メンバーインタビューvol.8 ちいさな積み重ねの３年半、いつの間にか身につけていたこと。
こんにちは！
D2C宮崎・沖縄・新潟オフィスです。
先日もお知らせしましたとおり、新潟オフィスでは新たな職種での募集を開始しております。
今回は、募集スタートしたばかりの『Web広告に関する事務業務』を担当している部門のメンバーにインタビューをしてみました。
実際のメンバーの声や表情に触れて、一緒にはたらくイメージを膨らませていただけるとうれしいです！
オペレーション推進部 有川さん（宮崎オフィス所属）
ー自己紹介をお願いします。
有川さん（以下敬称略）
私は広告代理店への請求や受発注など、広告・メディアに関する事務業務を主に担当しています。入社は2020年7月なので、D2C歴は3年半ほどで、今年の1月からチーフに昇格しました。
生まれも育ちも関東です。
ーⅠターンで宮崎に来られる方は珍しい気がしますね。
有川 私の場合は、『ほぼ』Ⅰターンですかね。
母が宮崎県日向市の出身で、子供の頃は長期休暇の際に家族で宮崎に帰ってきていましたし、まったくゆかりがないわけではありません。
Ⅰターンのきっかけは、私自身が東京が合わないと感じ始めていたのと、コロナ禍の影響が大きな要因です。あとは私が宮崎に住む決断をする少し前に両親が宮崎へ引っ越していたのもありますね。
実際に住んでみると宮崎は車社会で「終電の概念がない」とか「独自のスナック文化」「チェーンの飲食店の少なさ」にギャップを感じることもありました（笑）
でもその分満員電車でぎゅうぎゅうになることもないし、個人店舗のおいしいごはん屋さんがいっぱいあるし、空気もきれいで自然もたくさん。
改めて移住して良かったなと思う日々です。
ーD2C入社以前は、どのようなお仕事を経験してきたのでしょうか？
有川 前職は、ジュエリーショップのオンライン店舗担当で、受注管理やお客様対応、ECサイトの商品画像やSNS用の写真撮影などを担当していました。
その前はコールセンター、動画や広告の素材などWebコンテンツの制作、営業的な業務を行っていたこともありました。
ー近しい業界での経験もあるので、D2Cの仕事の入り方もスムーズ…でしたかね？
有川 ふふふ、もちろんそんなことはなく（笑）
広告業界に無縁というわけではなかったですが、業界全体の動きや社内の業務を網羅的に把握できていたわけではないので、D2Cに入社して新たに知ることや勉強することがたくさんありましたね。
過去の経験からD2Cで活かせたことは、コミュニケーションスキルかなと思っています。対面での丁寧な応対だけでなく、チャットやメールなどテキストでのやり取りも多かったので、テキストだけで伝わりやすい文章にするためにどうしたらいいか、その場面に合わせた使い分けなどは意識していました。
D2Cグループ内にある様々な事務オペレーションを巻き取って集約し、業務生産性を上げていくのが私の所属部署の役割なので、関係者とのチャットのやり取りも多く、ここは過去に苦労しておいて本当によかったです。
私がD2Cに入社した当初は、所属組織の人材や教育体制もまだまだ整理・改善している初期段階だったので、自分で調べて考えてわからないことは、東京本社の担当者に自ら聞いて回って…ということが本当に多くて。
確認先との関係性が出来上がっていない中で、そこに自分から飛び込んで業務整理するのは大変でしたが、そのおかげで上長やメンバーとも協力しながら少しずつフローやマニュアルも整えられ、今は一定レベルで形にできていると思います。
ーでは、D2Cに入った後で「成長できたな」と思う部分はありますか？
有川 成長できているのかな…。私も知りたいです（笑）
身も蓋もないのですが、とにかくがむしゃらに、たくさんの場数をこなしてきたなという実感はありますね。
整っていないルールやフローを、オンライン会議やチャット等で担当者と連携しつつ試行錯誤しながら形を整えていくのはやっぱり大変で。
たくさんの関係者とやり取りをしながらスピーディに判断し「どれだけあるんだ」と思うイレギュラーパターンに都度対応して、気づいたらあっという間に3年半経っていました。
さっきは「コミュニケーション力が活かせた」なんて偉そうに言いましたが、実は元々すごく人見知りなんです。
大人数の会議でみんなの前で話すことも本当は苦手で、何なら絶対に出たくないと思っていたのですが。でもD2Cに来てからは人前に出て話す機会も多くて、その機会が練習の場になっていって。
なので、ふと気が付いたら自然と慣れていたんです。
最初は震えながらでしたし、今でも不安はありますけど、苦手なりに少しずつ良くしていきたいという気持ちは強くあったので。
あえて成長と言うなら、「ちっちゃい反省や振り返りを毎回積み重ねていたら、自分でも気づかないうちに人前に出て話したり説明する筋肉がついていた」みたいな感じでしょうか。
ー3年半、地道に筋トレを続けていたわけですね。
これから新たに鍛えていきたい部分はありますか？
有川 VBAやマクロなど、業務効率化のための技術をもっと身に着けていきたいです。
今、簡単なところから少しずつ勉強していますが、自主学習や業務の中で身に着ける知識だけでは足りない部分も多いです。
社内での勉強会や研修サポートも利用しつつ、業務改善やフロー設計ができたり、自分のチームのメンバーにも私が身に付けたノウハウをより高いレベルで教えるスキルを取得したいです。
オペレーションセンター（宮崎・沖縄・新潟）全体で業務の自動化・効率化に取り組んではいるものの、その主体がまだまだエンジニアなど一部のメンバーに偏っている部分もあるのが現状です。
引き続き東京本社やD2Cグループ内からの業務移管（集約）も予定されていますし、既存の業務もさらに品質と効率を高めていく必要があると思っているので、限られたリソースでも安定して運用できるように、スキル向上に力を入れていきたいです。
D2Cに入社してから、仕事の質の向上を今まで以上に求められていると感じるし、自分自身でも考えることが多くなりました。
一つ目標を達成したら、また次の壁が出現して「もっと」「より良く」がずーっと続いていく感じというか。
正直大変な面もありますが、自分のスキルを上げることで自分自身も、そして周りのメンバーも楽にすることができると思うので。
たくさん場数を踏むことができて、新しいやり方を試し続けられるこの環境で、今は頑張っていきたいなと思っています。
ーありがとうございました。
業務でもプライベートでも、物事の裏にある仕組みや理由を考え（妄想し）がちだという有川さん。
どんな意図があるのだろう？と考えることが、有川さんの行う業務改善や、相手に寄り添う姿勢の根っこにあるのかもしれません。
グルメ番長としての今後の活躍にも、乞うご期待…！？
