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【メンバー紹介】転職を経て納得した仕事ができるように。後輩の成長を促すリーダーを目指して想うこととは?

メンバーにインタビュー!このシリーズでは、若手からシニアの様々なメンバーに、データサイエンティストになろうと思った経緯やD4cプレミアムとの出会い・印象に残っているプロジェクトなどについてお届けします!

今回お話を伺うのは、2019年にキャリア採用で入社された矢内さん。今期からグループリーダーに昇格し活躍されています。

※株式会社データフォーシーズ(以下D4c)は2022年1月に分社化し、矢内さんは現在株式会社D4cプレミアムに所属しております。以下の転職・入社時のエピソードは当時の社名=「D4c」で記述しています。

自己紹介

ーまずはじめに、自己紹介と入社前の経歴を簡単に教えてください。

入社5年目の矢内です。現在は自動車業界でBIツールTableauのダッシュボード構築などのプロジェクトに従事しています。今期から13名が在籍するグループのリーダーを担い、マネジメントも経験させてもらっています。

ー 学生時代はどんなことを学ばれていましたか?

大学では理学部に所属し、大学院で数学基礎論を専攻していました。数学基礎論とは、数学自体を展開するためにどういう道具立てが必要か、という問いに対して探求していく学問なんです。例えば、この定理を導くにはこういう仮定が必要だ、とか、この仮定とこの仮定は同じくらい強さがある、というような少しメタな領域の数学を専門としていました。週に1回セミナー形式で発表する場があり、テキストに沿って、喧々諤々教授と数学を議論するという学生生活を送っていたんですが、数学は奥が深くて、未だにまだまだ理解が浅いなと自分自身思っております。
ただ、あまり真面目な学生だったとは言えず、実はサークル活動に没頭してたんです。オーケストラサークルに所属していて、週4日チェロの練習に明け暮れる毎日でした。練習だけならよかったんですが仲間と音楽談義に花を咲かせながら飲み明かす、なんてこともよくありました。

ーかなりチェロに没頭されていたんですね。チェロにはどんな魅力があるのでしょう?

もともとは、小学校に合奏部があったんです。そこから両親の勧めもあり、小学校4年生からチェロを始めました。ちょうど胸のあたりに裏板を付けて弾く楽器なんです。そうすると、振動が直接体に伝わってくる、楽器の鳴り自体に魅力があるんです。
もう一つは、オーケストラで合わせるところが、楽器演奏の醍醐味を感じることができる点でしょうか。これはやったことがある人にしかわからない感覚かもしれませんが、音程、音色、タイミングといったような色々な要素が、指揮者の言葉によって目指す方向へベクトルが揃った時に出る音は、音に立体感が出て、まるで違う場所にいるような、そんな感覚になることもあるんですよ。それにハマってしまいましたね。大学3年目にパートリーダーにもなり、ますます没頭していきました。
今でも大学OBの合奏団に所属し、演奏を続けています。月に1回内々で合宿をしたり、身内だけ呼んで小さなコンサートを開くなど、日々の楽しみです。

ー音楽に魅了された学生生活、大変楽しそうですね。大学院卒業後、新卒での就職はどんなことを経験されましたか?

卒業後、全国展開をしている小売業の企業に就職しました。地方の店舗で品出し・発注・レジ打ち・接客などをメインに3年勤務したあと本社勤務となり、プロジェクトや競合調査などにかかわる経営企画や秘書業務を経験しました。
充実した社会人生活を送ってはいたんですが、店舗で勤務しているときから、徐々に売り上げ至上主義のやり方に疑問を抱くようになっていきました。毎月の売り上げ目標を必死で追うわけなんですが、その予算目標は「前年の実績に対して●●%上乗せする」という具合に結構単純に決められているんです。それにどのくらいの意味があるのか、10年後20年後本当に会社のためになっているんだろうか、と。そんなことを考えながら6年間勤務しました。

データサイエンティストを目指したきっかけ

ー今とは全く異なる業界のようですが、データサイエンスに興味を持ったのはどういうこところからなんでしょうか?

本社での業務の中で、帳票を作る作業があったんです。月曜日の朝6時に出勤して、1週間分の売り上げ実績をCSVで落とし、ひたすらエクセルに貼り付けたものを上司に見せる、というものでした。毎回だいたい2時間くらいかかるわけなんですが、やっていくうちに「この作業は自動化してもっと楽にできるんじゃないのか」と思い始めたんです。
そして、「意思決定までの工程をもっとスムーズに、しかもより価値のある判断材料が提供できるはず」という結論に達しました。だったら「自分がその価値を提供できるようになろう」、「データサイエンスを活用できる人間になろう」と思いました。自分の頭でちゃんと考えて、納得して仕事がしたかったんです。


( つづく )




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