
D2C IDのアナリストが公開されたInstagramの表示アルゴリズムをまとめてみた
こんにちは。D2C IDでアナリストをしております、高野です。
私は普段SNSのレポーティングを行っていますが、考察を書く際の参考になるので各プラットフォームのアルゴリズムに関する情報には、常にアンテナを張っています。
でも社内では私より早く情報収集できる強者がたくさんいて、いつも先を越されています・・・とほほ。もう少し早く探す方法はないか研究して、NO.1ピックアップを目指します!(笑)
ところで、2023年5月31日、Instagram最高責任者Adam Mosseri氏により、Instagramの表示アルゴリズムについてのブログが公開されましたね。
Adam Mosseri氏によるInstagram公式ブログ
今回のブログでは、Instagramの「掲載面別の表示アルゴリズム」について触れていますが、文字が多く困難な部分も多いので、私なりにわかりやすく図解してみました。
よろしければご一読ください。
フィード

はじめに、フィードです。
・フォロー中のアカウントの投稿
・フォローしていないアカウントのおすすめコンテンツ
・広告
以上の3種類が表示されると記載があります。
そのうち、「おすすめコンテンツに」関しては
・パーソナライズ
・ユーザーと投稿者の関係性
・投稿に関する評価
・投稿者に関する評価
以上の4つがシグナルとして重視されるそうです。
ストーリーズ

次にストーリーズです。
・フォロー中のアカウントの投稿
・広告
が表示されます。そのうち、「フォロー中のアカウント」に関しては
・パーソナライズ
・投稿者との関係の近さ
以上がシグナルとして重視されます。
発見

3つめ、発見です。
・フォローしていないアカウントのおすすめコンテンツ
・広告
が表示され、そのうち「おすすめコンテンツ」では
・投稿に関する評価
・パーソナライズ
・発見タブでのアクティビティ
・投稿者の関する情報
以上がシグナルとして重視されます。
ここでポイントがありまして、今迄はシグナルの優先順位については言及がありませんでしたが、「発見」での「投稿に関する評価」シグナルの重要度は「フィード」や「ストーリーズ」よりはるかに高いと断言されています。
つまり発見に載るためには、その投稿のいいね、コメント、シェア、保存がどれだけ多くて早いかが重要ということですね。
リール

最後に、リールです。
・フォローしていないアカウントのおすすめコンテンツ
・広告
リールは主に上記が表示され、そのうち「おすすめコンテンツ」では
・パーソナライズ
・投稿者とのやり取りの履歴
・投稿に関する情報
・投稿者に関する情報
がシグナルとして重視されます。
まとめ
以上のことをまとめると、企業のSNS運用者は次のことを意識してコンテンツを企画するとよい、ということになります。
初速のエンゲージメント数を伸ばすことを意識した投稿を心がける
ユーザーとのコミュニケーションを積極的に行う
フォロワー数は多い方がアルゴリズム的にもよい
Twitterも含めSNSのアルゴリズムに関してはときどき公式より更新・公開がありますが、このように要約すると社内でも喜ばれます。是非参考にしてください。
D2C IDでは、CX向上のためにSNSのアルゴリズムに関していち早くキャッチアップしSNSコンテンツの企画・運用に活かしております。ご興味がある方は是非、問い合わせページよりご相談ください。
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