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インサイダーズ

こんにちわ、だいちです!

今日は映画「インサイダーズ」について話していきます。

1987年以降「民主化」が進んだ韓国では、政界と財界の汚職構造を描いた政メディアを牛耳る闇の世界について映画で必見です!

主演のイ・ビョンホン【下図右】は日本でも知名度もあり人気俳優さんですね。

あらすじ

チンピラのアン・サング(イ・ビョンホン)は、兄貴分と慕う大手新聞社の論説主幹イ・ガンヒ(ペク・ユンシク)の指示を受け、有力政治家の裏の会合に女たちを手配するといった汚れ仕事をこなしていました。

ガンヒは自身の立場を利用して政界と財界、マスコミを巧みに操る策士でした。

ある日、サングは韓国を代表する大財閥・ミライ自動車のオ・ジョンス会長(キム・ホンパ)が次期大統領候補と目される有力政治家のチャン・ピル議員(イ・ギョンヨン)に裏金を送っていた証拠のリストを手に入れ、調子に乗ってミライ自動車を脅そうと企みました。 

ウ・ジャンフン検事(チョ・スンウ)は元々警察官でしたが、高学歴ではないため昇進が望めなかったことから見切りをつけ、必死の猛勉強で検事となった叩き上げですが、そこでもコネと後ろ盾が無いと出世できない現実を知り、一発逆転で財閥と政治家の癒着を暴こうとしていました。

しかし、証拠の裏金リストは先にサングに横取りされていました。

一方、サングは裏金リストをガンヒに渡し、調子に乗った発言をしたことから、実は裏でミライ自動車とピル議員を操っていたガンヒはサングを罠にはめようと画策しました。

その翌日、サングはミライ自動車の雇ったヤクザに暴行を受け、見せしめとして右手首をノコギリで切断されてしまいました。

義手を着け、監視されながらも虎視眈々と復讐の機会を伺っていたサングに、裏金リストが横取りされたことで捜査が打ち切りとなり左遷されたジャンフンが接触を図ってきました。

ジャンフンから全ての黒幕がガンヒであることを明かされたサングは彼への復讐心に燃え、またジャンフンも返り咲きを狙っていたことから、二人は手を組んで巨悪を追い詰めようと決意しました。

ガンヒに渡したリストはコピーであり、本物はサングが持っていたことから二人はガンヒらの告発に動き、サングは大勢のマスコミの前で記者会見を開いて全ての悪事を暴露しました。

サングとガンヒは逮捕されますが、翌日の新聞にはこれまでのサングの悪行が暴露されており、サングは世論から嘘つき呼ばわりされることになります。

ガンヒは釈放され、ジャンフンも検察上層部の信頼を完全に失いました。

移送の最中に脱走したサングはガンヒを襲撃し、その手首を切り落として脅迫し白状させ、その録音データをジャンフンに持って行った後に自首しました。

脅迫で得た自白は証拠になり得ないことを理解しているうえでジャンフンはガンヒに接触、録音データの存在を隠して昇進のため自らも仲間に引き入れてほしいと頼み、ミライ自動車や政治らが参加する宴会に出入りを許されました。

後日、ジャンフンが宴会で隠し撮りしていた映像が大々的に報じられ、ガンヒや財閥、政治家らの癒着が真実であったことが証明されました。

数ヶ月後、検事を辞めて弁護士事務所を開いていたジャンフンの元に刑期を終えたサングが訪れ、二人で勝利を喜び合いました。

終わりに

韓国映画の見所のエロ・スリル・グロテスク・どんでん返しが盛り込まれており、そして韓国の財閥・派閥・闇など描かれていて個人的にはとてもオススメの映画です。


この記事を読んで面白い!と思った方はぜひ「インサイダーズ」をご覧なって下さい♪

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