見出し画像

『響け!ユーフォニアム』シリーズの聖地巡礼に行ってきた【ナナシス関係ない部】


いつもお世話になっております。同大ナナ研でございます。

最近はたくさんのナナシス研究会・同好会が精力的に活動している様子で、同大ナナ研もいち団体として嬉しい限りです。これからもみんなでナナシスを盛り上げていきましょう。

……とはいえ、たまの息抜きは必要ですよね。最近、筑波大学ナナシス同好会さんが『推しの子』有馬かなに関する記事を投稿していました。それにならい(?)同大ナナ研も【ナナシス関係ない部】の活動として、今回の聖地巡礼をnoteにまとめさせていただこうと思います!

今回、撮った画像を眺めているだけで「こりゃ、長丁場になるぞぉ」とニチャニチャしておりました。頑張って書きますので、どうぞ読める範囲で結構です、少しでも京都の趣を体感していただければ幸いです!

では、どうぞ!


1 聖地巡礼に至るきっかけ


これいらんわ、って人は読み飛ばしてもらって大丈夫です!

最近はESや面接で話すことを考えるシーンが多く、こういうのはどうしても論理的に書きたくなっちゃうんですよね。これが就活病か……。

それはさておき。今回『響け!ユーフォニアム』(以下、『響け!』と表記)の聖地巡礼に行こうと思ったきっかけは、以下の2つです。

1、『響け!』のファンだから

単純な理由ですね。僕はアニメシリーズしか見ていないのですが、近いうちに原作も読破しようと考えているくらいには大好きです。アニメ3期もあるみたいなので、青春ドロリッチ吹奏楽アニメこと『響け!』をぜひ視聴しましょう。既に履修済みの方は、3期に向けて腹式呼吸の練習でも始めたらよろしいかと思います。

2、リフレッシュを必要としていたから

この頃の同大ナナ研は、生活リズムが崩壊して自律神経が死にました。身体に不調をきたし始めていたので「これはアカン」と思い、生活リズムを整える一環として、今回の聖地巡礼を企図した次第です。結果的にすごくいいリフレッシュになりましたし、たまの息抜きがどれほど重要かということを身をもって体感できました。皆様もお疲れのときこそ、思い切って遠出してみるのはいかがでしょうか。

さて、次からはいよいよ本編へ参りたいと思います。


2 京都駅編


実はアニメ二期で初登場となったJR京都駅。作中では半野外ステージで演奏みたいなことをやっていましたね。

どうでもいいですが、この赤いモニュメントは一体……?

画像1

画像2


このステージを正面から見て右手側に向かうと、主人公の久美子たちが待機していたスペースがありました。

わりと奥まった場所にあり、ちょうど従業員入口の動線だったので「誰だこいつ……?」的な視線が痛かったですね。

画像3

画像4


3 黄檗編


続いてはJR京都駅から奈良線に乗り、黄檗まで移動しました。だいたい20分くらいだったと思います。そんなに遠くなくてひと安心。


これは新茶屋踏切。なぜこのカットの場所に行こうと思ったのかは謎。

画像5

画像6


踏切から十分ほど歩いた場所にセブンがあります。午前十時過ぎ、この付近で足を止め、何の変哲もないコンビニにスマホを構える不審人物が目撃されました。

このコンビニ、作中で何度も登場するので行ってみたかったんですよね。ちなみにチューバくんが出てくるガチャガチャはありませんでした。

画像7

画像8


なかよし幼稚園前のカット。カメラを向ける方向を少しでも間違えた場合、完全に不審者となってしまう同大ナナ研。

画像9

画像10


こちらは羽戸山第3児童公園。なかよし幼稚園前からはけっこう離れていて、坂道をかるく十五分は歩かされました……。メタボ寸前の同大ナナ研には辛い。

画像11

画像12

画像13

画像14


先ほどの公園からさらに上っていくと、ようやく学校が見えてきました。

作中では北宇治とされているこちらの高校、正式には「京都府立莵道高等学校」といいます。

JR黄檗駅から徒歩で三十分ほど。高台にあるので、普通にキツイです。JKが楽器とスクールバッグを背負って往復できる道のりとは思えませんが……やはりそこは文化系のトップランカー、吹奏楽部員のなせる業か。

画像15

画像16


再び下りまして、こんどは京阪黄檗駅です。(JRではありません)

ホームが反対側だったので、これはもう遠くから駅名だけ撮るにとどめました。ときには妥協もダイジ。

画像17

画像18


画像19

画像20

突然ですが、同大ナナ研は電車通学に強い憧れがあります。

だいたいアニメとかって電車通学じゃないですか。で、主人公とヒロインが一緒に乗り込んで、ぼーっとしながら電車に揺られて十数分。最寄り駅のアナウンスが入り、どちらからともなく立ち上がる。狭い改札、押し合いへし合い人の群れ。着かず離れずの距離を保ちながら、二人はゆっくりと前へ進んでいく……。


クッソ羨ましいんじゃい!!!(豹変)


「いや、アニメじゃんw」と思ったあなた、大間違いです。

これはれっきとした事実なのです。僕はこの聖地巡礼の間、10組以上の高校生男女が一緒に改札へと向かうシーンを目撃しました。

「アニメじゃんw」はオタクをバカにするときも使えますが、実は「オタクがオタクなりの自尊心を保つ魔法の言葉」でもありました。つまり「アニメじゃんw」=「こんな青春は実在しないぞw」=「クソみたいな青春しか送れなかったけど、現実はそんなもんだからw(震え声)」という等式を成り立たせ、オタクはちっぽけなプライドをギリギリ保てた、というわけです。

しかし「アニメじゃんw」が通用しなくなった今、オタクに逃げ道はありません。同大ナナ研は心で泣くことしかできませんでしたとさ。

話が逸れすぎました。どんどんいきましょう。


4 宇治編


いよいよ本番ですね。『響け!』といえば、やはり主人公の久美子、そして幼なじみの秀一が住んでいる宇治市周辺のカットが多く登場します。


井川用水機場前です。目の前には宇治川、背後には平等院鳳凰堂というランクSSSスポット。こんなところの近所に住んでるとかヤバスギでしょ……。

向こう岸は橘島。もうひとつ向こうに、さらに大きな川の流れがあります。

画像21

画像22


これは朝霧橋ですね。橘島から宇治神社のほうへ橋渡しになっています。

画像36

画像24


朝霧橋の上からは、こちらのカットが確認できます。久美子や秀一、それに麗奈もここで座っていたみたいですね。

画像25

画像26


ちょうど日が落ちかけていたころに撮ったので、このカットはまあまあ再現できているんではないでしょうか。この時間帯、たぶん午後三時ごろだったと思いますが、宇治川の水面に映えるキラキラした陽の光がほんとうに綺麗でした。

画像27

画像28


すぐ背後には、宇治神社の鳥居が控えています。

画像29

画像30


宇治神社を参拝し終えて、境内から左手に抜けると「さわらびの道」があります。ここも趣があって良い感じですね。

画像31

画像32


「さわらびの道」を北上していくと、お待ちかね大吉山がお出迎えしてくれます。そこそこ厳しい山道を上り、汗だくになりながら展望台に到着。

この場所は『響け!』ファンにとっては一番の聖地といえるかもしれませんね。とても眺望がよく、素晴らしい場所でした。

画像33

画像34

画像35

画像36

ただ、地元の老■さんがベンチを占有し、延々と筋トレをしていたのには閉口しました。写してやろうかとも思いましたが、なにが嬉しくて老■を自分のスマホに残すんだ? と思い直し、結局ベンチからのアングルは撮れずじまいでした。ちょっと残念です。


5 最後に


というわけで、今回はたくさんの画像と一緒に、聖地巡礼記事をお送りさせていただきました。

本格的に聖地巡礼をやってみたのは初めてでしたが、思った以上に楽しめましたね。スタンプラリー感覚で「このカットどこだ?」っていうのを全力で探し出すの、めっちゃ面白いです。目に入るすべてが目新しい景色なので、歩いているだけでも退屈しません。

難点はひとつ、傍から見れば完全に不審者であること……ですかね。お金は節約しようと思えば電車賃だけで済むし、なかなかコスパいい余暇の過ごし方じゃないかなーと思いました。

あと思ったのは、『響け!』の作中では夕方や夜のカットが多かったんですね。より雰囲気の近い=解像度の高い巡礼をするためには、時間を調節することも重要なのかも! って気づきました。今後につながる発見ですね。

――ということで、ちょっと長くなりましたが。

最後に『響け!』屈指の名言を引用して、【ナナシス関係ない部】による聖地巡礼記事を締めくくりたいと思います。


「下手な先輩は、存在自体が罪ですよ」by久石奏



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?