稼げる英語、稼げない英語
見出し画像

稼げる英語、稼げない英語

ぼくは英語圏に留学もしたし、英語の勉強にはかなりの時間を費やしてきて、そこそこの英語力がある。

でも、費やした時間と労力に見合うだけの経済的メリットがあったかというと、かなり微妙なのだ。

それは周囲を見渡しても同じ。
英語をあまり学んでいない人と比べて、収入が多かったり、将来性のある職業についているかというと、全くそんなことはない。

英語を学んだ人は英語を使いたがる

ぼく自身留学をしていたので、留学経験があって英語が得意な知り合いがそれなりにいる。彼ら彼女らの中には「自分の英語力を生かそう」と業務で英語を使う仕事を選んだ者も少なくない。

ぼくも留学前はそのつもりだった。せっかく英語を勉強するんだし、英語力を自分の強みにしていくべきだろう、と。

でも留学を経て考えが変わった。留学先でたくさんみてきたからだ。
今のぼくよりずっと流暢に英語を話し、人間的にも魅力的な日本人が、海外の飲食店等で大学生のアルバイトのような給料で働く姿を。

英語を使える仕事は人気がある。やりたがる人が多い。
そしてやりたがる人が多いというのは、競争を激化させ、給料を押し下げる要因の1つだ。

英語が必要な仕事は、学生時代のイメージよりずっと少なかった

今でも交流のある、学生時代の友人の仕事を考えてみる。
損保、食品商社、信金、役所、消防士、ITメガベンチャー、不動産、ガス、運送業、ソフトウェアエンジニア。

仕事で英語を使うという話を聞くのは、ソフトウェアエンジニアの友人1人だけ。そしてぼくもエンジニアなのでよくわかるけど、エンジニアに必要な英語力はリーディングだけ、しかも使われる単語や表現はある程度限定されている。

もちろん外資系企業や総合商社など、実務で英語が必要だったり、TOEICのスコアが昇進の条件となっている会社もある。
ただそういう会社は、学生時代にぼくがイメージしていたよりずっと少なかった。

英語はスキルのある人間をさらに強くする

一方で、英語力によって収入を増やしている人がいるのもまた事実だ。

例えば、日本の一流企業で働いていた優秀なエンジニアが、GAFAに転職して年収が倍になったという話は珍しくない。

M&A業務を行なっている年収1500万の弁護士が、海外ディールの交渉まで英語でまとめれられると年収3000-4000万になる、という話も聞いたことがある。

片付けコンサルタントのこんまりさんは、自身のノウハウをアメリカに持ち込み大成功を収めた。

このように、稼げるスキルに英語を掛け合わせると収入が大きく増えることがある。

学生がイメージするカッコいい大人は、大抵稼げるスキルを持っている。
稼げるスキルを持っている人はすでに英語ができるか、「英語ができればもっと稼げるのに」と考えているかのどちらかであることが多い。

だから「英語ができれば稼げる」と考えてしまう。

そして「英語には10を100にする力はあるが、1を10に変える力はない」と気がつくのは、(ぼくがそうだったように)大抵は英語の学習に多大な時間を費やしたあとだ。

小さなメリットがたくさんあって、合計すると大きな魅力になる

英語を学習したことに後悔はない。

大体の国で最低限のコミュニケーションが取れる、洋楽を口ずさめる、この英語の言い回し面白いな、と感じることがある、外国人の恋人ができることがある、なんとなくイケてる感がある、、、

英語には金銭面以外にいろんなメリットがある。どれも1つ1つは小さなことだけど、合計すると大きな魅力になる。

だけど、学習前の想像とはかなり違った。
英語は人生を豊かにするけれど、低スキルの人間の財布は豊かにしない。

もしあなたが、キャリアアップのために英語を学ぼうと考えているのなら、英語力によって具体的に何ができるようになり、どういうロジックで収入が上がるのか、今一度考え直してみてほしい。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ダン

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ありがとうございます!
個人開発するフリーランスエンジニア。【MC BATTLE CHANNEL】と 【Qiigle】を運営。Twitterものぞいてくれると嬉しいです。