解剖!Z世代のメディア・SNS利用傾向
こんにちは!D2C IDでアナリストをしている田口です。
主にSNS分析、ウェブサイト分析、および0次分析などの業務を担当しています。
先日、クライアント様から「Z世代がどんな時にSNSを使っているか調査してほしい」という依頼がありました。
その調査結果が個人的に興味深かったので、一部シェアさせてください。
そもそもZ世代ってどんな世代?
Z世代とは、2024年現在12歳から27歳の若い世代を指します。彼らはインターネットやスマートフォン、SNSが一般的に利用されるようになった時期に育ち、デジタルネイティブ世代とも呼ばれています。
私はミレニアル世代ですが、Z世代はデジタルコミュニケーションが上手だなと思うことが多いです。幼少期からインターネットやスマートフォン、SNSが身近にある環境で育ってきたので、きっと自然と活用できてしまうんですね。
そもそもZ世代ってどのくらいいるの?
2024年時点のZ世代の割合
世界で見ると30%ですが、日本のZ世代が占める割合は15%です。
少子化の影響で日本は世界の半分以下になっています。
なぜ今、Z世代マーケティングが注目されているの?
日本のZ世代はまだ少数派ですが、将来的には市場が拡大する見通しがあります。彼らはデジタルネイティブであり、オンラインやソーシャルメディアを積極的に利用しています。そのため、彼らのニーズを把握するにはオンラインアンケートやSNSの分析が有効です。彼らの好みや興味を理解した上でプロモーションを展開することで、企業の競争力を維持し、将来の成長につなげることができます。また、Z世代は革新的な手法やアプローチに対する興味が高いので、インフルエンサーの影響を受けやすいと言えます。
Z世代はどうやって情報を得ているの?
どの世代もいち早く情報を得たい時は、インターネットを利用することが多いようですね。
Z世代はインターネット利用の割合が約8割と高く、全年代平均より15ポイント以上高くなっています。インターネットとテレビが主流で、新聞や雑誌、書籍はほとんど利用されていません。
Z世代はどのメディアを信頼しているの?
Z世代はテレビや新聞の信頼度が高くなっています。新聞を読んでいるZ世代はかなり少なそうですが、信頼度は高いようですね。
一方、インターネットは全世代の中で10代が最も高くなっています。特定の分野や業界に精通した専門的なサイトやSNSアカウント、インフルエンサーなどが、Z世代にとって信頼できる情報源となっているのかもしれませんね。
情報感度が高いZ世代は主にどのソーシャルメディアを利用しているのか?
どの世代もLINEとYouTubeの利用率が高く、複数のソーシャルメディアを利用しています。特に10代は、50%以上の割合で5つ以上のソーシャルメディアが利用されています。10代はTikTokやInstagramを、20代はTwitterやInstagramを利用している割合が高いですね。
Z世代がSNS投稿をする理由って?
XもInstagramも「自分の好きな世界観や雰囲気を表現するため」「自分の思い出を記録するため」「自分の趣味や好きなことを知ってもらいたいため」が上位にランクインしています。好きなことや趣味、思い出を共有するために投稿しているんですね。
Z世代はどんな基準でアカウントをフォローするの?
Z世代は「その企業やブランドが好き」「その企業やブランドの最新情報を得たいと考えている」このような理由から、企業やブランドをフォローします。役に立つ情報よりも、好感を抱いてもらう施策がフォロワー獲得において重要なんですね。
Z世代に効果的なマーケティングとは?
Z世代がSNSを積極的に利用する理由は、友達とのつながりを保ち、最新のトレンドや情報を共有するためだということが分かりました。
<Z世代の関心を引くために効果的なアプローチ>
・人気インフルエンサーとのコラボレーション企画
・新しいテクノロジーを活用した施策
・ソーシャルメディアを絡めた施策
・ユーザー参加型の体験
・リアルイベントのオンラインストリーミング
これからのプロモーション施策には、Z世代向けのプロモーション視点を入れてみてはいかがでしょう?
是非、D2C IDにお手伝いさせてください!
D2C IDでは、SNSを活用した施策を多数実施しています。
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