データアナリスト新卒入社1年目の振り返り
データアナリストの志賀です。
ツクリンクに新卒入社してから1年が経とうとするので、今までやってきた業務の棚卸しも兼ねて自分が感じたことや気持ちの変化などを書いていこうと思います。
この1年間でやってきた業務内容
1. ダッシュボード作成やデータ抽出
2. 施策に対する分析や結果共有
3. 施策の改善案の提出
4. 新規施策案の提出
5. データ分析基盤構築
6. TableauやBigQueryなどの使い方を他部署に展開
他にも細かい業務を含めるとまだまだありますが、大まかにはこのような業務内容になります。
データ分析
特にデータ抽出作業にあたる時間がとても多いのでお陰様でSQLのスキルは格段に上がりました。入社当時は基本的な構文しか使えませんでしたが、現在はウィンドウ関数など使いこなせるようになったので抽出できないデータはほぼないと自信持って言えるぐらいにはなりました。
施策案
施策案を自分で考える機会もいただけるようになりました。実際に一度自分の施策案をデザイナーと協力して実装したことがありましたが、やっぱり自分の施策案を実装させるのは責任感がいつも以上に生まれて実際に数値として反映されるのがとても楽しかったです。
今後自分の施策案が実装される機会が増えるのでインパクトのある数字を残せるようにしたいです。
データ分析基盤
別記事で既に紹介しているので割愛します。
https://note.com/d_eng/n/nc05809501a8b
気持ちとスキルの変化
新卒だからといって甘えない
まず入社して日が経ってから大きく変わった気持ちというのが、新卒でも主体的に動くことを意識するということです。
入社直後は「新卒入社だから先輩社員方の意向に沿って与えられた業務を遂行する」ことが自分の役割だと思っていましたが、これは完全に甘い考えだったと猛省しています。
この考え方は組織の課題に目を向けないで、自分で思考することを放棄していることに他ならないです。
今後このような勘違いをしている新卒を見かけたら引っ叩いてあげましょう。
やり切り力
「このタスク自分の力じゃできなさそう…」と思っても、絶対やり切ってやるという気持ちがあれば大抵はタスクこなせるようになると思いました。
精神論は元々あまり好きではないですが、それでも実際に結果を残している人はいつだってやり切ってやるという根性がすごい人ばかりです。
私もデータ分析基盤の構築タスクを着手した際は、前提知識が全くなくて正直何度も折れかけました。それでも調べに調べ尽くして、実際に手を動かしてみて少しづつ理解して最終的に構築する事ができました。
▲当時の苦しんでいる状況
この経験をしてからは途中で放棄せずに、やり切ることを大事にするようになりました。
かの有名なマークザッカーバーグ氏も以下のような言葉を残しています
Done is better than perfect (完璧よりも終わらせろ)
準備は徹底的にする
私は昔から発表が大の苦手でした。実際の業務でも施策の結果を毎週プロダクト部に共有をするのですが、最初の頃は全然上手く共有ができずに悩んでいました。
プレゼンや営業、ミーティングなど人に説明する機会って結構あると思いますが、説明がうまくできていない原因は単純な準備不足なことが大半です。
実際の施策分析でも
この施策は何を目的にやっているのか?
施策の変更点は何なのか?
以前の状態はどういったものなのか?
施策の対象者は誰なのか?
施策の数値はユニーク数なのか、重複を許すのか?
施策のリリース日はいつなのか、他の施策と被っていないか?
などといったあらゆる情報を抜け漏れなく考えるようになってから説明が圧倒的にしやすくなりました。
一度この成功体験を得てからは、「準備」というものを徹底的にするように意識しています。
現在は社内の方から説明がわかりやすいと褒めていただけたことがあるので、少なくとも大苦手からは脱却できたのではないかと思います。
常に相手との目線に合わせる
先程の説明力の話と関連しますが、基本的に何か説明する時は自分と相手の情報量にギャップがあります。
まずは両者の情報量のギャップを埋めるところからスタートすると説明がすんなりと受け入れられやすいと感じました。
例えば施策結果の共有する時、PMやデータアナリストは施策内容について完全に理解しているけど、アサインされていないメンバーは詳細までは覚えていないと思います。
詳細を覚えていないままデータ分析の結果をいきなり説明されても理解されづらいはずです。
なので施策の詳細を思い出させることからスタートするように意識しています。
相手に伝わっていなければ何の意味も持たないので、説明に関しては特に意識するようになりました。
最後に
以上1年間の振り返りでした。
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