと、やはり目の前のことに集中しすぎて、ハッピーなものが見えづらくなったりしたので、また続けたいなと思って。

そこで以前の職場の方から異動になったときにもらった万年筆を使おうと思い、それにあわせて、良い感じのノートを手に入れて、日々のハッピーを書き記すようにしています。普通のノートでも良かったんですが、やはりちょっと特別感があった方が愛着も湧きやすいかなと思って、デザインが良くて、質が高めのこちらのノートにしました。

自分にとってのハッピーなことがここに詰まっているので、見るだけでその記憶が引き出されますし、コミュニティでの雰囲気も思い出されてポジティブな気持ちになります。

(インタビュワーの心の声)
卒業した後もご自身のWell-beingを育む習慣を続けながら、コミュニティでのポジティブな記憶を思い返していただけていることがとても嬉しく感じました。さりげなくお気遣いもいただいたのか、WBCの鏡!!的なハッピーアイテムのご共有、ありがとうございます♪

この後ももう少し卒業後のお話をお聞きしていきたいと思います。

Q. WBCの講座を二期連続で運営メンバーとして支えてくださったうっちー、現在はご自身のこれからについても色々と考えてらっしゃるかと思います。以前は運営の学生メンバーで定期的に集まって学びやハッピーを共有する会を実施されていたと思いますが、今後、他にもコミュニティ活動などは実施される予定でしょうか?

学生メンバーとの会は1年くらい続けて、今はみんな卒業したりしたので、それぞれの道を歩んでいます。
なので、現在はコミュニティ活動という形では実施していないのですが、自分が感じたことや考えていることを発信することは習慣的に行っています。その延長線上でコミュニティを作っていくこともあるかもしれませんが、その辺は未定です。

ただ、ゆくゆくは、自分の学びや思いを伝えていくことをライフワークにしていけたらとは思っていて、どういう形になるかはまだわかりませんが、アウトプットすることは続けていきたいなと思っています。


Q. ハピディテもその一部かと思いますが、それ以外でもご自身のWell-beingのために意識されていることってありますか?

好きなことを選んで行動していくことも大事だと思うんですけど、特別好きじゃないとしても、そこに学びがあれば自分はハッピーを感じられるということがわかってきたので、学びを探すことを意識しています。

新しい気づきや発見を探して、それが見つけられたら、自分が成長している実感やレベルアップしている実感が得られる。自分にとっては、それが幸せな感覚です。

なので、多分そこに学びがあるものであれば、結構なんでも続けられるなという気がしていて、意外と何をするかは自分にとってはあまり関係ないのかもと最近思い始めています。何をやるかよりも何を得るか、が大事なのかなと。

あとは身体的な充実感も大事な要素ですね。武道や格闘技を続けてきて、そこから得られているポジティブな感情もたくさんあるので、これまでやってきた合気道やブラジリアン柔術、形にはこだわらないですが、何かしら長く続けていきたいと思っています。

未来への思い

Q. 今後の世界にどんな期待を持っていますか?

僕の中では、理想の社会がどういう社会かというと、いわゆる常識だったり、一般的な価値観みたいなものに縛られることなく、一人ひとりが自由な暮らしができる社会だと思っています。

実際に自分の周りの学生や、卒業した人たちを見ていても、やはり社会の常識に囚われてしまったり、社会的に良しとされるレールに乗った人生を歩んでいくことが「幸せ」と思い込んでいる人が多いような気がしていて。でもその「社会的な幸せの定義」って時代によって変化していくと思うんです。

例えば、高度経済成長期に、年功序列や終身雇用という制度が生まれて、もちろんそれがうまく機能した時代があるからこそ今があるんだと思いますが、時代は変わってきていて、その変化に社会も柔軟に対応していくことが必要なのかなと。今は若いときから色んな挑戦がしやすくなってきていると思うので、そんな挑戦が自由にできる、してもいいんだ、と思える風潮にもっとなっていくといいなと思っています。

そして、Well-beingについても、一般的な枠にはめてしまわずに、自分にとってのWell-beingを自由に探求していくことで、本当に豊かな暮らしができるんだよということをメッセージとして発信していけたらなと。ただ、経済的な自立も大事だと思うので、自分の軸を大切にしながらも、どうしたらそんな暮らしを実現できるかなということを今は模索しています。人の目や社会の目を気にすることなく、みんなが純粋に自分のWell-beingを大切にしていけたらいいですね。


Q. わあ〜ありがとうございます!!!! 最後にWBCを受講したからこそ届けられることがあると思うので、未来の受講者へのメッセージをお願いします!



うっちー、素敵なメッセージをありがとうございます!

サポートメンバーをしてくださっていた当時は、大学生の青年だったうっちー。そんなことを忘れてしまうほど、真っ直ぐな瞳や芯の強さが感じられる回答たち。うっちーの学びを通して、更なる学びに気づかせていただきました。

うっちーの未来がどうなっていくのかとても気になります😊
またお話聞かせてくださいね✨

Have a colorful life🌈

Well-being Community講座は、年に一度、秋〜春にかけて実施をしています。
本講座では、コミュニティの育みをとても大切にしているため、毎夏に実施している「Happiness & Well-being」の脳レクチャーを受講し、更に学びたい!と感じていただいた方限定でご案内をさせていただいております。
2023年の脳レクチャーについては、日程が決まり次第、 DAE News でも随時お知らせいたします。
みなさまとの出会いと学び合いに、心より脳より感謝いたします。