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熱狂の国 LA SEÑAS

親愛なる友だちであり音楽家であり宇宙人であるAsami Tanimotoさんが誘ってくれました。

「さけんでおどれてすきそう」とのこと。行くしかない。

彼女が所属する即興演奏打楽器集団LA SEÑAS。
音と踊が言語、熱狂の国でした。

会場は渋谷WWW。チケットはソールド・アウト。
メインホールに足を踏みいれると、始まる前からただよう熱気に寒波も忘れます。
熱狂を予感しつつ待っていると、ステージ袖から演者の声が!

「俺たちが一番かっこいい!We Are LA SEÑAS!」

そこからはめくるめく打楽器の嵐。
全ての音が血湧き肉踊る生命の躍動。

ハンドサインによる即興演奏で、演者が食い殺すように指揮を見ている。
指揮は演者が代わる代わる担当する。

ありえない演奏技術と熱量で、LA SEÑASとしての一体感が常にありながら、演者個々の個性も際立っている。
とにかく、熱い。

そして我らが麻実さんのターン。

黒い森の夜。
フクロウの声、雷、もしかするとおばけ?

冷たい空気に満ちたような、熱帯夜のような、いずれにせよ大地は熱を帯びている。

そこからまた、いつのまにやら、めくるめくリズムの嵐。
さすがの世界。圧倒。

本当に気づいたら2時間半経っていました。

そうだ、ゲストも熱かった。

この熱狂に負けない篠笛に三味線。
叩きつけるようなブラスバンド。
そして、アンコールに、ベースヒーローKenKen。まじかよ。すさまじいスター性でした。かっっけぇ。

本当に最高のライブ体験でした。
また行きます。生命。

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