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絶対にやらないと思っていたことをやってみる

こんにちは。D-Biz Collegeコーチの早川みずほです。

これまでやったことない上に、やるつもりもなかったことに巻き込まれる。
大なり小なり、そんな機会に出くわすことがあると思います。そのとき皆さんだったら、どうしますか?

私は音楽の専門学校に通っていたのですが、卒業してからは、仲間もそれぞれ社会に出て忙しくなり、奏でる楽しみからすっかり遠のいていました。ゴールドコンサートという障がい者の音楽パフォーマンスイベント出演を最後に、演奏することも歌うこともほぼなくなっていました。(ゴールドコンサートは年に一回国際フォーラムで変わらず行われているようです^^)

ところが、今秋、町内イベントで軽音楽部をやるぞ、とのことで駆り出された夫がドラムとベースの練習を始め、いつのまにか娘も参戦。そしていざ曲が決まると「高すぎて歌えない」と、巻き込まれる形で私がボーカルに引き込まれました。

なんで私がよく知らないおじさんバンドに。

絶対夫とバンドなんて無いわ。

原由子と桑田佳祐のようなおしどり夫婦には、ほど遠いのにー。

などとやらない理由をたくさんたくさん思いつくのですが、一方で、夫があーでもないこーでもないと、練習する様子を本当はいいなーと、少し思っていた自分に気づきました。

普段やらないことをやってみる。これも挑戦かなと思い、私はこの機会を楽しむことにしました。

20年前と変わらぬ練習スタジオに入り、それぞれのメンバーが楽器を持ち寄り、ひとつの曲を演奏する。ただそれだけのことなのに、こんなに感動してしまう。戻ってきてよかったーーー!!嬉しい!楽しい!幸せー❤️

おじさんたちの前で涙を見せるわけにいかないので、ぐっと込み上げる気持ちを抑えながら2時間の練習を終えました。

本番は人前で歌うというパフォーマンスを久しぶりに楽しめて、最初はよく知らなかったおじさんたちとも距離を縮めることができた気がします。音楽って偉大ですね。

集まったメンバーがそれぞれ自由な発想で奏でてひとつの流れを作り上げていくことを、セッションと言います。非言語の会話のようなものだと思っています。

コーチングのセッションも、その場で出てきた言葉を受けとり、また投げかけることで、ゴールに導く働きかけをしていきます。

どんな質問をするか?よりも、目の前の人を観察し、どういう投げかけや働きかけをしたらいいか?が大事だと教わりました。

コーチングのセッションも、音楽のセッションも、感覚的に似ているところがあるのかもしれないなと思った次第です。

思わぬところから学びや気づきを得られるコーチングって素敵な技術だなと改めて思います。

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