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【DX MIRAI KAIGI vol.15】 案件を炎上させないコツと炎上しそうな案件の見分け方、DX事例の紹介、他雑談トーク3本

デジタルビジネスシェアリング_編集者紹介@3x

DX MIRAI KAIGIとは

株式会社デジタルビジネスシェアリング主催の「DXやシステム開発について語り、その中で新たな何かを世に生み出しちゃおう」という企画です。

メインスピーカーは常に何か面白いことがしたい、作ることを話したい、何か新しいサービスを生み出したいという新しいことに好奇心旺盛な株式会社デジタルビジネスシェアリング役員3名です。

デジタルビジネスシェアリング_インタビュー_代表者情報@3x

企画内容や飛び込み参加などについては以下の記事に詳しく書いてあるので、こちらも是非、読んでみてください✨

DX MIRAI KAIGI vol.15

6/17(木)21〜23時にDX MIRAI KAIGI vol.15を開催しました!
主なトークテーマは以下でした😆

1. 雑談トーク 「オリパラアプリ委託先NECへの平井大臣の「死んでもNECに発注しない」発言」 他2本
2. 案件を炎上させないコツと炎上しそうな案件の見分け方
3. DX事例の紹介

ここからはトーク内容を一部抜粋してお届けします!!

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1. 雑談トーク 「オリパラアプリ委託先NECへの平井大臣の「死んでもNECに発注しない」発言」 他2本

本日の雑談トークは平井卓也デジタル改革担当大臣の会議での“恫喝”発言についてお話します。

平井大臣の発言
「デジタル庁はNECには死んでも発注しないんで。場合によっちゃ出入り禁止にしなきゃな。このオリンピック(アプリ)であまりぐちぐち言ったら完全干すからね。一発遠藤のおっちゃんあたりを脅しておいた方がいいよ。どっかさ、象徴的に干すところを作らないとなめられちゃうからね。運が悪かったってことになるね。やるよ本気で、やる時は。払わないよNECには基本的には」

※“平井大臣の「死んでもNECに発注しない」発言裏にはIT利権を巡るどす黒い駆け引き”記事から一部抜粋

上記発言の音声データが公開されたと記事中にありました。
音声データが公開されるまでに至ったということは日頃から組織内で似たようなことがあり注目されてた可能性がありますね。

オリパラアプリの受注はNTTコミュニケーションズ(NTTコム)やNECなど5社のコンソーシアムで、NECの取り分はわずか4億9500万円。NTTコムの45億7600万円と比べると微々たるものです。それなのになぜNECを“恫喝”したのか。実は38億円への減額は形ばかりで、オリンピック後はその冠を外し、出入国管理に使う別のアプリとして継続することにしたのです。オリパラアプリの契約期限は来年1月までですが、来年以降も継続してカネが落ちるようにしてやった。それなのにNECはぐちぐち言うのか、というのが、平井さんの本音なのではないでしょうか
※“平井大臣の「死んでもNECに発注しない」発言裏にはIT利権を巡るどす黒い駆け引き”記事から一部抜粋

オリンピックの後は出入国管理に使うアプリを発注することが決まっているようです。
国が発注する規模の会社は決まっているため、大手ITゼネコンがピックアップされます。
会社の体力がないと国の仕事は受けられないんでしょうね。

その他の雑談トークネタの紹介

マネーフォワードの「連結子会社における債権の取立不能のおそれに関するお知らせ」

みずほ銀行の「システム障害調査報告書」

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2. 案件を炎上させないコツと炎上しそうな案件の見分け方

受託案件で炎上せずに回せる人は貴重

長年、システム開発に携わっていると「受託案件で燃やさずに回せる人はどれだけいるのか?」と思う時があります。
燃やさずに無事に納品できる人は貴重です。
特にフリーランスなど独立している人も多い中でどうやって燃やさずに納品しているのか不思議です。

炎上させないコツ

パッケージを作って少しでも属人化を防ぐっていうのが重要ですね。
会社で対応する案件の業界を絞るというのも一案だと思います。
炎上の発生原因はお客さんとの握りがうまく行っていないことが多いです。
そのため、誰がフロントに立つか、見積もりするかでその後炎上するかしないかが決まってくると思います。

プロジェクト発足初期で要件が決まっていない場合は、要件定義を準委任契約で行い、要件が決まったら請負契約にするのはおすすめです。

ピュアなスタートアップの方がディレクションはやりやすい

中小企業の社長ほど丸投げしてくるため、終盤になって「イメージと違う」などの意見が出てきて炎上しやすいです。
中には「節約すること=経営している」となっている人もいるので、「お金はないけど機能盛り沢山のシステムを作って欲しい」という無茶な要望もあります。

その点、スタートアップは「一緒にサービスを作っていく」が前提にあるので、ディレクションはやりやすいと感じます。

「ゴミシステムを納品されて困っている」と聞いたら要注意

お客さんから「過去、別の会社に開発を依頼したのだけど、ゴミシステムを納品されて困っている」と発言を聞いたら、警戒するようにしています。
そういう納品をされるには何か理由があるって疑っちゃいますし、そうなるべくしてなってることが多いと思います。

プロダクトオーナーが本当に必要な機能かを選別しないと炎上したり使いにくいシステムになります。

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3. DX事例の紹介

DXの案件をやったことある?

スタートアップから受注しているのはほぼDXの案件ですね。
自動販売機への飲料補充を人力からロボットで行うというような案件に携わったこともあります。

DX事例:株式会社Eco-Porkの養豚管理システム「poker」

本日紹介するDX事例は株式会社Eco-Porkの養豚管理システム「poker」です。

株式会社Eco-PorkはTechCrunch Startup Battleでファイナルまで進んだスタートアップ企業さんです。
養豚管理システム「poker」はIoT使って豚舎を管理し、豚コレラの発生をいち早く検知することや豚を個体管理し出産を促すための注射の管理などができるサービスです。
実際にサービス導入した豚舎は生まれてくる子供の数が増えているそうです。

また、紙で飼育情報を記録しそれをパソコン内のシステムに転記する今までの業務フローを見直し、iPadなどを用いて養豚場内でそのまま記録できるようになっています。
「業務フローをシステムを使用して最適化していく」ことが実現されているDXとして良い事例です。

この他にも世の中に良いDX事例がたくさんありますので、次回も引き続きDX事例についてお話していきます。

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🎉DX MIRAI KAIGI vol.16のお知らせ🎉

DX MIRAI KAIGI vol.16は「DX事例」を中心にtoB向けにDXのことを発信していこうと思いますので、ラジオ感覚で聞いてもらえると嬉しいです。

vol.16は6/24(木) 21時〜23時にTwitterスペースにて開催となります。
飛び入り参加、大歓迎です!

【Twitterスペースへの参加方法】
DBS役員3名をフォローするとタイムライン上にスペースが表示されるので、そちらからご参加ください

【DBS役員3名のTwitterアカウント】
あれっくす@一番下手っぴでいい
ひさじゅ@Webエンジニア就職特化のプログラミングスクールRUNTEQ
こうやん@プログラミング勉強コミュニティ運営中【2074人】

配信内容はテキストにしてnoteで公開していきます。
公開してほしくない内容がありましたら、事前に教えてください。

生放送のため不手際もあるかと思いますが、そういった「リアル」を楽しんでいただけたら嬉しいです!!
みなさま、vol.16もお楽しみに🙌

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過去開催したDX MIRAI KAIGI

以下のマガジンに記事をまとめておりますので、こちらをご覧ください。



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