英語の面接でやってはいけない3つの事
海外に来て少し生活に慣れてきたところで、アルバイトや就職活動をスタートする人が多いと思います。
日本と同じように履歴書を記入して写真を貼り付けて応募!!という訳にはいきません。まずは自分オリジナルの履歴書を作成して、そこからようやく仕事へ応募ができるようになります。
(無料で編集しやすい履歴書のテンプレートのリンクを貼り付けておきますので良かったら活用してみてください。)
ResumeGenius https://resumegenius.com/resume-samples/business-analyst-resume-example
レストラン等のアルバイトの場合は、お店に直接訪問して採用しているかどうかを確認し、直接履歴書を提出することになります。
しかし、最近はオンラインでの募集が増えてきており、オンラインでアルバイトを探すのが少しずつ主流になりつつあります。正規社員の就職活動をする際は、殆どがオンラインでの応募となり、履歴書とカバーレターを提出することになります。(Indeed等)
晴れて書類審査に合格すると、応募先企業から電話がかかってきて、面接の日程調整をすることができます。この時テンパりすぎないように、いつでも電話を受けれる準備をしておきましょう。その際は自己PR等の簡単な電話面接があるので、その準備もしておきましょう。
無事面接の日程調整を終えると、次は本番の面接を迎えることになります。
英語での面接が初めての方は特に緊張すると思います。少なくとも私はめちゃくちゃ緊張して、足が震えてました。(笑)
しかし、面接がどのように行われて、どういう事に気を付ければいいかを事前に把握していれば緊張は和らぎます。
そこで、当日の緊張をなくすために、やってはいけない3つの事を先にお伝えしておこうと思います。
1.応募した理由を答える際に社会貢献や自己成長に関する回答をする。
日本で就職活動を行う際は、「自己成長できる環境だから」「御社のビジネスを通じて社会貢献がしたいから」など、自分が会社で働きどういうメリットを享受したいかという視点で面接の回答をすることもあるかと思います。
しかし、海外での面接では上記のような回答を期待されているのではなく、自分が会社のビジネスに対して何が貢献できるのかという自分のスキルをアピールする事が期待されています。
海外は基本実力主義なので、自分自身が得意としていることが、会社にとってどういう風に利益になるのかという事を具体的にアピールしましょう。
2.正しい英語を使おうとして、回りくどい英語で回答をする。
日本の英語学習では文法を細かく勉強します。なので、一般的に日本人は英語の読み書きは優れていると思います。しかし、スピーキングにおいては日本人は海外の英語学習者に比べてレベルが劣っていると思います。元々空気や雰囲気を大切にする文化の日本では、相手を傷つけないように曖昧に自分の意見を伝えますが、海外の文化ではストレートに自分の意思を伝えるため、感覚的なズレが生じます。この小さなズレが会話に影響を及ぼすことが多々あります。また、日本の受験勉強で間違いを回答するのは恥ずかしい事だという認識が刷り込まれているため、頭の中で完全な文法の文章が出来上がるまで言葉を発することを躊躇ってしまいます。もしくは、シンプルに回答すればいい事を、文法的に正しく回答するためにダラダラと回りくどい表現で回答してしまうことがあります。その結果会話のリズムが崩れてコミュニケーションが成立しなくなってしまいます。
偉そうに語っていますが、実は私もそうでした。(笑)
実際ハイレベルな環境で仕事をするとなると、ほぼ完璧な文法かつ高レベルな語彙を要求されます。
しかし、一般の仕事ではそこまでのレベルは要求されていません。
重要なのは、少々英語の間違いがあっても相手に通じるのであれば会話を訂正せずに、シンプルな語彙を用いて話し続けることです。採用者に、英語は完璧ではないけれど、独立して仕事をこなせますよ!とアピールすることが大事です。一度間違いに気づくと恥ずかしい気持ちになるのは分かりますが、そこは大きな問題ではありません。途中で止まらず最後までやり抜いてください。必ず成長しますし、いい結果もついてきます!
3.分からない事を質問せず自分なりに解釈する。
ネイティブスピーカーの英語は日本人にとって聞き取りにくい事が多いです。
多くの人からネイティブスピーカーの英語は早くて聞き取りにくいという意見をよく耳にします。実際彼らはネイティブ以外の人に比べて早く喋っています。それは、日本人が日本語をわざわざゆっくり喋らないのと一緒で、感覚的に言語を発するからです。しかし、ネイティブの英語がなかなか聞き取れないというのは、スピード以外に問題があることが多いです。
一番の要因は、発音の聞き取りにあると思います。例えば、日本語英語で水はウォーターですが、ネイティブ風に発音すると、ウォーラーと発音します。これを理解している人は多くいるとは思いますが、実際に会話で聞き取るとなると非常に難しく感じると思います。
更に難しいのは、ネイティブの人は2つの単語を一つの単語のように発音する傾向があるところです。例えば、going to (ゴーイングトゥー)をgonna(ゴナ)と発音し、2つの単語がまるで1つの単語のように発音されます。
正直、私自身も非常に苦労しました。解決方法は、好きな英語のドラマや映画を字幕付きで観ることです。慣れるまでは時間がかかりますが、勉強の仕方によっては時間を短縮することができます。
私のおススメは、サマー先生の学習方法です。日本人の視点から英語を上達する方法を分かりやすく紹介してあるので是非ご覧ください。
サマー先生の学習方法 https://youtu.be/JPPdWUcQdG8
話が脱線してしまいましたが、本題に戻ります。
面接官が質問した内容をなんとなく雰囲気的に解釈し、全く的外れな回答をしてしまうと話を聞いていない、もしくは質問に対する回答ができない人だと評価されてしまうため、注意が必要です。
分からないことは、自分の解釈で合っているかどうか確認してから回答をすると、より良い結果に繋がっていきます。
まとめ
面接をする際は緊張するのが当たり前です。上記3点を気をつけるのは勿論のこと、早口になりすぎないように気を付けることも重要です。日本語であっても緊張すると早口になってしまう人が多いと思います。落ち着いて、練習した通りに面接を進めてください。事前によく聞かれる質問を想定し、その回答を練習しておくと、より当日の緊張がほぐれると思います。最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。少しでも役に立った、もしくは面接受かりました!!って方はコメントください!Good Luck!!!
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