見出し画像

【次の道しるべ】

最近よく考える。
"自分って何者になりたいんだろう"

上手く言語化できないことがもどかしいけど、この感覚がずっとある。

学生時代に「理想の自分像」なんて色々と考えさせられて、ありったけの情報の中から自分が選んだものを正解と信じこんで過ごしてきた。

当時の自分が嘘つきだなんて、これっぽっちも思わない。

ただ、だからと言って今の自分に満足しているとも言いきることはできない。

努力=量×質×方向性

この式を社会人になってから教わったが、最後の1ピースがどうしても足りない。

まだ社会人2年目だよ、って。
焦らずいこう、って。

その言葉はときに励みとなるが、
ときに焦りを駆り立てる。

3月は、海外に行った。
去年はヨーロッパへ卒業旅行をしたが、今年は東南アジアのベトナムへ。

いま自分が何不自由なく生きていることだけで幸せだと、そういったことに気づく旅だった。

仕事がキツいとか、今の環境が合わないとか、つべこべ言って目を背けてしまった期間は、確かにあった。
それは自分自身が一番分かっている。

人間、楽して生きたいものだし、過去に後悔をしても仕方ない。

それでも、まだ先の未来に対して自分がどう向き合えるのか。

あの国の子どもたちは、今日を生きるのに必死だった。

明日のために少しでも頑張るために、今この時間を浪費していた。

自分には未来がある。
その希望を持ちながら、毎日を生きることができる。

働くことができる。

美味しいご飯を食べられる。

好きな人と、好きな時間を分かち合うことができる。

何をもって、世界が平等か。
何を定義に人々は公平か。

きっと、そんなもの議論にならないし存在しないと、今の自分はそう感じる。

ある人から見たら自分は恵まれているかもしれない。

ある人からすれば、自分は可哀想で貧しい人生かもしれない。

結局は自分自身でしか、自分の生き様は語れないのだと、彼らの目はそう語っていた気がした。

自分の道を自分で正解にできるよう、その責任を自分で背負える大人になれるよう。

社会人としての2年目は、自分の人生に責任と方向性を持てるように。

図太く生きる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?